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日本 5−0 シリア
W杯アジア二次予選(6)
(24/06/11:ピースウイング(日本))
フジ



日本スタメン

________上田________
_____南野____久保_____
中村____田中__遠藤____堂安
____町田__板倉__冨安____
________大迫________




前節からスタメン9人を入れ替えて引き続き3バックをテストした日本。
前半で3−0として試合を決めると後半は4バックに変更、
更にはGKの途中交代も行うなど、先を見据えながらも危なげなく勝利した。



日本。
・序盤は中村敬斗(SLAM DUNKの安西先生ふうに)
 左サイドを蹂躙して好機を創出。
・そして、久保が右サイドに流れる形も含めて、
 サイドの高い位置に起点を作ることが出来ていたので、
 奪ってから相手ゴールに迫るまでが早かった。
・後半、4バックにしたことでこの点が薄れてしまった。
 前に残せる人数を考えた時に十分起こり得る現象なのだけど、
 もちろん全部をそうする必要は無いのだけど、
 上田がサイドに流れて引き出す形があっても良かったのかなとは感じた。
・前半、町田のところで少し危うい場面が3回ほど。
 前で奪おうと決めたのなら入れ替わられちゃいけない。
・堂安の右WBは、やはり押し込める時限定だよなという印象。
 左利きでスピードがそこまであるわけではない選手を右WBに置くと、
 押し込まれた際の陣地回復には圧倒的に不利。
・「右SB冨安」と、右で張ってる時の久保/堂安の攻撃時の意思疎通はまだまだ。
・相馬がとてもいいアピールをしたと思う。
・川村は、後方保持で相手を動かす際にもう少し関与したい
・伊藤が少しだけ偽SBをやっていたのは彼自身の判断なのかしら?
 南野も呼応してサイドに張る感じでもなかったし、
 町田が左外につける選択を持つ(南野に要求する)雰囲気も持たなかったし、
 一体何の意味があったのか。






シリア。
4−4−2ないし4−4−1−1で構えて、
奪ったらしっかり繋いで前進。
攻撃時には左サイドがそれぞれ1列上がっての4−3−3へと変化して、
サイドでボールを運びクロスに持ち込もうという感じだった。

日本の保持に対して、DFから引き取ろうとするDHには割と付いていくものの
その周辺の選手が連動する意識が弱く、
ゆえに中盤の4が乱れがちで、
中盤中央で比較的簡単に回される一因になっていたと思う。
もっと全体でどっしりと構えるか、
FWも積極的にプレスバックで中盤守備に加担するかした方が良かったのでは。

個々人のボールスキルなんかは全然低くなくて、
1対1で持っているぶんには簡単に奪われる感じではなかった
(けど、日本が素早く複数人で囲い込んでくるので奪われてはいた)

国内の状況も落ち着かない中、
最終予選進出のためにはマスト・ウィンな状況で、
前半も半ばに3−0となってしまっても
プレーが荒くなることが無かったことは素晴らしいと思う。




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