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讃岐 1−0 沼津
J3/第13節
(24/05/06:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

______岩岸__川西______
吉田源_____________高橋
______岩本__前川______
奥田___奈良坂__宗近____内田
________今村________



沼津スタメン

齋藤______和田_______森
____持井______遠山____
________沼田________
濱_____附木__井上____安在
________渡辺________



人選と戦い方のすり合わせをしながら守備を第一に考えた讃岐。
リスタートからの先制に成功すると、
ボールを握って攻め立てる沼津を受け切って、
ようやくの今季初勝利を飾った。



讃岐。
ボールを握り人数をかけて攻め込んでくる沼津に対し、
前節の琉球戦同様に5−4−1化する守備とロングカウンターを選択。

守備では2戦連続のクリーンシートとなり、
カウンターも前節より決定的な場面に繋げることが出来ていたのは、
前節を無失点で凌ぎ切った経験が大きいだろう。

また、執念の守備で跳ね返し続けて逃げ切りに成功した印象が強く残ってはいるが、
こちらも前節同様に、後半の立ち上がりはむしろ押し込む時間帯を作ることが出来ており、
このことが、
短期的にはこの試合におけるメリハリ、守りっぱなしじゃないぞ、イケるぞという精神面への良い作用をもたらし、
中長期的には少しずつこうした時間帯を増やしていくぞ、出来ないことはないぞという自信へと繋がっていくと思う。


米山監督。
この戦い方を選択した上で川西と前川を先発にしたことを考えれば、
前半のうちに先制しての無失点逃げ切り勝利は「会心」の一言だと思う。
いつになく早かった選手交代も機能し、
前節、今節の2試合で監督自身も自信を取り戻せたのではないか。






沼津。
右SBの安在が偽SB化してアンカー(沼田)、2CBと四角形を形成。
後方での保持を安定させた上でボールを散らしていく。
最大で前線が6枚になる中で、
大外でしっかり幅を取り相手守備網を広げつつ、
選手がノッキングすることなく
サイド(特に左)、HS、中央とどこからでも仕掛けていける攻撃は非常に魅力的。

ボール回しの中でウラ取りやギャップの活用を得意とする和田、
J1、J2での経験も豊富で高さで勝負することが出来る川又と
キャラクタの異なるCFを抱えているのも強みで、
この試合では川又が2ゴールはしていてもおかしくない攻撃を見せていた。

守備も、前節終了時点で12試合12失点という数字を見れば
間違っても緩いなんてことは無いと思うのだけど、
この試合に関しては讃岐の攻撃が「ハマる」確率が高く、
GK渡辺の好セーブに助けられていた印象が残った。




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