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名古屋 2−1 広島
J1/第11節
(25/04/20:豊田)
DAZN



名古屋スタメン

________永井________
____森島_____マテウス___
徳元____椎橋__稲垣____和泉
____河面__三國__野上____
_______シュミット______



広島スタメン

______ジャーメイン______
____中村______加藤____
東_____田中__川辺____中野
___佐々木__荒木__塩谷____
________大迫________



互いに慎重な入りをした試合を動かしたのは「悪魔の左足」。
リードを奪った名古屋が守備を意識した交代を施しながら逃げ切りに成功。
広島は2失点目が痛かった。



名古屋。
ハイプレスを標榜する広島を相手に、
自分たちが最後尾からの繋ぎを得手としているわけではないとあらば、
ロングボール中心の試合の入りは道理。

しかし、前線に高さがあるわけでもなくボールが収まらないため、
徐々に試合のペースを広島に明け渡していくことになっていた。
スコアレスのまま時計が進んでいたならば、
良くて引き分けの試合になっていただろうと思う。

そこに炸裂したのが「悪魔の左足」。
前半早々に右脇腹を痛めたふうだったのは何だったのか(笑)
正直、攻撃面にチームとして見るべき部分には乏しく、
マテウスの理不尽と自陣中央の堅い守備で勝ったという試合だった。

もとより堅守が売りのチームではあるので、
その部分が戻ってきた印象を得られたのは一歩前進であるとは思うけど、
順位を回復していくということを考えると、
まだまだ道のりは長いなと感じる。






広島。
この日の内容が低調だったとは思わないけど、
(マテウスにより事故的に負けてしまっただけで広島優勢の引き分けが妥当だと思う)
怪我人が続出していることで前線の組み合わせが苦しいというのが
よくわかる試合になってしまった。

強さ高さ巧さがそこまで強烈でない1トップ2シャドーで試合に臨まざるを得ない以上は、
全体で中央をこじ開ける術を身につける必要があるのではなかろうか。
サイド〜HSの攻撃力は一定以上のものがあっても、
広島がサイドから来るとわかって相手が構えている状況で
ボックス内で上回り仕留めることは難しい。

終盤の、井上潮音をアンカーに置いての3−3−2−2はひとつの可能性であるように感じた。
(感じた…が、今いるメンツでこれを90分やるのは難しいだろうなとも思う)
(松本泰志が移籍していなければ…)
(アタマから井上潮音アンカーの3−3−2−2で入って先制、
 終盤は山ア、塩谷の2DHの3−4−2−1で逃げ切りみたいなことも
 不可能ではない…か?)
(その場合は塩谷ベンチスタートの中野右HV・越道右WBというスタメン)

怪我人が戻ってくるまでは並びと組み合わせの模索を続けながら
引き分けの多い流れになっていきそうな雰囲気。
手っ取り早い打開策としては高さに特徴のあるFWをレンタルしてくることか。
(湘南の根本とかどうだろう)
(時間帯を終盤に限れば、山アをパワープレー要員にする手もあるか?)




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