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讃岐 1−1 八戸
J3/第11節
(24/04/28:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

________冨永________
吉田源_____吉田陣______森
______前川__川西______
田尾____宗近__長谷川___内田
________今村________



八戸スタメン

____サンデー__佐藤______
____前澤______山内____
安藤______柴田______音泉
____簑田__近石__柳下____
________大西________



スコアの動きによる盛り上がりは見せたが、
互いの質は「裏天王山」のそれに終始した90分だった。
八戸は、前半で試合を決めることが出来たハズ。



讃岐。
途中投入された赤星と岩岸が攻守両面でチームに喝を入れてくれたけど、
全般、ぼんやりとした試合をしてしまった。

八戸のサイド攻撃に対する備えがまるで出来ておらず、
立ち上がりから簡単にクロスを上げられ続け、
危ないシーンが幾つもあった。

前からボールを追う際にもSH、DHとの連動がイマイチで
効果的なチェック、牽制には至らず誘い込んでのボール奪取も出来ず。
4−4のブロックも強度が無く、
SH〜DHを通されるパスが幾つもあった。

攻撃面も低調。
吉田陣は狭い局面でのパス交換やキープで前節よりも能力の一端を示していたが、
前川と川西を並べていることで求めているレベルでのボール保持や良い形での前進は数えるほどで、
守備面でのデメリットを覆すメリットが得られたとは間違っても言えなかった。

ビハインドの後半に相手を押し込むことが出来ていた大きな要因は
赤星の身体を張ったボールキープであり、
彼の頑張りについては好材料ではあるものの
今季目指すものを考えると寂しさを覚えるのも確か。

大きな枠として目指すサッカーがあり、
起用する選手やその配置により調整が行われるのは常だけれど、
目指すものの内容が乏しく起用した選手の個性、頑張りによって
どうにか形らしきものに繋がっていたという事実は、
この試合を含めて開幕11戦勝利なしという現状も含めて
足元を見つめ直すには十分な要素でしょう。

腹を括って目指すものに再度邁進するも良し。
(開幕戦の時点で言及してるけど、個人的には川西と前川の2DHはやめて欲しい。
 それをしなくても目指すサッカーの体現は出来ると思うし、
 実際に2人を並べた時に「出来ていない」事実を重く見て欲しい「)
昨季のように守備から入るも良し。
いずれにしても、前半のようなふわっとした内容では今後も明るい未来は描けないし、
せめてホームではチーム一体となって戦っているさまを見せて欲しい。






八戸。
3−3−2−2表記にはしたけれど、
守備時に5−4−1へシフトする流れから
佐藤と山内がそれぞれ1列降りた状態の3−4−2−1である時間帯も長かった。

攻守両面でサイドに人を集めており、
WB、DH、シャドー(3−4−2−1時のポジション表記)の連携による攻撃で
クロスにまで持ち込む流れには一定の質があった…が、
クロス自体や中で合わせる選手の動きなどに、
前節までの10試合で5得点という数字が表れていたように思う。
冒頭の試合評にも書いたけど、
今日の讃岐が相手であれば前半に試合を決めていなければいけないでしょう。、

あとは、石崎監督のチームの割には走れてないという印象を受けた。
GW連戦を見越しての選手起用なのかも知れないけど、
あの感じであればもっと早く(同点にされる前に)交代があっても良かったと思うし、
そもそも最初の戦術的交代がFW佐藤に代えてWB稲積で、
走力が必要なWBを務めていた安藤をFWに移すものだったのも、なかなかに苦しい。




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