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【U-17】日本 4−1 UAE
U-17アジアカップ/GL(1)
(25/04/04:タイフ(サウジアラビア))
DAZN
日本スタメン
________浅田________
____加茂______吉田____
針生____樺山__神田____長南
____藤井__藤田__藤井____
________松浦________
日本の完成度の高さはあるにせよ、UAEの仕上がりの悪さも感じられ、
結果として対UAEとは思えないほどの、差を感じる試合となった。
日本。
・ビルドアップがどうこうという内容ではなかったが、
基本的には樺山が残り気味の3+1スタートという感じ。
・2ボランチは後方からの捌きに加勢するのが樺山、
中盤で引き取って展開力、創造性を見せるのが神田(の左足)という感じ。
・針生は縦に仕掛けてからの左足クロスでバリバリのサイドアタッカーぶり。
・選手権後の高校選抜対Jリーグ(ユース)選抜においてJ側にコーチとして関わった、
解説の柿谷曜一朗曰く「長南は左で見たい(本来左の選手らしい)」。
針生が仕掛けまくるのと上手くバランスを取る役割をしていた。
・前3枚は流動的。
・藤井は左足フィードに自信を感じさせた。
・WBを使ってのサイド突破、左では加茂を中心にHSも上手く活用しての崩しがあり、
好機を量産していた。
・交代で入ってきた選手では、FWもやるというボランチの加藤が面白かった。
ダイナミックの3列目からの飛び出し。
・樺山は高卒で横浜FMに入って今季は北九州でプレーしている樺山諒乃介の弟とのこと。
・解説というよりも「近所の子らの様子を見に来たちょっと歳上の兄ちゃん」といった雰囲気の
柿谷曜一朗の喋りの温度が良かった。
自分がU-17の時の話も引き合いに出し、水沼宏太、山田直輝に言及したのは
当時を観ていた者としては嬉しかったなぁ。
UAE。
たぶん、基本も4−4−2で、かなりの時間帯を自陣での4−4−2守備に費やすことになっていた。
が。
日本のWB経由の前進に対してどう守るかがまったく決まっておらず、
2列目の「4」もガタガタ。
SHは自分の外側を通って日本のHVからWBへと放たれるパスに対しても警戒心がまるで無く、
全年代を通じて自分が観たUAEの中で、間違いなくダントツに力が無かった。
(これまで観た個々のUAEを細かく覚えてるわけじゃないけど、
彼らに対してここまで怖さや質を感じなかったのは初めて)
どうにかボールを奪ってからも日本の3バックの外側に蹴って
「近い方のFWとそのサイドのSHがどうにかしてくれ、フォローはもうひとりのFWだけ」
といった感じで、
それでも、何回かに一回は日本ゴールに迫ることが出来るくらいの能力は見せたけど、
この戦い方と能力で上に行くのはかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう…。
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