menufootballmatch




スペイン 2-1 ベルギー
W杯/QF
(26/07/10ロサンゼルス(アメリカ))
DAZN



スペインスタメン

15___21___19
__8___10__
____16____
24__14_22__12
____23____

スペインの選手リスト



ベルギースタメン

____17____
11___7___10
___23_20___
5__4_25__21
____1____

ベルギーの選手リスト



ボールと主導権を握るスペインに対し、難しい展開を強いられるベルギー。
一度は崩壊の危機を乗り越えたが、二度目は訪れなかった。
最終的にはスペインがスペインらしく勝利。



スペイン
・ベルギーが前から奪いに行く意識をほぼ持っていなかったため、
 ハーフウェーを越える辺りまでは比較的無風で運べてたと言えるか。
・前半は両WGがやや内側、ペナ角辺りに構えることが多く、
 左の15バエナはそこから裏取りを、右の19ヤマルはコンビネーションの起点となるイメージ。
・スペインの右サイド/ベルギーの左サイドは試合を通じて重要な主導権争いの場だったけど、
 これにチーム全体の保持力と19ヤマル、10オルモ、12ポロの連携でもって勝利し、
 試合を優勢に進めることに寄与していたように思う。
・前半のスペイン/ベルギーの戦い方を鑑みると、
 中央からベルギー左CB4メシェレのところはもっと攻略してゴールに繋げたかった。
・先制後、このまま波に乗るかと思われた中で最初のピンチと言っていい展開から追いつかれるも、
 チーム全体にまったく慌てる雰囲気が出なかったのは素晴らしい。
 (しかも、この大会初失点だったのにね)
・55分に先手を打っての選手交代は90分で勝ちたい思いとベルギーを後手に回らせる意図を感じた。
・左WGを15バエナから7トーレスに代えたことで「右で作って中央~左で仕留める」構図を鮮明にするのはパターン。
・かーらーのー、CF21オヤルサバルに代えて左WGに17ニコ(7トーレスはCFへ移動)で
 再び左サイドに縦の選択肢をもたらす変更は、大きな揺さぶりになったと言える。
 (17ニコは負傷してたみたいね。「戻ってこれた」みたいな雰囲気がTLに漂っていた)
・そして仕事人の6メリーノ。
・スペインの中盤から前の選手って、
 例えば「よりストライカータイプ」な選手が他のチームでストライカー仕事を任されても
 あまり力を発揮出来ないと思うんだよね。
 スペインがチーム全体で相手を動かしに動かして最後のところで「よりストライカータイプ」がストライカー仕事をするので、
 ストライカーとして図抜けて無くても結果を残せる…みたいな。
・ベンチの采配が抜群で、
 時間帯と選手の組み合わせで「より◯◯タイプ」の「◯◯」が最大限に活きている印象。






ベルギー。
・好調だったらしい24オナナが負傷で大会中の復帰が難しいみたいな情報は聞こえてきていた。
・スタメン発表時に名を連ねていた主将でボランチの8ティーレマンスは練習中に負傷したようで
 急遽スタメンが変更される事態に(代わって20ファナケンがスタメン)。
 この影響はけっこう大きかったのではと推察する。
・右SH10トロサールと左SH11ドクは左右入れ替えてのプレーも可能で
 「どっちがどっちのサイド?」というのはひとつの注目点だったようだが、
 この試合では後半立ち上がりの7~8分を除いて11ドクが左で固定されていた。
・スペイン対策というのを敷いてきていて、
 1)ドリブラーの左SHドクで押し込む/陣地回復を図る
 2)自分たちが保持した時は左SB5でクーパーがアンダーラップで左大外の11ドクを追い越して
  最前線まで飛び出していく
 3)左DH23ラスキンが2)に連動して左SBの位置に落ちたり左HSのままでも低めに構えたりして、
  とにかく5クーパーと共に11ドクの周辺で大きな動きをすることで
  11ドクをスペインの監視下から解放しようという試みる
 4)スペインがリズムを作るべく10オルモや21オヤルサバルが一旦引いて受ける動きに対しては
  左CB4メシェレがデートしてこれを潰す
 …といったものが、前半には見られた。
・これらのことから、
 ある程度自分たちでボールを握れるだろうと考えていたこと、
 スペインのパス回しの中で10オルモ、21オヤルサバルが引いて受ける動きは
 奪ってカウンターの狙い目としていたこと
 …が、推察されるが、
 ハッキリ言って、いずれも大きな効果は得られていなかった。
 (諦めたのだろう、後半は前述1)~4)のすべてをやめてしまった)
・8ティーレマンスが出場出来ていたら、この狙いは上手く行ったのだろうか?
・ボールも主導権も握られてしんどい中、
 CF17デケテラーレがロングボールを収めるくらいしか活路が見いだせていなかったにも関わらず
 最初の好機をモノにして同点に持ち込めたのは非常に大きかった。
・後半は立ち上がりだけ11ドクを左に回していて、
 これは揺さぶりをかける目的だったと思うのだけど効果は得られずにすぐにポジションを戻し、
 あとは60分の3枚替えで切り札である9ルカクをCFに投入。
 雰囲気の一変を狙ったが、これも不発に終わった。
 (9ルカクよりも彼の投入で右SHに回ったスタメンCFの17デケテラーレの方がハイボールを収めていた…)
・また、痛かったのは好守を見せていた守護神・GK1クルトワの負傷交代だろう。
 スペインの2点目は代わって入ったGK12ラメンスのミスと言えばミスなんだろうけど、
 あれはGKのファンブルを信じて超速で詰めていたスペインの選手2人を讃えるべきかなぁ、と思う。
・(そして、どのみち、延長に逃げ込めたとしてもこじ開けられていただろうなという内容だった)
・あまり見せ場を作れずにじりじりとスペインに敗退へと追いやられた印象の90分間だったが、
 60分に左SBに投入された18セイスは、スペイン右WG19ヤマルを非常によく抑えていたと思う。




menufootballmatch