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町田 1-0 浦和
J1百年構想/第18節
(26/05/22:MUFG)
DAZN



町田スタメン

_______イェンギ________
___サンホ______エリキ____
林____ラヴィ___前_____中村
____中山__岡村__昌子_____
_________谷_________



浦和スタメン

________小森________
サヴィオ____中島______金子
______渡邊_グスタフソン____
長沼____根本__宮本____石原
________西川________



巧みな守備と手堅い試合運びで「らしく」勝利した町田と、
田中達也暫定監督が持ち込んだものはある程度見せつつも
「その先」が及ばなかった浦和。



町田。
浦和のビルドアップ時の可変を読み切った形で前線守備を用意していた様子が見て取れる、
迷い無きWBの縦スライドとそれに伴い4枚になる最終ラインの横スライド。
そしてチームのひとつの形である、
「右で運んで左に振ってからの仕掛け」という攻撃。

これが見事にハマッて10分という早い段階で先制に成功。
こうなると、あとは堅いよね。

後半はビルドアップのやり方を変えてきた浦和に対して
前からハメることは出来なくなったものの、
中盤から後ろの堅さはそのままに、
人数をかけない効果的なカウンターと
それが叶わない時のスローダウンしての全体の保持で
賢く時計を進めて、
「らしく」、そして危なげなく、勝利。


イェンギ、エリキ、サンホの前3枚は攻守両面で関係性が良く、
林は周辺の選手が誰になってもスムーズな連携を見せ、
ラヴィと前は常に気が利いていて、
中山、岡村、昌子の最終ラインは盤石の堅さ。

ACLEという大きな山を越えてもこの質を出せているのは、
一過性の強さが見えていたということではなくて
本当に意識の高い集団なんだと思わせてくれるね。






スコルジャ監督が退任して急遽就任した田中達也暫定監督。
成績が持ち直しているのはサッカーの変化に因るのは間違いないハズで、
ではどう変わったのかというところが注目点。

端的に言うと、
「前に急がなくなった」
「保持と丁寧な前進を大事にしようね、という雰囲気を感じる」
…かな。

(しかし思うのは、
 「別にスコルジャ前監督でもたぶんこのサッカーは出来たよな」ということ。
 フロントがスコルジャ前監督に求めていたことからは
 田中達也監督のサッカーはズレていないのかい?
 ましてや新監督に名前が挙がってる人のことを思うと、
 超短期的にはこれでいいのかも知れないけど、
 目指すものからは一旦後退していることは認識しておくべきよね)
(そして、その目指すものに対してよりも、
 今やってるサッカーの方がマッチした編成でしょという指摘はしておきたい)


左SB長沼が高い位置に押し出して左DH渡邊を左SBのところに降ろしての4+1スタートを基本に、
全体で保持しながら押し込んでいこうねというビルドアップ。
前半はこの形に対して石原に林、渡邊に中村が縦スライドしてくる町田の守り方の前に
なかなか効果的な前進が出来なかったけど、
HTできっちりと対応策を用意。

グスタフソンが中央どっしり待機から少し左右に動かし、
動いた方向と逆側に選手(サヴィオや中島)が降りてきて受けたり、
ワンタッチパスでサイド、中、サイドと繋ぐことで縦スライドしてきた町田WBの背中を使ったり…という感じで
町田陣内に前向きでボールを運ぶ回数を増やすことには成功した。

町田の守備の堅さもあってその先の崩し方という部分では
良いものが見せられなかったものの、
この改善には一定の評価を与えるべきでしょう。

崩しの部分で言うと、
バイタルでポスト出来る選手を使うか、
サイドのコンビネーションを磨くか、
このどちらかは欲しいかな。

特に右サイドは、個でどうにかしてしまう金子がベンチに下がったあとは、
肥田野も早川も何の可能性も感じさせることが出来なかった。
タフに上下動出来る石原が右SBに控えているのだから、
彼を絡めて何かする意識を持つだけでだいぶ違うと思うのだけど…。




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