menu>football>match
日本 2−0 ガーナ
国際親善試合
(25/11/14:豊田(日本))
TBS
日本スタメン
________上田________
____南野______久保____
中村____田中__佐野海___堂安
___鈴木淳__谷口__渡辺____
________早川________
思ったより手応えの無かったガーナを相手に、
スコアと好機の数という部分ではやや物足りなさを、
キャップ数の少ない選手が組織としてプレー出来ていたことに満足感を、
それぞれ覚えた試合となった。
日本。
・特にパワーを使っている感じもないままに理詰めプレスを展開し、
かなり高い位置でボール奪取が出来ていた。
・先制点を奪ったからはちょっと相手に「お付き合い」してしまった印象で、
W杯本番を考えれば得失点差やローテーションもアタマに入れなければいけないのだから、
そこは非常にもったいなかった。
少なくとも、前半で2−0に持っていくべきだったと思うし、
それを実行するだけのパワーや心理的な余裕はある内容だったと言える。
・その意味では、先制するまでに「綺麗に崩そうとし過ぎ」な攻撃が続いてたのも
ちょっと気になった。
(やれてしまうからやってしまうのよね)
・後半に順次投入されたキャップ数の少ない選手たちが、
(ガーナのクオリティは別として)
現在の日本代表がこうやるんだと決めているサッカーにきちんと馴染んでいたのは
「ラージグループの拡大」「層の底上げ」という部分で非常に大きかったと思う。
・今日のMOMは谷口。
高さ速さ強さのある相手CF相手に、仕事をさせなかった。
ガーナ。
どうやらフルメンバーからはそこそこ落ちたメンバーだったみたいだけど、
それでも、思ってたより全然手応えが無かった…。
基本的には3−4−2−1で自陣守備時には5−4−1。
攻撃面では日本のプレッシングを前にビルドアップにあっぷあっぷで、
ボールを逃がし続けることが精一杯。
まずもってどう前進したいのかも見えてこなかったし、
並びに変化をつけて人に付いてくる日本を利用してスペースを作る意識とか、
中心となる選手がテンポの緩急をつけて揺さぶるとか、
繋げないならサイド奥のスペースなりターゲットのCFに長いボールを蹴るぜというような割り切りもなく…。
0−2になってからスコア状況的に生まれる攻勢の時間帯でも
何かしらの狙いが見えることはなかったし、
自分たちの選手交代と共に「せめて1点」みたいな雰囲気もトーンダウンして行って、
そのメンタルにもがっかりした。
守備面では、ネガトラの遅さが特に感じられたのと、
右シャドーでスタメンしていた選手の守ろうという気持ちと守備への理解の無さが凄かった。
(和泉彼方にここまで書かせるって相当だと思うぞ…)
来日して試合してくれてありがとうの気持ちはありつつ、
W杯本番でどういうサッカーをするのか逆に興味湧くレベルでがっかりしたのも事実。
menu>football>match