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【女子】日本 1−1 コロンビア
国際親善試合
(25/04/06:ヨドコウ(日本))
テレビ朝日
日本スタメン
籾木______田中______清家
____宮澤______長谷川___
________長野________
北川_____南__熊谷____古賀
________平尾________
主導権を握っていたのは終始日本だったものの、
スコア状況と時間の経過でコロンビアが疲弊しつつもノッて行った90分。
終わってみれば日本がどうにか追いついてみせたという試合になった。
日本。
・「ボールと主導権を握る」サッカーを掲げていはいるものの、
闇雲にすべてを奪いに行くということはしないという選択も出来る…という捉え方を
自分はしたのだけど、
監督の評価とピッチ内の選手の手応えはどうだったのかな。
・自分はこの内容で悪くなかったと思うし、
PKを止められたことで(籾木のPKも相手GKを褒めるべきものだった)雰囲気が変わったこと、
なかなかこじ開けられずに最終盤を向かえる試合展開となったことは
いい勉強になったと感じてる。
・途中で解説の内田篤人が指摘していたように、
こうした試合展開の中で選手がどのように振る舞うかは監督にとっても見定めたいところのハズで、
(主将についてはまだ任命を保留しているニールセン監督としてはいい材料を得た試合だっただろう)
その機会は意図して作ることは出来ない。
そういう意味でも、いい試合になったと思う。
(もちろん、逆転にまで持っていければなお良かったけれど)
・戦力の発掘という意味では、シュートがネットを揺すれなかったこと以外は十二分だった松窪と、
左SBの佐々木がしっかり機能していたことが収穫でしょう。
(実況で知ったのだけど、
ニールセン監督から「日本人スタッフを入れて欲しい」というリクエストがあり、
松窪や佐々木がプレーしたU-20の監督である狩野倫久さんがスタッフに入っているとのこと。
これは非常にいい人選だね)
・失点シーンには幾らかの緩みを感じないでもなかったし、
反省すべき点ではあると思うけど、
試合全体を見たときには悲観的になる要素はないと思う。
引かれた時のこじ開け方や最適と思われる組み合わせの決定はこれからでしょう。
コロンビア。
4−2−3−1を基本にしながら最後尾からの前進時には4−3−3化して、
途中からは自陣守備も4−3−3のまま行っていたように見えた。
わずか1ヶ月半しか間を置かずの再戦で、
やり方が大きく変わったようなころは無かったのだけど、
おそらくメンバーがガラリと入れ替わっているのだと思わせるほど
(この雑感を書くにあたってスポナビで確認したけど、やはり大幅にメンバーが異なっていた)
前回対戦時同様に日本の前線守備の前に上手く行かないビルドアップにおいて、
バタバタする様子が無かった。
この落ち着きこそが、
攻められながらも最終盤まで耐えることが出来ていた大きな要因だと思う。
GKの好守がありつつ、
スコア状況と「落ち着けば大丈夫」という心情が
解説の松木安太郎も指摘していた「ノッている状態」に繋がり、
ほぼほぼ逃げ切り勝ちのような状況に持ち込めた…と。
前回対戦時にこれはと思わせてくれたSH・カイセドは、
今回は招集されていなかったモヨウ。
今回の試合では、特に印象に残った選手はナシ。
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