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フランス 0-2 スペイン
W杯/SF
(26/07/14ダラス(アメリカ))
日テレ
フランススタメン
____10____
12___11___7
___14_8___
3__17_4__5
____16____
フランスの選手リスト
スペインスタメン
15___21___19
__8___10__
____16____
24__14_22__12
____23____
スペインの選手リスト
ちょっと衝撃的な試合だった。
早々の先制点があったとはいえ、スペインがとにかくボールと試合を支配。
フランスは(このレベルにおいては)何も出来ずに敗れ去ったと言っていいでしょう。
フランス
・初めてこの大会で観るよ。
・TLから聞こえてきていたのは
「どのポジションもとにかく個が強烈」
「多少しんどくても突然に理不尽を突きつけて勝つ」
「こりゃ優勝だろ」
といった、試合を観た人たちの感想だった。
・実際に観て思ったのは「とにかくアスリート能力が高い」ということ。
スペインのボール回しに対して個々の寄せが鋭くて、
どの国を相手にしても保持のための保持では悠々とパスを繋げていたスペインに、
一瞬の油断も許さない緊張感を与えていた。
・また、そのアスリート能力の高さゆえに「五分五分のボールが五分じゃない」と感じさせもした。
・一方で、厳密に「この試合はこういうふうに攻める/守る」という意思表示みたいなものは感じなかった。
・スペインの最後尾保持~前進に対してトップ下11オリーゼを前に出しての4-4-2で構えるも、
「誰かにもたせたくない」「どこを通されたくない」「ここへ誘導したい」といったものは見えず、
個々がとにかく鋭い寄せで自分の近くで受けた選手に圧力をかける…を、ピッチ上のすべての場所で連続しているみたいな印象。
・(それでもスペインがボールを逃がすのに精一杯の時間を長く作ってたのだから相当に凄いんだけど)
・攻撃も、ハーフウェー付近でボールを持って前を向けさえすれば、
個人が持っている(スピードをベースにした)打開力で好機らしき形まで行きはするものの、
アタッキングサードに入ると完全に即興の世界、みたいな。
・彼らの素早い(個の)攻撃は確かに脅威なんだけど、
同時に、少しでもモタついた時にはスペインの素早い帰陣で囲まれてしまい状況を難しくしていたのも事実。
・これらを総合して表現すると、「漫然と、11人が個人の総和でサッカーしてたのかな」という感じになるかな。
サッカーは個の能力の総和でないのは誰もが知るところである。
・必死にボールを追うもあまりに奪えなくて気持ちが切れてしまったのか、
2失点目のスペイン12ポロがワンツーで抜け出した際に、
彼を見張っていた選手がパス&ゴーした彼を追わなかったのは象徴的だった。
・以下、机上で語るマンによる後出し語り。
・守備ブロックを低めに構えてのロングカウンター狙いで試合に入る選択肢はあった気がする。
・アジリティに勝るのだから、グラウンダーのアーリークロスをGKとDFラインの間に入れ続ければ良かったのでは。
(サイドの選手も自分で打開してフィニッシュの意識がめちゃ高かった)
・ベンチに空中戦要員のアタッカーはいなかったのかな?
(これを書くにあたって調べたら192cmのマテタというFWが控えていたね)
・FW10エムバペが絶対的エースでリーダーなのはそれとして、
ボランチ~DFにチームの手綱を握れる選手orめっちゃ味方を鼓舞出来る選手がいたなら、
幾らか違った試合内容に出来たんじゃないかと思う。
スペイン。
・早々の先制点が自分たちに余裕を、フランスには焦りを、
時間を追うごとにもたらしたのは間違いないのだけど、
それを差し引いても圧巻の勝利だった。
・フランスのところでも書いたけど、
ボール回しにおける余裕は削られつつも決して簡単にロストすることなく保持をして、
フランスの勢いと気持ちを削ぎ続けた。
・スペインらしいと言えばそれで済む話ではあるけど、尋常じゃない遂行力だと思う。
・スペインのスタイルを考えれば、
選手が共有している「ボール回しのためのベース」が
途轍もなく高いレベルであるということだ。
・FW7トーレス、MF6メリーノを途中投入していく勝利の方程式を継続させつつ、
負傷なのか不調なのかで出場が制限されてたっぽいFW17ニコも投入出来て
決勝への備えもヨシ。
怖いのはこの試合での完勝から来る(かも知れない)慢心だけだ。
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