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【U-17】ベトナム 0−4 日本
U-17アジアカップ/GL(2)
(23/06/20:ラジャマンガラ(タイ))
DAZN
日本スタメン
________道脇________
杉浦______望月______佐藤
______山本__中島______
小杉____土屋__本多____柴田
________後藤________
開始2分に電光石火の先制劇を果たした日本だったが、
その後は重たい雰囲気を纏うことに。
終わってみれば4−0というスコアとなったが、
2点目までにもう少し時間がかかってしまっていたら、
ウズベキスタン戦のような展開がチラついただろう。
日本。
・この試合でもビルドアップ時は右肩上がりの「3+2」。
・相手のビルドアップに対しては4−4−2セット。
「2」とボールサイドSHが圧力をかけに行くことになっていたが、
ベトナムの能力に加えて後方との連動が出来ておらず、
空転して体力を消耗してを繰り返したいた。
・その一方で、ベトナムが前進に変化をつけようと後方から楔を試みた際には、
DFライン(特に小杉と本多)が鋭く反応し、インターセプトする場面も。
・地上戦でも空中戦でも存在感があった本多、
右サイドを駆け上がった柴田、
道脇を追い越してクロスに飛び込んだりスルーパスを引き出したりしていた望月には、
前節出番が無かった選手らしいフレッシュさとギラギラさを感じた。
・試合展開が重たくなる中で、
森山監督はよく交代を我慢したなと思う。
ウズベキスタン戦からスタメンを入れ替えた人数の比率が(5人が入れ替わり)、
この我慢をさせたのかな…。
・結果、スコア的に余裕のある中での2〜5枚目の交代が可能となり、
2試合目にしてすべてのFPを出場させることに成功した。
決勝までをマネジメントする上で、これは大きな意味があったと思う。
・中島洋太朗は広島や千葉でプレーした中島浩司の次男とのこと。
ベトナム。
試合開始から10分〜15分くらいは
「五輪世代なんかと比べると日本との差はちょっと大きいかな?」と感じたが、
日本の重たさを鑑みても、
徐々にその感想を覆す戦いぶりだった。
足元の技術があって、基本的には繋ぐことを志向。
非常にベトナムらしいチームだなという印象で、
プレスを掻い潜るためのボールの動かし方は練られていたし、
不意の縦パスに対するFWのフリックと付近の選手の連動した抜け出しなども。
4−1−4−1と5−1−3−1を使い分けていて、
アンカーの6番の配球能力と
自陣を向きながら右に流れてきていた19番の収めたりワンタッチで捌いたりする能力は
なかなかだったと思う。
あの内容のまま1点ビハインドの状況がもう15分くらい続いていたら、
同点に追いついていた可能性は十分あったでしょう。
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