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【U-23】日本 2−0 イラク
U-23アジアカップ兼パリ五輪最終予選/SF
(24/04/29:ジャシムビンハマド(カタール))
DAZN



日本スタメン

平河______細谷_____山田楓
_____荒木____松木_____
________藤田________
大畑____木村__高井____関根
________小久保_______



立ち上がりから優位に試合を進めた日本が完勝に近い内容でパリ五輪出場権を獲得。
イラクは戦い方の選択ミスに加えてキーマン負傷交代の不運もあったが、
それらが無くても日本との差はあったかな、と思う。



日本。
・ミドルブロックで5−4−1ないし5−3−2を敷く相手に対し、
 効果的な松木のボール受けと高井の持ち出し、
 そして何と言っても自由を得ていた藤田のゲームメイクとで良い攻撃を繰り出せていた。
・イラクが長身CF19へのロングボールで起点を作ろうとしていたが
 これを木村が完全に封殺。
・後半立ち上がりにパワーを持って前に出てきた相手も受けに回りすぎずに跳ね返し、
 後半半ばに4−2−3−1へ変更した相手への対応も無難に行えた。
 ミスが多くなるダレた時間帯もあるにはあったものの、危なげなく勝利したと言える。






イラク。
最重要人物との話が聞こえてきていた11の出場停止を受けてか、
長身FW19を1トップに起用。
4バックが基本のチームでありながら5(3)バックを敷いて日本を受け止め、
ロングボールに活路を見出す戦い方を選択してきた。

しかし、ミドルブロックで組んだ5−4−1ないし5−3−2の練度はイマイチで、
日本のCBにもアンカー藤田にも圧力をかけることが無く
自由なパス出しを許してしまっていたため、
5バックの裏にあるスペースを日本に上手く使われてしまった。

あの内容の前半を過ごしていて後半アタマから4バック化しなかったのは、
そのために起用する選手の消耗度に不安があったのかも知れない。

前残りしがちの左SHorFWの7の技巧は危険だったけど、
4−2−3−1にした時に彼をトップ下に持ってきたのには疑問が残った。
彼のドリブルは左サイドに置いていてこそだと思うのだけど。




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