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【女子】日本 3−0 カナダ
国際親善試合
(25/11/29:ピース(日本))
TBS



日本スタメン

________田中________
藤野______谷川______清家
______宮澤__長野______
北川____熊谷__古賀____高橋
________山下________



日本の攻勢をカナダが盛り返した前半を経て、
後半は最終盤を除いて日本のワンサイドゲームとなった。



日本。
・前回観た試合から8試合も消化している…。
 久しぶりに観ると「線」での評価が出来ないのでよろしくないよね…。
・カナダのビルドアップに対して谷川を前に出しての4−4−2セット。
 これは前から行く時とそうでない時の判断、そして行く時の圧力、
 いずれも一定以上の良い水準で出来ていたと思う。
・サイド攻撃にかける人数を減らしたい意識と
 クロスは基本ファーに蹴ってボックス内/付近で左右の揺さぶりをかけるという意識が、
 これまでのニールセン監督指揮下の試合よりも強くなっている感じがした。
・左に純正SB、右にCB兼任タイプのSBというのが基本的な考え方なのかな?
 清水が再びメンバーに絡んで来るようになったらどうなるか。
・キレッキレだった松窪を起用しての実質0トップは、
 押し込める相手との試合でのオプションとして大いにアリな印象。
・南を、完全な軸としては考えていないまでも
 高橋とか古賀の世代にいきなり背負わせ過ぎないための役割として欲してるっぽい。
(いつまでも熊谷頼りではいられない)
・たぶん、W杯アジア予選を兼ねるアジアカップも、
 ラージグループの形成を組み合わせの実験に使うつもりだとみた。






カナダ。
基本フォーメーション4−2−3−1からボランチの1枚を降ろして
3−4−3ないし3−3−4で攻撃したい様子は伺えたけど、
降りる役割を担っていた選手があまり信頼されてる感じがしなかったのと、
最後尾3枚で始めても結局日本の4−4−2セットに対して外外の前進ばかりになっていたのとで、
途中からボランチを降ろすのをやめて2+1スタートにしていた
表記すると2−1−4−3とか2−1−2−4みたいな。

CFと左SHの選手はスピードがあり、それを活かしたい雰囲気もあったけど、
いかんせん後方での保持において
バタバタしてるとは言わないまでも余裕があるわけでもないため、
散発的に何度かスペースに走り込ませることが出来た程度になっていた。

日本が中盤のサイドでボールを持った時に、
中央へと斜めへ差し込むパスに対してめちゃくちゃ脆かったのは
非常に気になった点。
SHとボランチの守備がこのままではよろしくないと思う。

…等々と書きつつも、
少なくとも前半は、手応えがないという感じでもない不思議なチームだった。
日本がギアを上げたわけでもやり方を変えたわけでもなかったのに、
後半の大失速は何だったんだろう?




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