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鳥取 ２－２ 讃岐
Ｊ３／第４節
（23/03/26：Axia）
DAZN
鳥取スタメン
＿＿＿＿＿＿重松＿＿大久保＿＿＿＿＿
牛之濱＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿東條
＿＿＿＿＿普光院＿＿世瀬＿＿＿＿＿＿
文＿＿＿＿＿鈴木＿＿増谷＿＿＿＿田中
＿＿＿＿＿＿＿＿井岡＿＿＿＿＿＿＿＿
讃岐スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿赤星＿＿＿＿＿＿＿＿
森＿＿＿＿＿＿＿後藤＿＿＿＿＿＿川﨑
＿＿＿＿＿長谷川＿＿江口＿＿＿＿＿＿
臼井＿＿＿＿奥田＿＿小松＿＿＿＿金井
＿＿＿＿＿＿＿＿高橋拓＿＿＿＿＿＿＿
前半からペースは鳥取。
後半はほぼほぼ攻撃練習の様相で２点を先制するも、
最終盤にCKからの２発を許して痛恨のドローとなってしまった。
讃岐は、取り敢えず負けなくて良かったという試合。
鳥取。
前にしっかりと人数をかけて多くのパスコースを確保し、
普光院、世瀬の２DHが見事なタクトを振るう。
SHには内側に絞る、降りてきてDHの保持を助ける、サイド奥orポケットを狙う動きがあり、
連動してSBが高い位置を取り、特に文はアタッキングサードから危険な左足クロスを供給。
重松はライン間で受けてのワンタッチパスでアクセントをつけていく。
一旦やり直そうというパスを出した後、
その受け手の選手（主に２DH）に縦パスの選択肢をサイドと中央の２つ、
確実に用意出来ているのが素晴らしかった。
４－２－３－１で試合を始めた讃岐が中央を閉めるために
早々に３－４－２－１（守備時５－２－３）へ変更したのにもすぐさま対応し、
バイタルに気持ちよく縦パスを差し込む攻撃から
讃岐DH脇且つWB手前のスペースからのアーリークロス中心にシフト。
前半のうちに３得点していてもおかしくない攻撃力を見せ、
讃岐が４バックでの対応を貫こうとした後半は一方的に攻め立てての２得点。
前節までの３試合で８得点の攻撃力はフロックではないことを、
まざまざと見せつけた。
田村と澤上がベンチスタートって強烈！
同時に、前に人数をかけるためにひっくり返されると
後方の選手の個の能力に頼らざるを得ないわけで、
前半に何度かあった讃岐のカウンターは、
もっと前線の個が強烈なチーム相手だったらしのげるかどうか。
実況の紹介によると「切り替えを速くすることで対応したい」と
監督は志向しているようだが…。
そして、この試合が同点で終わってしまったのは痛恨だね…。
讃岐。
良かった点は３つ。
１）
前節終了時点で１試合のCK獲得数6.7というリーグ３位の数字を持っていて、
且つ、江口という最高レベルのキッカーを抱えているチームが
ようやくCKからのゴールを得られたこと。
立て続けに２発炸裂したし、これから武器にしていきたい。
２）
新たにベンチ入りしたMF、FWの選手はすぐに起用すること、
ファイヤーフォーメーションとパワープレーも辞さないことが
判明したこと。
３）
完敗の試合を引き分けに持ち込んで勝ち点１を獲得したこと。
あとは、守備面で反省点ばかりという感じだった。
試合開始から３－４－２－１に切り替えるまでのバイタルのスカスカ具合。
３－４－２－１にしてからのクロッサーへの圧力不足。
（あまり寄せるとボールホルダーを追い越していく鳥取の選手に置いていかれる懸念は理解るすが）
相手のクロスを跳ね返したあとのボールの拾えなさ。
セカンドボールの拾えなさにも通じる部分があるんだけど、
DFラインとMFのラインが広げられてしまうか
MFがDFラインに吸収されてしまうか
殆どの時間でこのどちらかになってしまい適切なコンパクトさを保てなかったこと。
鳥取の攻撃が素晴らしかったことは認めた上で、
もう少し抗えないといけないと思う。
あと、これは米山監督に意図を聞いてみたいんだけど、
後半の入りで４バックに戻して、
それでもやっぱりやられていたのになかなか再び３バックに変えなかったのは何故なのか。
「ベースは４バックなので今やられているとしても長いシーズンを考えてその練度を上げる。
鳥取の強烈な攻撃はそのためにいい練習になる」
とか
「臼井ないし金井を含む３バックでは難しいことが前半でわかったので
３バックにするなら奈良坂投入の必要がある。
その時間帯はなるべく後ろまで引っ張りたい」
辺りが理由なのかと推察するが…。
これがPikaraスタジアムでの試合だったら、
先制点を許したあとに取り敢えず３バックにしていたような気もする。
攻撃に関しては、
前半は（鳥取左SB文が高い位置を取る関係もあって）特に右サイドで、
森が運んでのカウンターやポケット狙いのパスワークがいい感じに出せてた時間帯が
短いながらもあった。
この精度と頻度を上げていきたい。
そのためには、
ボックス内でどうにか跳ね返す守備ばかりになる現状から
その手前で奪う、奪ったら確実に繋いで一旦自分たちでボールを握るといった作業が
必要になってくるよね。
今のところ、
ビハインドゆえにボールを持たせてもらえた北九州戦以外は
圧倒的に守る時間が長い試合ばかりなので、
攻撃に関する評価はなかなかしづらいところなんだけど、
少なくともミドルサードの出口まで持っていくにあたって、
もっと丁寧に行わないといけないなと思う。
奥田。
前半のＧ線上のクリアも込みで実質ハットトリック。
すべて讃岐サポの目の前。
これは株が爆上がりですね＾＾
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