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【女子】日本 5−0 パナマ
国際親善試合
(23/07/14:ユアテック(日本))
日本テレビ
日本スタメン
________田中________
____宮澤______藤野____
遠藤____長野__長谷川___清水
_____南__熊谷__石川____
________山下________
※交代はのちほど
昨秋にオプションとして試行したと思われた3バックを、
試合が観られないでいた間に基本フォーメーションとする決断をした日本。
W杯前最後となるこの試合において、
基本的な戦い方と昨秋以降それに見合う人選をしてきたことを示した。
日本。
・明確に3−4−2−1が基本。
・守備時には後ろ5枚でレーンを埋めながら、
ミドルゾーンは5+五角形で守れたら守りつつ、
押し込まれる/撤退決断時には5−4−1というイメージか。
・前半は「後ろに5枚揃える」イメージが強過ぎて
攻守において前後で分断されている時間が長かった。
・また、「通せてしまう」ゆえだと思うのだが、
ボックス幅で縦に速いばかりのサッカーになっていた。
・しかし、前半終了間際にふと思ったのだが、
1)後ろは常に5枚で備えて自陣での守備を担保し、
2)なかなか通らないだろうけど通れば一発で好機というパスを狙い
3)通らなくてもボックス幅ゆえにすぐに囲い込み奪取へ転換出来る
いわば、ボックス幅でのトランジション合戦のこのサッカーに
相手を引き摺り込むことが出来たなら…。
球際の強度で互角にやれることが条件にはなるけど、
もしかしたら、列強国に対して勝つ確率がいちばん高いかも知れない…。
・後半は、全体で前から奪いに行く、押し込む狙いが出せており、
且つ、特に左サイドでシャドーとWBの連携でのサイド突破も見られるように。
やりたいサッカーはこれなのだろう、という内容だった。
・ただし、好機決定機の数は前半の方が多かった印象。
自分たちが前に出て行けてなかったことで、
技術を発揮できるだけのスペースがアタッキングサードにあったからだと思う。
・つまり、やりたいサッカーで好機決定機を増やすには、
もっと技術や連携の向上が必要ということ。
ましてや、W杯では対戦相手がもっとタイトに守れるチームばかりなのだから、
これは必須条件。
・ビルドアップの形や耐性については見ることが出来なかったが、
これは相手との実力差を考えればやむなし…。
パナマ。
基本的な考え方は3−4−2−1で、守備時には5−2−3のイメージ。
右シャドーの7だったかな?
右奥に飛び出していく選手のスピードを除いて、
特筆するべきものは無かったかな…。
3バックがめいっぱい開いての3+2ないし
時にDHの片方が降りての4+1でビルドアップを試みていたけど、
前半の、さして強度があるわけでもなかった日本の前線守備に対しても
前進には難儀していた。
特に後半は自分たちから見て右サイドにおいて
5−2−3の「2」の外側を日本にいいように使われてしまっていた。
「3」の両翼に上手く後ろを誤魔化しながら守るような能力は無いと思うので、
はっきりと5−4−1にしてしまうべきじゃないかな。
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