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前橋育英 1−1 流経大柏
(PK:9−8)

選手権/F
(24/01/13:国立)
日本テレビ→???



前橋育英は4−4−1−1気味の4−4−2、
流経大柏は4−2−3−1でスタート。

中1日の決勝戦だと言うのに、
互いに様子見や体力温存などという考えを微塵も感じさせない、
ハイペースな試合の入り。
…いや、これ、どっちも90分持たないでしょ絶対。
交代枠5がすっかり浸透していることと、
どちらも強豪校ゆえ選手層が厚い(ベンチスタートの選手でも格が落ちない)こととが
影響してるのだろうなと思う。

MF14飯浜の素晴らしいボール奪取をきっかけに流経大柏が早い時間に先制するも、
前橋育英がMF11の意外性があるゴールライン際での鮮やかなターンからのラストパスで
前半のうちに追いつき、
スコア上も均衡が保たれる試合展開に。

65分前後から流石に中盤が無くなってきてたけど、
両チームとも個人で運ぶ能力を備えた選手を抱えているので、
雑な蹴り合いにはならなかったことが、
観る側の集中力を繋がせた面もある気がする。

試合は均衡が崩れないまま延長戦も過ぎ去り、PK合戦へ。

どちらの選手も、まぁメンタルがエグい…。
笑顔の前橋育英DF3瀧口とか、
笛が鳴った瞬間に助走一歩で蹴り込む流経大柏6人目のMF稲田とか、
(サドンデス突入の1人目だぜ…?)
前橋育英のGKの情報を持ってたのか、
左下隅を多く狙っていた流経大柏の順番があとの方の選手とか…。
(同じコース狙いが続くと、
 続けるのか敢えて逆なのかという不要な考えが蹴る側にも生まれる)
で、流経大柏の選手たちは技術的にもとにかく素晴らしくて、
単に左下隅という括りでなく、本当にポストとの際に蹴り込むのよ…。

最終的には前橋育英の勝利ということになったけど、
とんでもなく凄い試合を観せてもらったわ。



ところで。

流石にこれだけ試合が長引くとは日テレも想定していなかったらしく、
決勝戦の放送枠の直後に予定していた今大会のハイライト番組の枠を潰して
延長〜PKまで放送していたんだけど、
その尺の中でもPK合戦が終わらず苦渋の決断(?)で
「続きはWebで(TVer)」となったらしいんだけど、
視聴者が殺到してTVerが落ちて大炎上してしまったモヨウ…。
やー、視聴者が怒るのも無理ないわという試合だったし、
だけど日テレ側としても出来ることはやったよ勘弁してよという気持ちだろうなと
容易に想像出来るし…。

なんつーか、皆さま、お疲れ様っした。




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