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浦和 0−4 モンテレイ
CWC/GL(3)
(25/06/26:ローズ・ボウル(アメリカ))
DAZN



浦和スタメン

________松尾________
サヴィオ____渡邊______金子
__グスタフソン__安居______
長沼_ホイブラーテン_ボザ___関根
________西川________




五分の戦いで推移する中、モンテレイが強烈な先制弾を叩き込むと
浦和がその衝撃に呑み込まれてしまう。
前半を終えての0−3を跳ね返すだけの力は、今の浦和には無かった。




浦和。
・石原はインテル戦終盤にしんどそうにしてた影響でしょう、ベンチ外。
・中盤は中央に寄って外の高い位置でSBで使おうというモンテレイの前進に対して
 中を閉じながら外ではSBのスライドとボランチによるその背後のカバーで
 上手く守れていた。
・上手く守れていた中、なかなか見ない距離感から強烈なロングシュートを叩き込まれて
 先制を許す形になってしまった。
・意気消沈したら駄目だぞ…みたいなツイートを書いてる間に
 (相手から見て)ミドルサード出口〜アタッキングサードのところで
 圧力を掛けられず綺麗に繋がれての2失点目。
・実質的にはこの2失点目で終戦だったように思う。
・前に出て行かざるを得ない浦和と、カウンターに徹することが出来るようになったモンテレイ。
 そして鮮やかなカウンターから、またも強烈なロングシュートを叩き込まれて3失点目。
・30分、34分、38分と立て続けに被弾してしまっては、追いつくことも難しい。
・リーベル、インテルとの試合よりは活躍しやすいであろうサンタナを後半アタマから投入し、
 大久保、二田という大会初出場の選手も注ぎ込んで攻撃に重心を傾けるも、
 余裕を持った相手になかなか好機を作ることが出来ず、
 90+7分に被カウンターで4失点目。
・前線にボールが収まっている時の関根の最前線への飛び出しや
 二田のどうにかしてクロスに持ち込んでやるという姿勢など、
 攻撃面で可能性を感じさせる場面もあるにはあったが…。
・リーベル戦、インテル戦のいずれかで勝点を得ていれば、
 先制点を献上した際にこうまで呑み込まれることも無かったかなとは思うが、
 まぁ、完敗ですね…。






モンテレイ。
このチームも新監督が初采配となる大会だそうで、
GLも選手をだいぶ入れ替えながら、
そして最終ラインの枚数も変えながら、
戦っているとのこと。

この試合の初期配置は4−4−2ダイヤモンド。
前進の際にはSBがWG化、右SHはトップ下と並んでボックス幅で2列目となり、
左SHがアンカーの隣に降りての2+2スタート。
中盤での選手間の距離を近く保ってボールを動かしながら、
タイミング良く外に叩いてそこからクロス…というイメージだったけど、
これに対しては浦和が上手く守れており、
強烈な攻撃だったという印象は無い。

鮮やかなのはカウンターで、
2トップ+2人くらいでボックス幅にてしっかり運び、
フリーの選手に丁寧に通してフィニッシュに繋げる能力の高さと、
個々のシュートレンジの広さが素晴らしかった。

守備時も4−4−2ダイヤモンドは維持していて、
SHが絞り気味(トレス・ボランチ気味)に構えているので
浦和のSBに対して圧力を掛けられず、
前半のうちはそこを起点に前進を許すことも多かったが、
スコア状況に余裕が出来てからは比較的フラットな4−4−2セットに近くなり、
しっかりと浦和を受け止めていた。

記憶に残ったのは、
先制のロングシュートを叩き込み、
その後も気持ちよくロングシュートを打っていた
左利きの右SH6と、
ゴリゴリ系のドリブルを持っていながら
トリッキーな足元や綺麗なスルーパスも見せていた
金髪のFW17。




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