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【U-20】キルギス 0−3 日本
U-20アジア杯/GL(2)
(23/03/06:JAR(ウズベキスタン))
DAZN



日本スタメン

北野______熊田______甲田
_____佐野____松木_____
________保田________
高橋____田中__菊地____屋敷
________木村________



整備されたキルギスの5−3−2に攻めあぐねる時間が長くなるも
粘り強く好機を探った日本が終盤に先制。
失点により疲労感が一気に表面化したキルギスを相手に2点を追加して
しっかりと勝ち点3を獲得した。



日本。
・右サイドでは松木が相手5−3−2の「3」の脇を上手く使う、
 左では佐野が保田の脇に降りて前進の補助とズレの創出を狙う。
 熊田はタイミングを見て降りる。
 北野は佐野と高橋を見ながら中に入る。
 …攻めあぐねてはいたけれども時間帯により様々工夫を凝らしており、
 そのトライのさなかでの変なロストも少なく、
 全体の技術や戦術理解の高さを示した試合だったと思う。
・高橋は、せっかく左利きの左SBなのに、
 何で全部自分の身体の中心、それも足元側にボールを止めてしまうのか。
 プレーが内に内に向かっていくのはここに原因があると思う。
 左足の斜め前に止めれば左利きの左SBの有利な部分を使いやすくなるのに…。
・甲田は、中国戦よりは良くなったとは思うけど、
 それでも、松木、屋敷が共有した絵を共有しきれていなかった。
・ボランチに移ってからの松木はより貫禄があった。
・中国戦の段階でわかっていたけど、屋敷は賢い。
・中国戦の段階でわかっていたけど、田中はあのスペックで縦パスも刺せるのは優良物件過ぎる。






キルギス。
5−3−2で日本を迎撃し、
奪ったら(特にサイドの選手が)大胆に飛び出していく推進力アリ。
どの選手も身体が強かったし、
DFラインの5と「3−2」のそれぞれが良い連携を保っていた。
「2」は「1−1」になって日本のアンカー(保田)を消しながらも日本の2CBを牽制。
「3」も絶妙な距離感で日本のボール回しに対して連動。
「5」は極力ラインを高く保ちながら、
SBが日本のWGをしっかり監視すると共に
ボールサイドのCBが加勢してくる日本の選手を見逃さない構え。

掛け値なしに、良い守備をしていた。
引き分けで終わっていても不思議でない試合に持ち込めていたと思う。

相手を格上と認めたこのサッカーではなく
フラットな状態で試合に入った時にどういう攻撃を持っているのかは
完全にはわからないけど、
クロスから競りながらも中央ヘッドでどーん!みたいに
フィジカルで中国を押し切れそうな感じはする。




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