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キュラソー 0-2 コートジボワール
W杯/GL(3)
(26/06/26:フィラデルフィア(アメリカ))
DAZN



キュラソースタメン

__7___9__
_10__8__21_
24_5_18_3_20
____1____

キュラソーの選手リスト



コートジボワールスタメン

____9____
11___19___15
___8_18___
13__2_7__17
____1____

コートジボワールの選手リスト



勝利して勝点を4にすることでGL突破の可能性を残したいキュラソーと、
引き分けでも2位通過となるコートジボワール。
キュラソーは持てるものを出し尽くし、コートジボワールは大会中の成熟を感じさせる90分間だった。



キュラソー。
・歴史的な勝点1を手にした第2節とまったく同じ11人でスタート。
 初期配置こそ微妙に異なるが結果として同じ並びの5-4-1で耐える展開も同じ。
・一応の5-3-2スタートで、
 7ジュニーニョ・バクーナがコートジボワールの右CBに牽制をかける意欲を何度も見せてはいたが、
 さほど効果は得られずすぐに5-4-1を組み直す立ち上がり。
・試合を通してコートジボワールがゴールキックを地上から繋ぐのに対しハイプレスを意図していたが、
 これも早々にロングキックが回避されてしまいハメ切る場面はごくわずかだった。
・0-0の時間帯を出来るだけ長くしたかったが、
 7分に自陣深くでのボール奪取直後の選手間の意志の不一致を突かれ、
 先制を許してしまう。
・彼らとしては前半0-1までは許容範囲内だったとは思うが、
 コートジボワールが彼らの想定以上に精神的に余裕を持ってしまった。
・それでも、残り時間の長さから「ミドル~ローブロックで奪ってからカウンター」という戦い方は変えず、
 実際に21チョンの相手を剥がす能力を活かしながらカウンターを打つ場面を作れてはいた。
・作れてはいたが、その大半で自分たちの前の人数がもとより足りず(5-4-1で守っているのだから仕方ない)、
 且つ、コートジボワールの中盤の戻りが超速であったために
 「2つパスを繋げれば形になる」ところの2つ目をかなりの確率で阻まれていた。
・粘り強くやり続けるしかない中、
 後半開始直後だけオープンプレーであってもハイプレスを仕掛けるという変化をつけたりして
 スタメン11人で同点に追いつく展開を狙っていたが叶わず。
・61分にバランス型のMF8コメネンシアに代えてスピードタイプのFW11アントニッセを投入して最初の勝負に出たが、
 直後の64分に2失点目を喫して大勢が決まってしまった…。
・投入された11アントニッセが左SHとして守らなければいけない、
 コートジボワールから見ての右サイドを攻略されてしまっての失点だったのは
 (キュラソーの誰が緩かったとか悪いとか言うのは無かったが故になおさら)
 勝負のアヤを感じてしまう。
・流石は名将アドフォカート監督。
 2失点目直後ではなく77分まで待っての2枚替えで4-4-2へ変更。
 最後の勝負に出て、
 (コートジボワールが雑になった時間帯であったことも影響して)
 相手ゴールへと迫ったが、1点が遠かった。
・90分にまだ出場の無かった2選手をピッチに送り出して終戦。
・GL3試合すべて観たけど、
 オランダ生まれで同国の世代別代表を経験していたり
 普通に欧州5大リーグでプレーしてる選手が多いこともあって、
 個々の能力は一定以上あった。
・21チョンは試合を追うごとに守備意識の向上や運動量の増加があって、
 左足のボールタッチと身のこなしの軽さで相手を剥がす回数も増えていて、
 見ていて楽しい選手でした。






コートジボワール。
・もちろん負けたら話にならないわけだが引き分けでも2位通過という状況で、
 第2節からはスタメンを4人入れ替えて臨んだ一戦。
 (うち3人がDFラインの選手ということで前節で負傷した5シンゴが替わったことはさて置くとしても
 自分たちが比較的余裕をもって押し込める展開を想定していたことが伺える)
・非保持時には19ペペが前に出ての4-4-2へ、
 保持時には18サンガレをアンカー、8ケシエを左IH、19ペペを右IHとした4-3-3へ、
 それぞれ変化していた。
・キュラソーの前線守備がタイトではない上に、
 自分たちが4-3-3化から更にアンカー化した18サンガレがDFラインに落ちての最後尾3枚でのスタートということで、
 キュラソー陣内への侵入は容易で、
 且つ、2CB+18サンガレの3枚でボールを動かしながら
 タイミング良くサイドにボールを散らすことが出来ていた。
・どちらのサイドもSB、SH、IH化した選手の3枚によるユニットがスムーズにボールを回し、
 左では11ディオマンデのタッチライン際突破や彼の3人目の動きでのポケット突撃、
 右では2人のレフティ(15ディアロ、19ペペ)のカットインが効いていた。
・そして、第1節、第2節と大きな違いを感じたのは、先制後の振る舞いだった。
 「保持のための保持」とか「試合の流れに緩急をつける」といったものを見せることが出来ていて、
 (GL突破のための状況やキュラソーとの能力差があれども)
 チームとしてこの大会中に成長してることを感じさせた。
・大会にポジティヴな驚きをもたらすかのはこういうチームなのではなかろうか。
・早々に先制して、効果的な攻撃を繰り出しながらも試合のテンポをコントロールしていた中、
 HTで15ディアロを下げて26ウライを投入したのには驚いたが、
 保持時の4-3-3を基本フォーメーションへと変更し、
 19ペペを右サイドに回し、左IH化していた8ケシエを右IHにズラし、26ウナイを左IHとして起用したのは、
 おそらくキュラソー21チョン対策だと思われる(右サイドで持った左利きのチョンが中に持ち出すとウナイと対面する構図)
・保持時に上手く行っていた4-3-3の形はそのままに守備面での強化を図ったこの交代には、
 ファエ監督の策士ぶりを感じた。
・(と言うか、こうなってくると、第1節のエクアドル戦のあの単調さは何だったんだという話になる)
・26ウナイを投入するに当たって「残した」19ペペは、
 15ディアロに比べて守備で計算が立つという評価なのか
 プレータイムを考慮してのものなのかはわからないけれど、
 「残した」19ペペが試合を決定づける2点目を決めるのだから、
 ファエ監督としては気持ちいいよね。
・64分に0-2としてからは67分に3枚替え、77分に1枚替えでマネジメントも出来て、
 (3枚替えの後に少しチームとしてプレーが雑になる時間帯があったものの)
 非常に良い流れでR32へ向かうことが出来る試合となった。




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