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【U-15】柏 2-1 讃岐
日本クラブユースU-15/GS(1)
(25/08/15:夕張サングリンスポーツヴィレッジ多目的運動広場)
Green Cardチャンネル(YouTube)
【言い訳】
ピッチレベルの、
タッチライン出てすぐのところにあるカメラ(おそらく手持ち)での
配信のため、
普段よりもかなり「見えてない」中での雑感になります。
保持したい柏と守備で圧力をかけたい讃岐という構図の試合。
全般、足元の技術とパスの質で上回る柏がやや優勢に試合を進め、
スコアは好機/決定機の数を妥当の範疇に収まった。
柏。
試合後にJFAの公式サイトでメンバー表を見る感じだと
3-4-2-1ということっぽいんだけど、
それにしては11の位置がいやに高くて左サイドに張り付いていたし、
7が前に行ったっきり戻ってこない様子が目についた。
でも、3-4-3ダイヤモンドと分類するには
中央最前線に常に2枚は居た感じなんだよなぁ…。
まぁ、基本フォーメーションはあれども
選手の強みを活かすために、
あるいは讃岐をスカウティングした上で、
そうした並びをしていたのかも知れない。
柏らしく全体的に足元がしっかりしていて、
ボールを動かしながら保持して押し込む意識が強め…ではあるものの、
状況次第でウラ一発も全然蹴ってきていた。
また、最後尾から繋ぐ時は一旦左を経由する約束事があるようだった。
(そしてそれを讃岐に狙われ3回くらい危険なロストをしていた)
(左CBを前に出してGK+2でスタートしていた感じなので、
狙われていたのは中央CBの選手ということになるかな)
目についたのはサイドチェンジを含めた配球が良い左利きの左CB22(貞清)、
左サイドの右利きドリブラー11(高橋)、
中盤で縦横無尽の顔出しにてボール回しのハブになっていた17(本多)。
讃岐。
オーソドックスな4-4-2で、
可能な限り前から奪いに行く姿勢を見せていた。
柏のように特別目につくような選手はいなかったけれど、
2トップの9(鎌田)と20(多田)は守備をサボらず、
球際で戦えていて、
必要があればゴリゴリとドリブルで仕掛けられる選手だった。
全体の足元の技術やパスの質で柏に及ばなかったのは明白だったけど、
中盤から前で圧力を掛けて奪うことは一定レベルで出来ていたので、
先述の2トップのプレーぶりを考えても、
ただこの試合に勝つ確率を上げることだけを考えたならば、
ミドルブロックを敷いてハーフウェー付近での奪取からカウンター…が
いちばん良い手段だったように思う。
一方で、中盤で奪えずにディフェンシブサードで相手の仕掛けを許す流れになると、
ちょっと止められそうにない雰囲気が終始漂っていて、
「たぶん四国には柏の前線レベルのアタッカーはいないんじゃないかな」ということを感じさせた。
讃岐DF陣は「上を知る」という意味で、非常に良い経験をしたように思う。
2-0というスコア状況もあって後半の半ばくらいからは
柏陣内でサッカーをする時間が長くなりはしたけれど、
保持の時間や崩しの回数が増したわけではないところに、
冒頭に書いた「足元の技術とパスの質」の差が出ていたと思う。
そんな中でも、最終盤にリスタートから8香川のバイシクルシュートで
1点を返せたのは大きかった。
複数失点且つ無得点での敗戦は内容以上に
自分たちの中でも外から見ても差があったように感じられてしまうし、
(詳しいレギュレーションは確認してないけど)
GSから上に行くために得失点差は1でもマシな方がいいに決まってる。
残り2試合も目一杯頑張って欲しい。
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