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川崎 0-1 広島
J1百年構想/PO(2md leg)※7位・8位決定戦
(26/06/06:とどろき)
DAZN
広島スタメン
________持山________
マルシーニョ___脇坂______伊藤
______河原__橘田______
三浦____丸山__松長根___山原
________山口________
千葉スタメン
________鈴木________
____中村______加藤____
東_____松本__川辺____新井
___佐々木__山﨑__中野____
________大内________
地上戦で押し込んで行きたい川崎と、
ハイプレスからのショートカウンターと最後尾からも縦に速い攻めを志向する広島。
スコア以上に内容に差がある試合となった。
川崎。
基本は2+2スタートからの地上戦なんだけど、
前回観た試合(第15節の東京V戦)からパターンの構築や精度の向上といったものは見られず、
広島のハイプレスが強烈なこともあって前進にはかなり苦しむこととなった。
山口、丸山、松長根のプレス耐性は高くなく、
SBは間接的な関与も無く、
脇坂が降りてくることに伴う真ん中3枚のローテーション(と言うほどでもない)も
広島のシャドー+DHの監視下でのみ行われており、
そのボール狩りの照準から逃れることは叶わなかった。
トータルスコアでもビハインド、この試合単体でもビハインドで迎えた後半、
必要に駆られてアタマから前に強く行ったことと、
広島の選手交代によるハイプレスの質の低下やゲームコントロールによって
最後尾からの前進は比較的出来るようになったものの、
何かを改善できたわけではなかったことは留意しておきたい。
また、上記の要因で攻撃回数が増えたからこそ前半よりも表面化したのは、
アタッキングサードにおいてボールホルダーだけでサッカーをしている感覚だと思う。
高い位置に進出した山原、三浦はクロスに持ち込む力はあるし、
伊藤の仕掛けは相手にとって厄介なんだけど、
それぞれが、相手が最大限に警戒してる中に単騎で飛び込むような攻撃でしかなく、
広島みたいに対面する選手の能力が均衡しているチーム相手にそれをやっても
決定機に繋がるような崩しにはならないよね。
脇坂、河原、橘田辺りの「このまま仕掛けても駄目だ、やり直そう」という
一旦保持への切り替えについては意志統一とそのための連動が出来ていたけど…。
怪我人が多い台所事情は聞こえて来てはいたけど、
今日の4バック+2DHは比較的長いこと出てるよね?
プレス回避とかサイドでの攻撃のコンビネーションとか、
もうちょっとパターンの構築、精度の向上が見られないことには
川崎フロンターレというクラブの格においては、厳しいと思う。
広島。
川崎について厳しめの言葉で書いたけど、
川崎がなかなかしんどいのを誤魔化しきれない状況に追い込む強さが、
広島にはあった。
川崎の2CB+GKをじわじわと追い詰めながら中央にボールを出させ、
出てきたらシャドーとDHで一気に狩り取る鋭さ。
中央に出しても駄目だとサイドに逃げる川崎のボール回しにも、
簡単には飛びつかずにじわじわと追い詰めて
苦しくなって中央に戻るボールを狙う狡猾さ。
3-4-2-1を採用してるチームのシャドーの中で、
中村と加藤のコンビがダントツいちばんに守備が上手いと思う。
自陣最後尾からの組み立てでは山﨑が右HS、佐々木が左HSにポジショニング。
中野は右外で前に出て新井が右HSに構える形を採用し、
中盤~後方のHSでのボール保持に際しては
外、中央、同レーン縦に1人ずつ配しての菱形形成を徹底。
斜め前に付けるパスを基本にしながら素早く前にボールを供給し、
狙うのはシャドーの選手によるポケットへの侵入。
中村による先制にして決勝ゴールの鮮やかさは
チームとしての狙いが高純度で表現された結果のものでしょう。
中村と加藤があまりに素晴らしいので、
前田とジャーメインのセットに代わってからのトーンダウン感が凄かった。
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