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【U-17】日本 1−1 ウズベキスタン
U-17アジアカップ/GL(1)
(23/06/17:ラジャマンガラ(タイ))
DAZN
日本スタメン
_____名和田__道脇______
吉永______________佐藤
______山本__矢田______
小杉____土屋__永野____松本
________後藤________
早々の先制点もあって日本が相手にボールを持たせつついい試合運びをしていたが、
後半立ち上がりの流れで2点目を奪えなかったことが響いたか。
後半半ばからの「消耗戦」で一発を浴びてのドロー決着となった。
GL最大の難敵とされる相手に引き分けは悪い結果ではないが、
勝てた試合であったことは間違いない。
日本。
・ビルドアップ時は右肩上がりの「3+2」。
・やはり基本的に皆足元の技術は十分。
・ウズベキスタンのビルドアップに対しては2トップによるアンカー消しを徹底。
これはかなり上手くやれてたと思う。
・吉永の左足クロスは、ボール自体の質は良かったが中と意図が合わないことが多かった。
・山本はG大阪の山本理仁の弟で185cmのボランチ。
ターンが上手く、遠くもよく見えていた。
・時折引いて受ける名和田とザ・ストライカーという感じの道脇の2トップは
強さも収まりも十分。
・道脇は熊本で既にプロ契約していてJ2にも出ているとのこと。
凄い。
・腕章を巻いていた湘南U-18の小杉は、湘南のスタッフをして「ガッツがある」らしい。
相当でしょ、それ。
・佐藤はF東京U-18ではトップ下らしい。
なるほど基礎技術が高く、中に入ってきてのプレーもスムーズだった。
そして、ネガトラの速さ強さと最後まで走り切る体力が凄い。
古い話だけど、この年代でこのタイプということで
新潟やらヘルシンキでプレーした田中亜人夢を思い出した。
・途中交代で2トップを形成した高岡、杉浦はドリブラータイプのようだったので、
間伸びした時間帯で上手く彼らをスペースに走らせられれば良かったんだけど、
クリアで精一杯だったり彼ら自身のポジショニングだったりで
上手く行かなかった。
もっと彼らから好機に繋がる形を作れていれば…。
・矢田と山本の2DHは、
同時に前に奪いに出てしまったり、
2人ともバイタルを埋めていながらパスや突破を許すことが数度あったりと、
DFライン前のフィルターとしては物足りなさを感じた。
・その前提があった上で、
後半になって相手がCFへのロングボールを増やしてきたことや
間延びする試合展開だったことを鑑みれば、
守れるボランチを1枚入れるのはアリだったと思う。
(ベンチとしては保持して休む時間を作りたくて矢田・山本を維持だったのかも知れないが)
(あるいはベンチにそういうタイプの選手がいないのか)
・道脇、名和田、佐藤、小杉、永野、松本は「戦える」選手っぽい。
ウズベキスタン。
4−1−4−1のフォーメーションから、
縦横無尽にボールに絡むIH、特に7の左足を活かしながらウラを突いてくる攻撃。
サイドの連携自体はさほどでもなく、
あくまでウラを突いてくるという感じだった。
日本が滅茶苦茶警戒していたので、アンカー5も配球能力が高いのだと思う。
日本が守りたいように守れていたこともあって、
間延びしきった時間帯になるまでは怖さを全然感じなかったんだけど、
前半の(日本に誘導されての)外外前進から
後半になって1トップへのロングボールを増やしたのは、
日本も消耗させて間延びさせての一発を意図してのものだったのかも知れない。
(ウズベキスタンの選手の方が圧倒的にたくさん足を釣っていたので、
仮にその狙いがあったとしても裏目の結果になる確率が高くなりそうではあったが)
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