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神戸 1-3 C大阪
J1/第15節
(25/05/06:ノエビア)
DAZN
神戸スタメン
汰木______佐々木____エリキ
____宮代______井手口___
________齊藤________
広瀬_カエターノ__山川____酒井
________前川________
C大阪スタメン
________古山________
___ハットン_____上門____
高橋____香川__喜田____奥田
____舩木__畠中__進藤____
________福井________
押し気味に試合を進めていた神戸だったが
こじ開けようとする意識が裏返されてしまう。
耐えていたC大阪が鮮やかなカウンターで終盤に勝負を決めた。
神戸。
大迫と武藤を欠くスタメンは名前の並びだけを見ると
スケールダウンの印象が否めないが、
ピッチ上での「神戸のサッカーの表現」を見れば
それが過ちであることに気付かされる。
酒井を押し出す右肩上がりのスタートから
早めに前にボールを付け、
前目の選手の速さ強さで相手を押し込んでこじ開けていく。
ハイプレスとネガトラも迫力十分で、相手にスマートな前進を許さない。
こうした、ここ数年の神戸が貫いているスタイルが
この試合でも一定以上表現出来ていたと思う。
それでも昨季から今季にかけて、
それまでのように相手を圧倒出来ないでいるのは、
一定以上表現出来てはいても、
(加齢や選手の入れ替わりで)最盛期と比べるとやや劣るのだろうということと、
相手がこのスタイルに慣れてきているからだろう。
スタイルを貫くことで強度を取り戻すのか、
これまでをベースにしつつ新たな要素を取り込んでいくのか。
難しい時期にさしかかっていると言えそうだ。
C大阪。
田中駿汰が戦線を離脱したことでどうなるかと思ったが、
新たに3-4-2-1を採用することで
田中不在下における最適なバランスを見つけようとしていて、
それはある程度成せているようだ。
フォーメーションそのままの3+2スタートが基本ながら、
神戸の前5枚の強烈なプレスにより前進が滞った際には
WBが第3のボランチとしての働きをして解決。
(高橋も少しだけこの役割をしていたが、
奥田が出場しているのであれば彼に任せるのがスムーズだろう)
どうしても田中が居る時よりは後ろに重くなるだろうし、
多く抱えている2列目で使いたい選手たちが
幾らかダブつくことにはなるだろうけど、
そもそもボールを前進させられなければ攻撃にならないので、
そこは受け入れるしかないかな…。
新たな発見としては、
ハットンがハブになる役割をけっこう器用にこなせること。
前が4枚から3枚になることでバリエーションに制限が出来かねない中で、
彼がシャドーでも機能するのであれば、組み合わせの幅が広がる。
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