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札幌 5−1 F東京
J1/第12節
(23/05/06:札幌)
DAZN
札幌スタメン
________小柏________
____駒井______浅野____
菅_____荒野__宮澤____金子
____福森__岡村__田中駿___
________菅野________
F東京スタメン
_______ペロッチ_______
アダイウトン__安部______渡邊
______松木__小泉______
佳史扶_エンリケ__森重____安斎
______スウォビィク______
出足の鋭さで札幌がF東京を呑み込んで快勝。
F東京は、中二日で福岡から移動してきてのアウェイ二連戦とはいえ、
ショッキングな試合をしてしまった。
札幌。
いつものようにオールコートプレスを行い、
彼ら自身の強度が特別高かったわけではないが
相手側のそれとの差でがっつりとハマり、
GWの締めくくりとして観戦を選んでくれた人たちに対し
5ゴールをプレゼントした。
F東京がそうしていたからだと思うけど、
主に右サイド(F東京のエンリケ側)のところで特によく奪取に成功し、
奪った瞬間の浅野、小柏の攻撃への切り替えの速さと質は
見事なものがあったと思う。
右サイドは田中駿、金子を含めての遅攻からの連携も非常にスムーズで、
観ていて気持ちが良かった。
先のカタールW杯において、
日本代表のベースがもし3バックだったら、
田中駿は山根視来の代わりに呼ばれていたのではと思う。
F東京。
過密日程+長距離移動の影響はあったにせよ、
チーム全体に動きの重さや気力の補充されてなさを感じた。
選手たちが戦っていないとは言わないが、
戦う気持ちを常に迸らせていたのは、
スタメンではスウォビィクと松木のみ。
あとはボールが来た時のアダイウトンと安斎、
ボールが中盤に入った時に潤滑油になろうとしていた渡邊くらいか。
アルベル監督を招聘して
ボールを大事にするスタイルに転換するチームへと
変身を遂げようとしているハズなのに、
札幌のハイプレスの前にほぼほぼ無抵抗だったのも残念。
松木と小泉の2DHは困っているエンリケを手助けする術を持たず、
渡邊がハブになろうと試みてはいるものの
ミドルサードでもスムーズなボールの動きは見られず。
「連携」という言葉をどこかに置き忘れて来たかのような前半は、
アダイウトンの個以外に見所ナシ。
後半はオリヴェイラと仲川の登場で多少はマシになったけれど、
では後半のチームでスタートしていたらいい試合が出来たかと問われれば
首を縦に振ることは難しい。
スコア以上にダメージのある敗戦だったように思う。
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