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インテル・ミラノ 2−1 浦和
CWC/GL(2)
(25/06/21:ルーメン・フィールド(アメリカ))
DAZN



浦和スタメン

________松尾________
渡邊_____サヴィオ_____金子
______安居__グスタフソン__
長沼_ホイブラーテン_ボザ___石原
________西川________




ファーストチャンスをモノにして早々にリードを奪った浦和が、
押し込んでくるインテルに対して守り倒す試合展開。
勝敗を分けたのは、このレベルで戦える選手の数の差か…。




浦和。
・リーベル戦に続いて、現状のベストと思われるメンバーとフォーメーション。
・リーベル戦の教訓なのか、慣れなのか、この試合では立ち上がりからしっかりファイト。
・金子の仕掛けからニアで松尾が引っ張って中央で渡邊がフィニッシュする、
 狙い通りのパターンで先制に成功。
・サヴィオが前に出ての4−4−2セットでの守備。
・とにかく押し込まれながらもサイドでのローテーション守備(SB、DH、SH)や
 「2」のバイタルへのパスコースを消すポジショニング、
 奪った瞬間の前4枚の攻撃への切り替えの意識と
 実際に彼らへボールを逃がすことで一息つけていた事実。
・ピンチが無いではなかったが回数と質は一試合の中の許容範囲で推移出来ていた。
・消耗が激しい中であとは交代選手を入れた時に質を保てるか問題だったが、
 投入する直前に同点弾を浴び(あれは誰のせいでもないでしょう…)、
 その後は、やはり質は保てなかった。
・リーベル戦でも感じたが、サンタナはこうした試合展開には不向き。
 荻原を前に置いて、スペースに蹴って、「荻原走れ!」の方が可能性があったのでは
 …とまで感じる。
・2列目に関根ともう一人、守備でも計算出来る選手がいればなぁ…。
 (原口がボランチで計算されていたけど、ここに一人いて原口をSHというのもアリだったか)
 (あるいはSBにもう一人いれば、荻原左SHもナシではない)
・「勝つにはこれしかない」試合展開に持ち込めて、
 だけど終盤で力尽きてしまった悔しさ。
・リーベル戦、インテル戦と同じスタメン、同じ交代メンバー、計16人がピッチに送られた。
 ここに絡めなかった選手たちの奮起に期待したい。






インテル・ミラノ。
チームの現状には詳しくないのだけど、
さっくりと、
「怪我人続出中でベンチメンバーの構成にも苦慮」
「シーズン終了後間もなく、UCLも準優勝しているので疲労が蓄積している」
「この大会を前にキヴ新監督が就任したばかり」
という情報だけは得ていた。

が。
それらのことも何のその。

チームがベースとして持っている能力の高さで、
浦和を一方的に押し込んでみせた。

FIFAが出してた予想フォーメーションは3−5−2だったけど、
押し込み続ける試合展開で常に3−2−5状態になっていて、
「5」から一人が降りてハブになりながらサイドに展開、
サイドで3人がローテーションしての保持からクロスを伺う形が
主な攻撃パターンだった。

右で積極的な仕掛けを見せていた11ルイス・エンリケ、
左から良いクロスが目立った32ディマルコ、
幅広く顔を出しエースの風格で同点ゴールとなるゴラッソを決めた10ラウタロが、
特に印象的でした。

リーベルとの試合でどうなるかは全然予想がつかないなぁ。




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