モグライダー(ハカセ/美空)

美空
m(_ _)m

ハカセ
「どうもー、モグライダーです。
 よろしくお願いしまーす」

美空
「『ハッピー☆マテリアル』って曲があるじゃない?」

ハカセ
「ありますね。
 これ読んでる人で知らない人はいないだろうし、
 ちょっとアニメとか好きな人の間では
 聴いたことない人はいないんじゃないかってくらいに
 有名な曲だと思いますけど」

美空
「あの曲の中でひとつ気になることがあってさ」

ハカセ
「はい」

美空
「実際に光る風を追い越したら、君に逢えたのか、
 ……っていうのが、どうしても気になるのよねぇ」

ハカセ
「はぁ…。
 まぁ、それはそういう歌詞ですからね。
 完全に答えがわからなくても、
 希望が叶ったみたいな雰囲気を感じ取れたら
 それでいいんじゃないんですか」

美空
「いや、どうしても気になるのよ」

ハカセ
「どうしても気になる。
 …で?」

美空
「そこで今日は、光る風をやってもらって」

ハカセ
「やってもらって?
 私がですか?」

美空
「それで追い越してみるんで、
 どうなるのか、
 君に逢えたのか、ね?
 ( ( ( ( ( (  ̄ー ̄)」

ハカセ
「いや、そんな舞台の端の方に行って…。
 やるんですか?」

美空
「さ、どぞ」

ハカセ
「仕方ないですね…。
 テーテテテテテテッ、テレレッテテテテ」

美空
「    ( ̄ー ̄ ) ))))」

ハカセ
「テテテ、テテテテテ、テテテテッ」

美空
「( ̄ー ̄ ) )))」

ハカセ
「♪光る風を、追い越したら
 ( ̄ー ̄ ) )))」
  美空
「       (゜o゜)いや、ちょっと!」

ハカセ
「はい?」

美空
「いや、何でそっちに逃げちゃうの!
 それじゃ追い越せないでしょ(笑)」

ハカセ
「え、逃げますよね?
 風っていうくらいですから、留まってる方がおかしいですよ」

美空
「え、そういうのアリ?」

ハカセ
「風ですから」

美空
「…わかった。
 それじゃ、アリということでもう一度チャレンジするわ。
 ( ( ( ( ( (  ̄ー ̄)」

ハカセ
「テーテテテテテテッ、テレレッテテテテ」

美空
「    ( ̄ー ̄ ) ))))」

ハカセ
「テテテ、テテテテテ、テテテテッ」

美空
「( ̄ー ̄ )3=3=3=3」

ハカセ
「♪光る風を、追い越したら
  ( ( (  ̄ー ̄)」

美空
「(゜o゜)ちょっとーっ!」

ハカセ
「はい?」

美空
「何で今度は向かって来た?(笑)
 追い越せないですれ違っちゃうでしょ!」

ハカセ
「いや、風向きって変わるものですよね?
 特定の地形等で無い限りは」

美空
「そうかも知れないけど!
 あるでしょ!
 今、これやってる目的が!!」

ハカセ
「わかりました、わかりました(苦笑)」

美空
「今度こそ頼んだからね?
 ( ( ( ( ( (  ̄ー ̄)」

ハカセ
「じゃ、先に言っておきますね。
 風なので、留まらずに進行方向に軽く逃げますので」

美空
「…オッケー」

ハカセ
「テーテテテテテテッ、テレレッテテテテ」

美空
「          ( ̄ー ̄ )」

ハカセ
「テテテ、テテテテテ、テテテテッ」

美空
「          ( ̄ー ̄ )☆」

ハカセ
「♪光る風を、追い越したら
      ( ̄ー ̄ ) )))」

美空
「三三三三三三三三三三三三三ミ☆」

ハカセ
「    (゜o゜)速っ!」

美空
「( (  ̄ー ̄)いやー、ようやく追い越せたよ〜」

ハカセ
「アーティファクト使いましたよね?
 凄い速さで舞台袖まで突き抜けて行っちゃいましたけど、
 どうでした?」

美空
「逢えました!」

ハカセ
「逢えた!
 それは良かったです。
 それで、『君』っていうのはどんな方でした?」

美空
「舞台袖で見てたウチのマネージャーでした」

ハカセ
「いい加減にしてください」

ハカセ/美空
「どうもありがとうございました」