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神戸 0−2 広島
FUJIFILM SUPER CUP
(25/02/08:国立)
日テレ
G大阪スタメン
小池______佐々木_____飯野
____冨永______山内____
________齊藤________
本山____岩波__山川____日高
________新井________
広島スタメン
______ジャーメイン______
_アルスラン______加藤____
東_____中島__田中____中野
___佐々木__荒木__塩谷____
________大迫________
ACLを見据えテスト色の強いメンバーで臨んだ神戸と、
タイトルに向けてベストメンバーを並べた広島。
相応の内容と結果が待つ試合となった。
(2026年からのシーズン移行に伴い、現行のスーパーカップは最後の開催。
FUJIFILMさんには旧社名のFUJI XEROX時代から、
更に遡ってJSL最終年に行われたスーパーカップから、
永きに渡り特別協賛ということでスポンサード頂きまして、
誠にありがとうございましたm(_ _)m
今後とも、日本サッカー界をよろしくお願い致します)
神戸。
一応は上図のような4−3−3の意識なんだろうけど、
保持時には山内が下がり冨永が真ん中に寄る4−2−3−1の時間帯が長かった。
広島の強度を前に個々がどれだけやれるのかを見たくて
この人選になったのだと思うので、
ボールの前進方法とか守り方とかについて
あまり細かく準備してなかったんじゃないかな…。
そして、「準備してたとて」という雰囲気もあった。
佐々木も頑張ってはいたけど荒木を相手にしては大迫ほどには収まらないし、
山内は最終ラインからさほどボールを引き出せず
(ビルドアップの時にはIH的な振る舞いをしろと指示が出てたのだとは思う。
非保持時のように齊藤の右隣にいることは無かった)
SBで幅を取りながらという感じも無かった。
結果、広島のわずかに形を変えて(広島のところで記述)のハイプレスに
大いに苦しむこととなった。
また、広島のビルドアップに対しては冨永が更に前に出ての4−4−2で構える感じを
見せてはいたものの、
広島の3バック+GK大迫に振り回され、
SHを上げて4−2−4状態で突撃守備を敢行しても
あっさりWBにボールを逃されて前進を許してしまう展開。
また、広島のHS〜サイドレーンでの攻撃に対しても
常に数的不利な状況で、
特に自分たちの左に関しては小池の守備強度の問題もあって
本山が必至にボールへ寄せまくる姿が何度も見られた。
戦い方の準備の問題、プレー全般の強度の差に加えて。
神戸スタメン11人間の意識の共有や連携の部分も十分でなかったのは明らか。
しかしながら、
局面局面で個々人の能力で抵抗出来ている場面は幾つも見られ、
例えばこの11人でもう2〜3試合経験してのシーズン終盤、
J1で下位クラブとやるのであれば、
簡単には負けないチームにはなりそうな印象も受けた。
ひとりのサッカーファンとして齊藤の復活が、
讃岐サポとして冨永の先発フル出場が、嬉しかったな。
(冨永は神戸のCFに求められる基準にフィジカルが達してないので
IH〜トップ下に回ったのだと思う。
1〜2年後にはCFをやっていないといけないよね)
広島。
広島らしい、「前から奪いに行く守備」「幅と深さを十分に取る攻撃」がきちんと出せて、
欲を言えばボックス内での決定機をもう少し作りたかっただろうけど、
まぁ、完勝と言っていい内容だったと思う。
4−3−3でビルドアップが始まる神戸に対しては
自分たちの「2−1」を「1−2」に変化。
アルスランを前に出して神戸2CBに2枚をぶつけ、加藤を齊藤番とすることで
マンマークの状態を作り自由な前進を阻む。
地上でも空中でも荒木が絶対に佐々木に収めさせないタイトな守備をしていたことが象徴的だけど、
前線からのしっかりした守備に後方も連動して
神戸が苦しい中でも前に付けようとするボールに対し
とにかく前で奪うという意識を徹底。
DAZNのようにHTにボール奪取の高さがデータとして示されていたら、
相当高い位置で奪えてたんじゃないかと思われる。
そうした広島らしさの中に、
新加入のジャーメインと田中が思い切り馴染んでたのも良かった。
ジャーメインは主に左に流れてボールを引き出しつつも
アルスランらが飛び込むスペースを作れていたし、
入ってくるクロスに対してもいい入り方が出来ていた。
田中は右サイドで広島らしい数的優位の作り方に加勢しつつ
(HV+DH+WB+シャドーの4枚でHS〜サイドレーンで優位に立つ)
積極的にポケットへの飛び出しも見せており、
自身の武器である走力を発揮できていた。
彼は個人でのボール奪取能力にも優れているので、
前への飛び出しがそれ一発で実らなかったとしても、
高い位置で守備に切り替えた時に十分な仕事をしてくれるハズ。
広島はダブルボランチを採用しているので、
湘南時代よりも後ろを気にせずに前へと行けるだろうし、
得点やアシストが増えそうな予感がする。
いやー、今年も広島は間違いなく強いね、これは。
…というのを見せた90分でした。
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