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日本 5−0 ミャンマー
W杯アジア二次予選(1)
(23/11/16:吹田(日本))
テレビ朝日



日本スタメン

________上田________
相馬______南野______堂安
______田中__鎌田______
中山____町田__谷口____毎熊
________大迫________




実力差通りの内容と結果。
「引いてくる相手に対してどう崩していくかが課題」は
アジア予選における日本のテーマであるが、
二次の段階では問題なさそうだ。



日本。
・基本フォーメーションは4−2−3−1だったが
 実際にはアンカーを置いた4−1−4−1となる時間が長く、
 その辺は状況を見ながら臨機応変にやれていた。
・U字にボールを回してのサイド攻撃と、機を見て中央へ縦パスを刺す作業と、
 偏りなく行えていたように思う。
・この日の南野は出し手の意識が強く、
 前に入り過ぎなかったことが相手の5−4−1を攻略する上で
 良い方向に働いたと思う。
(具体的には、上田の下で鎌田と2枚並ぶことで相手の2DHの活動範囲を限定させ、
 これがサイド攻撃でも跳ね返されたボールの回収にも日本に優位に働いた)
・佐野の圧倒的なボール回収能力は良いアピールになったのでは。
・怪我人が続出した結果ゆえの今日の編成となったが、
 内容も結果も上々なのは頼もしい。
 森保監督は「勝ち抜く中で生まれる一体感を重視」して
 ベストメンバーを呼び続ける意向のようだけど、
 それを大事にした上で、
 やはり数人はローテーションで休ませる(怪我等無くとも招集外とする)方が
 長期的には良いのでは。
・珍しいGKの途中交代により前川がデビュー。
 父子二代のキャップ保持、しかも共にGKというのは凄い。






ミャンマー。
最終ラインを自陣バイタルに設定したコンパクトな5−4−1を形成。
完全なベタ引きで殴られっ放しにはならないぞという意思で対峙してきて、
それを最後まで貫いた。
ボールを奪っても一発で前に蹴り出すのではなく、
1本2本繋いでから縦へという意識も共有されており、
志を感じさせた。

最初からGKが時間稼ぎをする、
(1失点目直後のわずかな時間を除き)
失点が重なろうとも前がかりにならないといった
得失点差を考えての現実的な面は見せつつ、
変なファウルをせずにクリーンにやりきったことは好感が持てる。

前半は左SH、後半は右SHをやっていた左利きの11は、
この二次予選で活躍しそうなドリブラーだ。




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