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【カマタマーレ讃岐】2021シーズン新体制発表会を観て、雑感
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【カマタマーレ讃岐】2021シーズン新体制発表会を観て、雑感
毎年恒例の新体制発表会。
時勢を鑑みてYouTubeによる配信という形式で行われた、
2021シーズンのそれを観ての雑感を。
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【第1部】新体制発表会(該当の動画へ飛びます)
○MENU○
0:00/オープニング
0:50/選手・スタッフ入場
10:23/池内秀樹 代表取締役社長 挨拶
19:47/上野山信行 GM 兼 監督 挨拶
20:58/来賓ご挨拶
35:20/新加入選手紹介
47:15/新加入スタッフ挨拶
50:05/ユニフォーム・ユニフォームスポンサーご紹介
52:58/サポーターからのメッセージご紹介
01:05:13/選手代表挨拶(高木和正選手)
(司会:DJ HYRO)
選手、スタッフはスーツ姿にマスク着用で登場。
まず気になったのは、選手入場時に判明した登録ポジション。
薩川がDF(再度、左SBを基本に考えるということか)
川アがMF(4バックを敷くなら2列目より前で確定)
下川がMF(これは想定内)
吉馴がMF(C大阪サポからは「1列前の方が…」の声もあったが、やはり右SBとの考えなのでしょう)
中村駿太がMF(FW起用もあるだろけど、サイドのドリブラーで考えられているのか)
シーズンが、試合が始まってしまえば登録ポジションに執着することはないけれど、
登録されているものえで監督の考えが伺えるので、これは大事だと思います。
そして、澤田が左足を負傷していること。
軽くない感じの歩き方だったので、
キャンプで出遅れること、開幕で遅れを取ることは間違い無さそう…。
トレーナー、チーフドクター、マネージャーも初めて発表。
これは後でまとめられたものが讃岐公式サイトにも載ることでしょう。
池内社長挨拶(要旨)。
年明けに新型コロナウイルスの陽性者3名が出たお詫び。
20シーズンはチーム成績、事業ともに想定を下回った中で、
3年でJ2上位争い(所謂「3年計画」)を維持するためにクラブ全体で考えた。
維持することは簡単ではないが不可能ではない。
今季はあくまでJ2昇格が目標。
3年計画の遂行ありきでの上野山GMに監督就任を要請。
兼任が重責であることは理解、クラブ全体で支える。
各カテゴリのダイレクターが大事。
事業面ではJ2昇格を支える事業を推進。
(スポンサーや行政と)共に何が出来るか。
重点的に考えるのは子どもたちに対すること。
安心、安全、快適、笑顔あふれるスタジアムを実現。
これらにより自治体、スポンサーとの関係を深める。
中長期的な課題への取り組みとして「全体戦略図」を作成し大きな循環を描く。
この図に欠けているクラブハウス、練習場問題には3年で目処をつけたいと考えている。
「必ず成果を出します」
クラブハウス、練習場問題に対して「3年で目処をつけたい」と期間を言葉にしたのが
新しいトピックスですね。
(池内社長は「クラブハウス、練習場」と触れたけど、現在より大きな問題なのはクラブハウスですね)
トップチーム強化、アカデミーとの連携、スポンサーや行政との関わり方を総合的に判断して
いちばん良い選択をしたいと言っていたけれど、
そんなに選択肢があるのだろうか。
また、建設に関する費用の問題もあるわけで、
現在の財政状況から「3年」が可能なのかどうか…。
「J2昇格ですべてを好転させるしかない」という雰囲気を幾らか感じるものの、
これまでの池内社長の言説からすると、
まったく計算が立っていないことを言うような人ではないとも思えるし…。
全体戦略図や文字起こしについては、後々、讃岐公式に掲載されることでしょう。
上野山GM兼監督挨拶(要旨)。
コロナ陽性の3名は既に復帰。
現在は人として、選手としての個々の成長を促しているので
チーム状況については待ってもらいたい。
高知キャンプを行う。
その中で個々の成長と同時にチームとしての成熟に取り組む。
「人として」の言葉が上野山GM兼監督らしいですね。
浜田恵造香川県県知事、大西秀人高松市市長、梶正治丸亀市市長、山下昭史三豊市市長からのビデオメッセージ。
丸亀市出身の武下に期待を寄せる梶市長、
練習場の提供を含め子供たちのためにもカマタマーレを全力応援という山下市長のような言葉を
たくさん寄せられるチームにならないといけないと思います。
株式会社レクザム様、株式会社マルナカ様、株式会社タダノ様、
株式会社百十四銀行、エンメ株式会社様、明治安田生命保険相互会社高松支社様、
香川県サッカー協会より寄せられたメッセージを、
司会であるMC HYROが代読。
県のサッカー協会との連携ってなかなか聞こえてこない部分だけど、
どんなことをしているんだろう?
