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札幌 1−0 G大阪
J1/第7節
(24/04/06:札幌)
DAZN



札幌スタメン

________大森________
____駒井______小林____
近藤____荒野__宮澤____浅野
_____菅__岡村__馬場____
________菅野________



G大阪スタメン

_______ジェバリ_______
倉田______坂本______食野
______鈴木__ダワン_____
中野____中谷__三浦____福岡
________一森________



試合を分けたのは選手交代。
自分たちを維持出来た札幌と、
この試合で意図していたものを失って行ったG大阪。



札幌。
開幕からこの試合まで勝利なしということに加え怪我人も多いとのことで
重たい雰囲気があるのかなと思いきや、
極めて通常営業だった。

センターラインが動きまくるビルドアップから、
前から人を捕まえていく守備から、
とにかくいつものミシャ札幌。
前半はそれを利用されて守備に回る場面もありつつ
どうにか凌いで、
選手交代とそれに伴う配置移動を経ても通常営業を継続出来た。

気になったのは、右サイドの機能不全くらいかな。
やはり浅野はシャドーで使ってこそだと思うし、
右SB化する馬場との有機的な絡みがほぼほぼ見られなかったのは
2人が個として持っている能力を考えると非常にもったいないなと感じる。

CFに抜擢されていた大森は、やはりボールを収める、引き出すことはなかなか出来ないでいたけど、
時間を追うごとに中谷、三浦とも幾らかやり合えるようになっていたので
使い続けられれば伸びて行きそうな気もする。


第7節にしての今季初勝利がホームで、
バンディエラである宮澤のゴールによってもたらされたというのは
サポ的には最高の初勝利じゃないですかね^^






G大阪。
ハイ/ミドルのプレッシングから素早くウラを突く、
最後尾からはジェバリに当ててサイドに展開していくということを志向し、
前半はかなりの時間帯でこれを遂行出来ていたと思う。
しかし、後半に入り立ち上がりに札幌に少し押し込まれたくらいから
風向きが怪しくなってきて、
札幌の3枚替えに対して自分たちも3枚替えを行ったあとは
完全におかしくなってしまった。
前の選手がフレッシュになってるハズなのにプレッシングの強度は出ないし、
ジェバリをベンチに下げたので地上戦で繋ぐ必要があるのに
さっぱりボールが回らない。
体の強さと速さがあるウェルトンが突破口になりそうな雰囲気だったけど
彼にボールを集めることもままならなくて、
CBとボランチで出しどころを探してパス交換するばかりに…。

相手陣内に安定的にボールを運べるようになることは
ポヤトスを招聘した理由のひとつだったと思うんだけど、
就任から1年以上経過してこの状況はしんどい。

前半がまずまず良かったことも偶然に思えてきてしまう。




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