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讃岐 ０−１ Ｆ大阪
Ｊ３／第16節
（24/06/09：Pikara）
DAZN
讃岐スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿赤星＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿岩岸＿＿＿＿＿＿下川＿＿＿＿
吉田源＿＿＿前川＿＿長谷川＿＿＿内田
＿＿＿＿深港＿＿奈良坂＿宗近＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿今村＿＿＿＿＿＿＿＿
Ｆ大阪スタメン
＿＿＿＿＿＿古川＿＿増田＿＿＿＿＿＿
芳賀＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿久保
＿＿＿＿＿＿武井＿＿澤崎＿＿＿＿＿＿
舘野＿＿＿＿林田＿＿坂本＿＿＿＿美馬
＿＿＿＿＿＿＿＿永井＿＿＿＿＿＿＿＿
互いに長いボールを多用したことで両ゴール前でのプレーが多い試合展開となった。
90分を通じて讃岐が優勢に試合を進めるもＦ大阪の堅守をこじ開けられず、
Ｆ大阪が直接FKを叩き込んでの１点を守り切って今季10試合目のクリーンシートを達成。
讃岐。
前節の手応えをそのままに、
守備時に５バック化しない３−４−２−１を継続。
後ろは３枚で踏み止まりながら中盤の帰陣を待つ守備で
Ｆ大阪の縦に速い攻撃に対応しつつ、
自分たちも奪ってからの速い攻撃を志向。
ターゲットはここ数試合好調を維持している赤星。
ハイボールでもスペースへ出されたボールへの追いかけっこでも
かなりの勝率で起点となってくれた彼を中心に、
前節まででリーグ最小の９失点、９試合のクリーンシートを誇るＦ大阪を相手に、
多くの好機、決定機を作ることが出来ていた。
林田、坂本の２CBが共にイエローカードを受けるほどにＦ大阪を追い詰め、
チーム全体で「後は決めるだけ」だったのだが…。
ファインセーブを連発したGK永井と
シュートコースに身体を投げ出し続けたＦ大阪守備陣に阻まれ、
ネットを揺らすことは叶わなかった…のみならず、
スーペルな直接FKを叩き込まれ勝点１を得ることすらも出来なかったという、
数字上は非常に厳しい結末となってしまった。
うーーーん…。
チームとしてやることが本当に明確になって、
各自がそれぞれの役割をまっとうして、
内容で見れば相手を上回っていて、
それでも勝点がついてこない…。
サッカーは本当に難しい。
勝てる試合だったし、
シーズンの流れを考えても、
勝って大きな波へと繋げなければいけない試合だったんだけどなぁ…。
米山監督もそうした理解ゆえの、
最終盤のスクランブル（前川アンカーの３−３−２−２的な並び）だったのだろうし…。
Ｆ大阪。
本来であれば自陣に入る辺りから構えた４−４−２の「４−２」で
もっと相手のパスを引っ掛けてショートカウンターに繋げられるチームなのだと思うけど、
この日は讃岐の「空中戦」に苦しめられ、その回数は限られていた。
しかし、そんな中でも古川や芳賀のDFの視野外から前に入ってくるいやらしさや、
正確で創造性もある久保の右足といった特長は見えていて、
良いチームであることは十分に伺えた。
この試合では殆どそうした場面は無かったのだけど、
最後尾から繋いでいく形を採る時には、
右SB美馬を前に出した３枚スタートで前進し、
久保と美馬の絡みで右サイドからクロスを供給する狙いを持っていそう。
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