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アルゼンチン 3-2 カーボベルデ
(延長)

W杯/R32
(26/07/04:マイアミ(アメリカ))
DAZN



アルゼンチンスタメン

16___22___10
__24___7__
____20____
25__6_13__26
____23____

アルゼンチンの選手リスト



カーボベルデスタメン

____21____
7___15___20
___14_6___
13__3_4__22
____1____

カーボベルデの選手リスト



ディフェンディング・チャンピオンであるサッカー大国のアルゼンチンと
この大会で旋風を巻き起こしている初出場の小国・カーボベルデ。
熱量高き戦いは延長にまでもつれ込むも、最後は王者が小国を突き放してみせた。



アルゼンチン
・上図4-3-3を基本の並びとし、
 最後尾から地上での前進を図る時には左IH24フェルナンデスがアンカー20マックアリスターをサポートしての
 「2+2」スタートとなることが多かった。
・カーボベルデがハイプレスをかけてくることは殆ど無かったので、
 相手陣内までは特に苦労せずに侵入。
・幅を取って相手守備網を広げようという意識はあまり無く、
 一応右WGということになっている10メッシを始め全体がボックス幅に収まる感じで、
 その中でボールを前後左右に動かして無理やり隙間を作っていくイメージだった。
・そうしたイメージの中でも左WG16アルマダと右SB26モリーナは幅取り役を務めていたが、
 彼らを活用しようというよりは
 ボール回しが詰まった時に一旦ボールを逃がしてやり直すためのポイントとして
 彼らには外めに立っていてもらうといった感じ。
・29分に先制するも59分に追いつかれてしまい、やや空気が重くなったところで63分に2枚替え。
 この交代のタイミングくらいから、
 「ボックス幅でのボール回しで中央こじ開け」にこだわり続けていたのが
 「後方の選手から対角ウラにミドルパスを供給し相手DFラインを押し下げよう」という攻撃へと変化が見られた、
 (ハーフウェー付近右HSで保持した選手…7デパウルや13ロメロなど…から
 左HSウラへ飛び出してい15ゴンサレスなどへの、右HS→左HSの頻度が高かった)く
・ミドルサードでコンパクトネスを保とうと腐心するカーボベルデの守備陣に背走を強いることとなったこの攻撃は
 オープンプレーの中で得点に結実することは無かったものの、
 CKの獲得増に効果があったと思うし、
 2点目3点目がいずれも左CKから生まれていることを考えれば
 大当たりだったと評すべきかも知れない。
・相手の最後尾保持~前進に対しては左WGが中盤に落ちての4-4-2。
 「2」の一角が10メッシであることもあるのだろう、プレッシングの意識は低め。
・試合の構図もあって守備の局面は相手のカウンターを受け止める部分がどうしても印象に残るが、
 全体の帰陣がめちゃめちゃ速いとか、
 CBが数的同数でもどうにかしてくれるみたいなことは無く、
 その時に守備に当たれる選手たちのポジショニングの巧みさなのか、
 「このパスが通ればビッグチャンスに繋がる」みたいなパスでミスが出るような展開が多かった。
(放送席の解説陣…ラモス瑠偉と田中マルクス闘莉王…は
 これをカーボベルデの技術の拙さや焦りと捕らえて「もったいない」を連呼していたけど、
 自分は「果たして単純にカーボベルデのミスなのか?」と疑問に思っている)
(「他の相手との試合でも被カウンター時に相手のパスミスが多くなるんじゃないか?」
 「相手がミスパスしやすくなるようにアルゼンチンの選手が守ってるんじゃないのか?」と)
・チーム全体でめちゃめちゃハードワークしてるわけでもなかったのに
 足を攣る選手、明らかに動きが重くなる選手が多かったのは気になる点。
 解説陣も気にかけていたが、コンディションが良くなかったのか?






カーボベルデ。
・GL第1節でスペインとスコアレスドローを演じたことで一気に話題になったのは認識していた。
・TLに「監督があまりにも小林伸二」というのが流れてきていたのだけど、本当に小林伸二だった(笑)
・試合開始の笛から試合終了の笛まで、王者アルゼンチンを前にまったく怯むことなく自信を持ってプレーしていた。
・基本フォーメーションは上図4-2-3-1で、
 非保持時には左DH14デロイ・ドゥアルテが前に出ての4-1-4-1で相手の前進を牽制しつつ、
 最終的には4-5-1でミドルブロックを敷く。
・保持/非保持を問わずに左SH7ジョヴァネ・カブラルが割合自由に動き回っていて、
 2列目の高さで内側に入ったり、2トップの一角然として振る舞ったり。
 彼の様子を見て、
 CF21ダ・コスタが左を守ったり、
 左DH14デロイドゥアルテが繋ぎ役に入ったり、
 左SB13シドニー・ロペス・カブラルが果敢な攻撃参加を見せたりしていた。
・アルゼンチンのプレッシングがそこまで強烈じゃないことはあるにせよ、
 ネガトラでの寄せをしっかり外して、
 GK1ヴォジーニャも使いながらサイドでの縦縦を中心にきちんと前進出来ていた。
・崩しについてはほぼほぼサイド攻撃のみで、
 右は右SH20メンデスの単騎突破からのクロス、
 左は左SH7ジョヴァネ・カブラルと左SB13シドニー・ロペス・カブラルが絡んで
 ペナ角手前からのアーリークロス。
・保持して押し込んでの攻撃に迫力や精度の高さが感じられたかというと、
 正直言ってそうではなかったけど、
 ベンチが繰り出してきた交代策を含めて「やり切るぞ」という意志は強く感じた。
・試合展開や好機の数を考えると、2度に渡り追いついてみせたのはやはり驚異的で、
 特に2点目の13シドニー・ロペス・カブラルのゴラッソは会場の空気はちょっと変わる一撃だった。
・この試合の中でカーボベルデに勝機があったとすれば、
 2-2に追いついたあのタイミングだったと思うんだけど、
 延長前半の終わり際だったこともあって勢いで押せ押せの時間を作れなかったのは
 不運と言えば不運だった。
・最終的に敗戦となってはしまったけど、
 堂々たる戦いぶりと粘りは本当に素晴らしかった。




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