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清水 1-0 福岡
J1/第7節
(26/09/12:IAI)
DAZN
清水スタメン
井上______セフン__ジャーメイン
____嶋本______小塚____
________弓場________
ブルネッティ_本多__高橋____須貝
________梅田________
福岡スタメン
________ポポ________
____重見______師岡____
前嶋____見木__椎橋____橋本
_____宮__田代__深澤____
________小畑________
ボールが持てる展開の中、丹念に左右の揺さぶりを繰り返した清水と、
ボールを持たせながらメリハリのある守備から速い攻撃を見せていた福岡。
五分と言っていい内容で清水がスコアで上回ったのはシンプルに攻撃の回数ゆえか。
清水。
試合展開を予想していたのか、はたまたチーム作りが次の段階に入っているからか、
「まずはセフンを見て蹴る」からは脱却していて、
シンプルな2+1スタートで地上からの繋ぎを志向していた。
福岡の守備開始位置が基本的には低かったこともあって
ハーフウェーまではほぼほぼ労力を割かずに運べており、
時折牽制に遭うと小泉(ドゥジェ)が弓場を助けに降りてきて、保持と循環に寄与。
90分を通して左から前進したい意図を強く感じたのは
配置した選手のキャラクターゆえだと思うが、
(井上のスピード、嶋本の前に絡む力、ジャーメインのフィニッシュ能力)
左サイドの攻撃が機能的だったとは言い難いもので終わっていたのは
井上が今季初先発であることの影響なのかな。
(カットインしたがる井上とそんな井上を大外から追い越すことのないブルネッティの図は気になった)
(とは言え、何度も何度も左右に丁寧にボールを動かす中で左からのクロスも上がってはいたが)
アンカー起用されていた弓場は、
よくやり直しのための逃げ口になっていて自身を経由して逆サイドへボールを振ることは出来ていたけど、
そのさなかに何度か中央に差し込めるチャンスがありながらも無難なプレーに終始していたのは、
ちょっと勿体なく感じた。
もう少し勝負する選択を持つと、彼自身にもチームの攻撃にも怖さが出てくると思う。
実況によれば(久々に青嶋達也の実況で試合を観た)
この試合を迎えるまでに得点力不足が叫ばれるチーム状況だったようだけど、
「丁寧に根気良く」と言えば聞こえはいいけど、
相手が強固なブロックを敷く中でその外側を回して崩しきってはいないけどクロス…みたいな攻撃が多かったのを見ると、
その状況も頷ける。
サイドのコンビネーションをもっと磨くのと中央でアクセントをつけることも意識することは、マストかな。
福岡の保持に対しては嶋本を前に出して4-4-2で構えるオーソドックスな形と、
福岡の3+2スタートに3トップと2IHをそのまま当てていく形とを使い分けていたように見えたけど、
その基準までは読み取ることが出来なかった。
後者の方が福岡が前進に手間がかかる上にキーマンである見木が前を向いてボールを持つことに苦労していたので、
常に後者で良かったのではとは思った。
また、吉田監督のサッカーを採り入れていくにあたって
前線の守備強度や高い位置でのネガトラは強調される部分であると思うのだけど、
この試合では、別に緩くはなかったけど特別意識を強く持ってやるんだという雰囲気は感じなかった。
(前述の4-4-2化と4-3-3のままの使い分けと何か関係があるのかな?)
自陣でボールを奪った福岡が速い展開でサイド奥を突いてくる頻度が高い中、
自分たちが左サイドからの前進を意図していたために
そのサイドを裏返されることが多かったんだけど、
師岡、重見、橋本らが突撃してくるダッチライン際において
ブルネッティの守備の1対1の強さは光っていた。
これだけ守ってくれればオーバーラップしての攻撃関与が少なくても十二分というレベル。
エースの風格が出てきている嶋本が左IHに入る試合においては、
左WGは縦突破が第一選択肢の方がいいのは、
67分に投入された藤井を見れば明らか。
井上は今日の藤井を参考にしよう。
福岡。
清水の最後尾保持の状態を見ながら、
行けると踏めば最前線から連動して奪いに出て行き、
それが叶わなければ自陣に入ってすぐのところで5-2-3にて守備を開始するさまは
(そしてスムーズに5-4-1へ移行)
意思の統一が見事に図られていたし、
奪ってからサイド奥を素早く狙う速攻と
中央で見木を経由することで落ち着いて保持~前進に繋げる使い分けも良し。
保持モードになれば見木、名古、重見でボックス幅でボールを回しながら
サイド奥~ポケットへの飛び出しを伺ったり、
ゴール幅でのワンタッチプレーを試みたり…と、
攻撃のバリエーションもきちんと持っていて、
前節までの1勝1分4敗という成績はちょっと見合わないなという印象を受けた。
実況によれば、どうやら試合終盤の「際」の部分で耐えきれずに失点というパターンが多いようで、
これはもう鶏卵の問題かなぁ…。
早めに逃げ切れる、しのぎ切れるという成功体験を得ることが出来れば、
残留圏内~中位でシーズンを推移出来るだろうし、
いつまでも成功体験を得られないでいると
やっているサッカーに対してチームが自信を持てなくなって崩壊へ…の道も出てくるでしょう。
この試合に限っての話では、8分にポポ、30分に深澤がそれぞれ負傷交代となったのは痛かった。
ベンチから送り出す選手により劇的にサッカーが変わるチームではないけど、
30分の段階で(HTを除く)交代回数が1、枚数が3に制限されてしまうと、
ベンチとしては目の前で起きていることへの対処方について我慢に重きが置かれるようになるでしょう。
師岡。
主力として試合に絡むために鹿島から決意の移籍を果たして、
その思いが強く強く表現された活躍ぶりだった。
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