新加入選手紹介。
出来上がってる場所に飛び込んでくるので仕方ないとはいえ、
まー、皆、堅いしテンプレートなコメントだよね。
堅いなら堅いなりに、もっとビシッと喋れるようになるといいと思う。
個人事業主なんだから。
DJ HYROが少し言葉を投げかけて柔らかくしてくれたけど、
無観客であることもあって、和みきれなかったなー。
新加入スタッフ挨拶。
こちらもやはりテンプレになってしまう。
昨季までGKとして現役でバリバリの守護神だった清水健太の挨拶なんかは、
観客が入っていればいい空気になったハズなんだけどねぇ…。
ユニフォーム・ユニフォームスポンサーご紹介。
新ユニを新加入選手に着せるのは悪くないね。
サポーターからのメッセージご紹介。
選手個人に名指しで送られたものに当人が返答する形式。
兼任の仕事量を心配する声に対しての
上野山GM兼監督「兼任は大変ではない。理由は簡単で寝る時間がある」
同じような怪我をしてリハビリ中だという人への佐々木の言葉、
昨季の不甲斐なさを痛感している杉山、
そして
「讃岐に来て以来何も貢献出来ていない。
(高木)和正と共にチームを引っ張って行きたい」という
竹内の言葉が良かった。
選手代表挨拶(高木和正選手)
昨季の感謝とJ2昇格へ向けて強い覚悟で臨むという決意表明。
「J3に降格して3年目」という言葉に、
このままでは終われない、との思いを感じました。
サポとしても、高木にはこのままで終わって欲しくないですよね。
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【第2部】質疑応答(該当の動画へ飛びます)
DJ HYROが進行及び質問の読み上げを行い、池内社長と上野山GM兼監督が回答。
(以下のQ&Aは内容の要旨)
Q:
コロナ対策をしながらの集客増にはどう取り組むのか。
A(池内):
現状いちばん大きな課題。
2021年重点的に取り組むのは子どもたちとのふれあい。
試合日以外も活用。
親、祖父母も巻き込む。
他クラブの事例も参考にスポンサーとの提携も視野。
Q:
かまたま広場でのイベントについて。
A(池内):
試合前後の非日常の提供。
コロナ禍における学生やアマチュアの活動のお披露目の場になれれば。
Q:
木島良輔の引退試合について
A(池内):
検討しているが県を跨ぐ移動の制限もある。
然るべきタイミングと内容を探っている。
Q:
クラブハウスについて。
A(池内):
三豊市緑が丘なのか、他なのか。
クラブ長年の課題であり、ここの解決が飛躍に繋がる。
各所との連携や将来の発展可能性を考慮しながら検討している。
Q:
ファンミ、サポミの定期開催。
A(池内):
節目節目で行われるものであり、
新体制発表会でも質疑応答を行っている。
インフォメール、FAX、電話で声は寄せられていて、
連絡先がわかれば必要な回答も出来る範囲でやっていく。
FCの交流会も含めてシーズン中などにもやりたいが
定期的に行うということは今の所考えていない。
Q:
練習見学について。
A(池内):
施設のレイアウトや制約があり、コロナ禍である。
期待は承知している。
Q:
ご当地もの、例としてアニメ「結城友奈は勇者である」とのコラボ。
A(池内):
一緒に何か出来るか。
お互いにプラスがあることが大事。
こだわりたいのは「双方の強み」「ストーリー性」「ホンモノ志向」。
Q:
情報発信、エンブレム、FC会員特典、「さぬき」のアクセントについて。
A(池内):
