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【女子】日本 ４−０ スペイン
Ｗ杯／GL（３）
（23/07/31：ウェリントン・リージョナル（ニュージーランド））
総合
日本スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿植木＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿猶本＿＿＿＿＿＿宮澤＿＿＿＿
遠藤＿＿＿＿＿林＿＿長野＿＿＿＿清水
＿＿＿＿＿南＿＿熊谷＿＿高橋＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿山下＿＿＿＿＿＿＿＿
※交代はのちほど
予想された試合の構図と、誰も予想し得なかった結果。
日本が会心の試合内容で完勝。
スペインはGL突破がかかっていなかったことを幸運と捉える他無いだろう。
日本。
・素晴らしく機能的だった５−４−１守備。
ポジションを流動的にしながら揺さぶりをかけてくるスペインに対して、
「４」も「５」も柔軟に対応。
１人がボールに寄せた際の残りの選手の中央圧縮や
サイドでの１対１が生まれかけた瞬間の、その後方のカバーに入る動き…。
・事前のスカウティングが効いていたであろうカウンターの経路も良かった。
特に植木と宮澤は相手CBとのよーいドンなら絶対に勝てるという自信と、
走れば味方がパスを出してくれるという信頼のもとに
最短距離で相手ゴールに迫り、
届けられたボールに適切で精緻な技術を発揮した。
・風下に回った難しさや互いの選手交代によりやや混沌が生まれる中で、
後半は前半ほどには守備から攻撃への質を発揮することは叶わなかったものの、
守備では変わらない質を発揮。
最後まで点を奪われそうな雰囲気を微塵も感じなかった。
・アタッカーの個の能力、フィジカルでゴリゴリ来るチームよりは
スペインはやりやすい相手ではあるだろう…との想像はしていたけど、
ここまでの内容になるとは流石に思わなかった。
まさに会心の勝利だと言える。
スペイン。
女子も、スペインはスペインだった。
フォーメーションは４−３−３で、ショートパス主体のボールを保持。
全体で押し込んでコンビネーションで相手を剥がしていく…。
スタメンでは、左サイドでSB、IH、WG、CFがローテーション、
右サイドでは比較的ポジションを固定しながら
良い顔出しを見せるIH６と
将来のスター候補たる雰囲気のWG18が能力を発揮する感じだった。
普通に強いだろうことは容易に見て取れたし、
今日の試合内容、結果は「事故」だよなぁと思う。
互いにトーナメントを勝ち上がれば準決勝で再会することになるんだけど、
もしそうなったら、絶対にもっと均衡した試合になるでしょう。
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