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【U-20】イラク 2−2 日本
(PK 5−3)

U-20アジア杯/SF
(23/03/15:JAR(ウズベキスタン))
DAZN



日本スタメン

______坂本__横山______
保田______________佐野
______安部__山根______
松田____高井__菊地____屋敷
________春名________



イラクが先行して日本が追い縋った120分+PK。
日本は終始、これまでのような躍動感が無かったように思う。
イラクがいいチームだったのは間違いないが…。
今大会は3位決定戦は行われないということなので、
日本はこの試合が最後ということになった。



日本。
・優勝を目標に掲げてはいたものの連戦の疲労は当然あるわけで、
 スタメンの入れ替えは妥当だったと思う。
・イラクが4−4−2で構えてアンカー化する山根を消していたのに対し、
 前半の段階で保田、安部、佐野がもう少しアイデアを出しても良かったかな。
・松田は、深くえぐる形が出せていた時間を含めて、
 今日はイマイチ味方とパスの呼吸が合ってなかったように思う。
・ビハインドということでここまでの試合で長い時間出ていた選手を
 後半アタマから順次投入して行ったわけだけど、
 カウンタープレスの強度とか、パススピードといったものが
 思ったほど上がって来なかった。
 中2日ペースの5試合目ともなると、こうなるか…。
・個人的には、後半アタマで屋敷アウトの田中(高井を右SBへ)を考えていた。
 最後尾からパススピードを上げてくことと楔の精度頻度が必要かな、と。
・スローイン時の守備が緩むのは大会を通じて改善されなかったので、
 ここは本大会の際には改善されていて欲しい。
・色々書いたけど、やっぱり試合を通じて負ける気はしなかった。
 実際に二度追いついて見せたのも彼らの強さだと思う。






イラク。
スタメンでは基本4−2−3−1で守備時は4−4−2。
2列目の3人がいずれもボールスキルが高く、
アタッキングサード付近で彼らが起点になれていたのは厄介だった。
(特に16は独力で打開しようとする姿勢とそれを可能にする技術も備えていた)
また、両サイドでSH、SBにもう一枚が加わってのコンビネーションもスムーズ。

CKの守備だけ怪しい感じがあったけど、
4−4−2化した守備で山根を消して日本にリズムを生ませないようにしつつ、
ボールスキルに秀でた選手の多い日本のボール回しに対して
変に飛び込まずに時間をかけて対応していたことなんかを見ても、
準決勝に残ってくるだけのチームだったと思う。




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