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浦和 1−1 東京V
J1/第2節
(24/03/03:埼玉)
DAZN
浦和スタメン
松尾_____サンタナ_____関根
_____小泉____伊藤_____
______グスタフソン______
渡邊_ホイブラーテン_ショルツ_酒井
________西川________
東京Vスタメン
______木村__染野______
齋藤_____________山田楓
______見木__森田______
深澤____谷口__林_____山越
_______マテウス_______
ヘグモ新監督の志向する浦和のサッカーと
城福監督がJ2で2年間仕込んできたサッカーとが「噛み合った」90分。
浦和は九死に一生の「プラス1」、東京Vは無念の「ロスト2」となった。
浦和。
ヘグモ新監督が志向するのは選手のポジションを固定した4−3−3で、
中盤を経由してWGにボールを預けてサイドアタックからのクロス
…というものであることがよくわかる試合となった。
これがもう東京Vの守り方にがっちり「ハマッてしまった」わけだが、
ヘグモ新監督の打ち手は、やり方はそのままで選手を代えるというもののみだった。
他に引き出しが無いのか、
監督の中で及第点が出るまで浸透を待っているのか…。
後者だとして、しかし浦和というクラブは「待ってはくれない」と思うが、どうか。
聞こえてくる話ではWGがファーストチョイスでない試合だったようだけど、
このままではWGにボールがまともに届かないよ。
東京V。
組織的で強固な4−4−2守備と、そこからのショートカウンターというスタイル。
ボールを持たされても普通に保持からのサイド攻撃が出来る練度もアリ。
(この日の浦和はリトリートするばかりでプレッシングの意識が皆無に近かった)
浦和の4−3−3対策としての、
「2トップの片方がアンカー番」と
「両SHが予め中に絞ってIHケア」とが見事にハマッていたね。
90分を通じて浦和の工夫の無さがあったとはいえ、
集中力と強度は保たれていたし
保とうとする選手交代もあって良かったと思う。
簡単には負けないチームであることがよくわかる試合だった。
一方で、もう少し押し返す力が欲しいなと感じたのも事実。
最終盤での山越のPK献上は、
崩されてはいないものの押し込まれに押し込まれていた時間が長くなったことと
無関係ではない。
苦し紛れのクリアをどうにか収めて時間を作ってくれるFWか、
跳ね返したボールを独力で運んでくれるSHか、
いずれかがいればこの試合はしっかり逃げ切れたように思う。
この日のスタメンは十分に力を発揮していたと思うので、
もう一枚カードが欲しいということだね。
今朝、元山形のチアゴ・アウベスの獲得に動いてるという報道が出てたので、
クラブもその必要性は認識してるということだろう。
何年もJ2を観てないので初めて観る選手が多かったんだけど、
粒は揃っているなという印象だった。
谷口は、夏の市場で川崎からオファーが来そうな気がしたよ。
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