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アル・ヒラル 1−1 浦和
ACL/F(1st Leg)
(23/04/29:キングファハド)
DAZN



浦和スタメン

________興梠________
関根______小泉_____大久保
______岩尾__伊藤______
明本_ショルツ_ホイブラーテン_酒井
________西川_______



個の能力で迫るアル・ヒラルと、しっかり受けて速い攻めを見せる浦和。
足を攣らせる選手を複数出しながらも走り抜いた浦和が、
アウェイゴールを含めた大きな引き分けで埼玉へと帰還する。



浦和。
小泉を前に出した4−4−2セットでアル・ヒラルの攻撃をしっかり受け止め、
ポストにウラに受け手となる興梠を使いながらの攻撃。
追いついてからしばらくの時間帯はボールを握ることも出来ていて、
逆転勝利の匂いも十分に漂わせていた。

最後尾と中盤の出し入れを行う7と28を絶え間なくケアした小泉、
快速右SBの66を追って自陣深くでの守備にも走った関根、
3列目から何度も飛び出して攻撃に可能性を加え続けた伊藤は
特によく走ったと思う。

1−1で戻るホームではもう少しボールを握れる展開になると思うので、
大久保、小泉も含めて彼らのオン・ザ・ボールの技術が発揮され、
より彼ららしい貢献で浦和が勝利してくれることを願う。






アル・ヒラル。
オーソドックスな4−4−2と、
キレッキレのドリブラーである右SH96を前に出しての4−3−3を
試合の中で併用しながら、
「まったりボールキープから突然の個」で打開してくるチームだった。

ミドルサードでの保持に大きく貢献するDHの28と7は
どちらかが2CB間に落ちての「3+1」でビルドアップの舵を取り、
特に7は正確な左足からミドルパスを振り分ける能力も持っていた。

屈強な17は右HSにポジショニングして
ホイブラーテンと明本(荻原)の間を強襲して来たし、
右SH96は前述のようにキレッキレのドリブラー。
浦和のところでも書いた快速右SB66とのコンビネーションはさほどでもなかったけど、
それぞれが相手の左サイドに脅威を与える存在であった。

ただ、全体で連動して相手を呑み込んでいくような「チーム」としての怖さは
特に感じなかったし、
同点に追いつかれたあとに明らかな気落ちを感じさせる辺りからも
「確かに強いけど全然勝てない相手じゃないわ」との思いを抱いた。

退場者も出してしまったし、
2nd Legでどういう戦い方を仕掛けてくるかはわからないけど、
ホーム以上の強度というのはなかなか考えづらいよね。




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