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【女子U-20】日本 2−2 アメリカ
女子U-20W杯/GL(2)
(26/09/09:ウッチ(ポーランド))
DAZN
日本スタメン
________田子________
眞城______福島______栗本
______本田__古田______
鈴木____朝生__佐野____青木
________岩崎________
互いの狙いが噛み合い、その長所で相手を上回り合う好ゲーム。
敗戦濃厚の試合を引き分けに持ち込んだ日本と、ロスト2のアメリカ。
日本。
・アジア大会でも見せていた4−3−3と4−2−3−1の使い分けで、
同格以上の相手やより慎重な試合運びを行う際に見せていた4−2−3−1を採用。
・0−1で折り返すことになってしまったものの、前半は良い出来だったと思う。
福島を前に出して4−4−2化した状態でのハイプレスでアメリカの前進を次々と網に掛け、
あるいは「持たされた」状態に追い込み、試合をコントロールしていた。
・しかし、そんな前半から「やられてしまうならこの形」は露呈していて、
その上で後半はアタマからハイプレスも攻略されてしまい、
正直言って選手たちの根性でどうにかしている状態だった。
・交代選手が絡んで1−2を2−2に持っていったという点では「采配ズバリ」だが、
そもそもの采配に問題があり、また、戦い方のバリエーションが仕込めていないのはしんどいところ。
・とは言え、アジア大会を通じて今回招集されているメンバーの殆どを既に見ている身としては、
ハイプレスと保持をベースにしたこのサッカー以外を仕込んでも、
チームとしての最大値はたかが知れてるなとも思う。
・そう考えると、鍛え上げるべきは選手のIQか。
相手の前進に対するハメ方のバリエーションを用意し、
試合中に自主的にそれを使い分ける賢さと全体での意思統一。
【初めて観た選手の覚え書き】
10:松澤/トップ下で途中出場。2列目の選手の中では直線的な鋭さを持つアタッカー。
アメリカ。
FIFAは4−2−3−1と出していたけど、4−4−2と言ってしまって良いと思う。
右肩上がりの2+2スタートで、
短く繋ぎながら右での前進or左奥に流れるFW9に一発のロングボールを基本としていたが、
前半は日本のハイプレスの前に前者は殆どが潰され、
好機は後者からに限られていた印象。
それでも、何度か日本を裏返す中でCK獲得にまで持ち込み、
そこから先制ゴールを挙げるのだからやはり個々の能力の高さは流石だった。
HTで日本のハイプレスの掻い潜り方を仕込んで後半は一気に試合をオープンな展開に変え、
そこで個々の運ぶ力を発揮。
どんどんと日本を疲弊させていった。
まず目についたのは、
前半は「この選手は地上からの前進の際には穴なのかな」と思わせるほどに
ボールを預けていなかった左SB3を活用してのピッチ左半分での地上前進を織り交ぜてくるようになったこと。
また、これにより日本の4−4−2セットが前半よりも横に広げられたことを受けて、
前半のうちからその形を見せていた、
右SH17が内側に入り眞城と本田の間でボールを受け、そこから推進力を発揮するパターンが機能するようになっていた。
そして、左右が両方とも使えるようになったことでCBからDHに預けられる回数も増え、
中盤の底から6、8がキャリーする場面も出てきて、
ハイプレスで強く前に向けていた日本の守備の矢印を様々な方向へと「後追い」にさせることに成功。
決定機の数で言えば後半だけで日本の90分のそれを上回っていたと思う。
2−2の引き分けで試合を終えて、
「自分たちにもっと決定力があれば」「日本のGKがIWASAKIでなければ」と思ったに違いない。
個人で気になったのは高さ、速さ、強さを備えたFW9。
この選手は、普通に行けば向こう10年くらいは面倒な選手として立ちはだかるんじゃないかな。
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