必要があれば発信しているが何を発信するかはクラブ内で吟味しているので
理解してもらいたい。
エンブレムを用いた商品は応援で力を与える一方、
普段遣いという点でエンブレムの無い商品も大事で、
どちらもやっていく。
「さぬき」のアクセントについては大事で自分も矯正した。
県外出身者もいる中で、クラブ全体で気をつけていく。
Q:
イベントステージについて。
A(池内):
サッカーに興味が無い人にもスタジアムに足を運んでもらえるきっかけになり得る、
重要なものだと認識している。
Q:
夢パスやシャトルバスの利用促進について。
A(池内):
より充実させたい。
夢パスは対象者を2021より中学生にまで拡大させている。
私(池内社長)自身、小学生時代に通っていたサッカースクールで日本代表選手と触れ合った経験があり、
そのことは記憶に残っている。
子供たちへの働きかけは大事にしていきたいし、
その中で夢パスも活用していきたい。
ここでFC特典の充実についてお褒めの言葉があったという話があり、
池内社長がそれに対する感謝とFCへの考え方を述べる。
クラブとしては重要なものと考えている、と。
Q:
東北への移動、遠征先での時間の使い方について。
A(上野山):
諸々加味してバスだったり飛行機だったりと特定の決まりは無い。
コロナもあったのでアウェイではホテルの個人部屋で待機していた。
Q:
膠着状態の打開策、
A(上野山):
サッカーは状況による判断スポーツ。
膠着とか考えずに攻撃に行けるなら行くべき、失点しそうならば守るべきで、
ここで膠着と表現しているのは思考が止まっていることを指すと思う。
そうならないよう、思考が止まらない選手を作る。
Q:
3点取られても4点取るサッカーと言うが守備の安定の方が大事では。
昨季の失点の原因と対策は。
A(上野山):
このコメントは攻撃の面についての言及。
4つの場面があり、守備を軽視しているわけではない。
去年の失点は個人戦術、グループ戦術、チーム戦術、チーム戦略のすべてに課題があったので
それらを改善していく。
Q:
昨季、アウェイのベンチ人数を1人減らしていたことについて、
A(上野山):
財政状況があるので今季も1名減らす(断言)。
ただし、様々な状況に対応出来る選手を連れて行くので心配は無用。
Q:
背番号11に新加入アリ?
A(上野山):
私も期待していたが叶わなかった。
今後については、期待してもらったら困る。
Q:
上野山監督招聘の理由と来季以降の監督人事
A(池内):
私が決めた。
(以下、第1部で語った内容の繰り返し)
(来季以降については触れず)
Q:
何連勝を狙うか。
A(上野山):
連勝の数字というのは一戦必勝を重ねた結果になる。
試合数が少ないので決勝トーナメントのつもりでやる。
世界一にするのでご心配なく、その代わり熱い応援をよろしくお願いします。
第2部については、特に何も触れるところが無いですね。
全部わかっていた内容で、
他にもニッチな質問はあったのだろうけど、
公に出来る、する必要があるのがこれだったということなのだと思います。
自信たっぷりに言い切る上野山GM兼監督のコメントは、
聞いていて気持ち良いですね。
背番号11について「期待してもらっては困ります」は笑った(笑)
あとは、自信のコメント内容を現実に変えてもらうのみ。
テノヒラクルーの準備は出来てますので、よろしくお願いします!
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