menu>football>match
讃岐 0-1 鳥取
J3/第34節
(25/11/02:丸亀)
DAZN
讃岐スタメン
________松本________
____前川______牧山____
上野____岩本__江口____森川
____附木__林田__内田____
________飯田________
鳥取スタメン
________富樫________
___普光院___ __東條____
河村____曽我__永野____田中
____温井__大嶋__金浦____
________高麗________
相手ビルドアップの牽制とロングボール中心の攻撃で讃岐がペースを握る中、
鳥取が前半のうちに首尾よく先制に成功。
後半はスコア状況もあって讃岐が押し込みに押し込むがネットを揺らすには至らず。
耐えに耐えた鳥取が勝点3を持ち帰ることとなった。
讃岐。
鳥取のビルドアップに対して、前3枚と2DHで中央を封鎖。
同じフォーメーションの相手ゆえの捕まえやすさを活かして、
アウトサイドでもWBが対面の相手をしっかりと見張り、
有効な前進、攻撃を繰り出させず。
また、攻撃面でもCFに入った松本へのハイボールを中心に、
リスク回避を念頭に置いたサッカーを展開することが出来ていた…が、
失点シーンを含め、
中盤の選手が普段の感じで細かなタッチで寄せてくる相手からボールをズラして逃げるプレーを選択し、
荒れたピッチコンディションにより思うようなコントロールが出来ずに引っ掛かってしまう場面が
何度か見られ、
うちひとつが試合を決める決定的なものに繋がってしまった。
後半の押し込みに押し込んだ展開があり、
放ったシュートがポストを叩いた場面、
鳥取GK高麗の好セーブなどを見ると、
「ゴールのためにあと少し、何が足りなかったのか」という思考に陥りがちだと思うのだけど、
試合を分けたのはリスク回避を徹底する意識…つまり、
前述の、ピッチコンディションに合わないプレー選択だったのではないか。
もちろん、得点を奪わなければ勝てないわけだけど、
同時に、失点をしなければ負けないわけで、
得点のためにリスクを負うべきでもない場面でのプレーにおいて、
当人にそのつもりが無くてもリスクを抱えたプレーを選んでしまったことが
(本当に問題なのは「そのつもりが無い」こと。
あらゆる状況を加味して突き詰めた判断が出来ていないということだから)
最終的に失点をし、0-1というスコアに繋がったのだと思う。
鳥取。
フォーメーションそのままの「3+2」でビルドアップを始め、
相手陣内に運んでからはサイドで数的優位を作って崩していくサッカーを志向しているのだと
思うのだけど、
同じフォーメーションを採用し中央をしっかり封鎖してきた讃岐に対して
有効な前進をすることがほぼほぼ出来なかった。
(途中から曽我が大嶋と金浦の間に降りて「4+1」に可変したり、
曽我が降りるのに連動して普光院が曽我のオリジナルポジションへ降りる形も見せていたが、
パスを経由させたい場所に変化が無かったため、
讃岐が守るべき場所も必然的に変わらず、
よって、讃岐の前線守備を掻い潜るには至らなかった)
ボールと主導権を握る展開からはほど遠い中で、
守備面ではCF松本へハイボールを入れてくる讃岐に対して、
そのセカンドボールを拾う意識は序盤からかなり高く、
ある程度蹴らせてもいいという割り切りのもと、
前線守備においては讃岐の最後尾には圧力をかけず、
中盤を経由してくるなら引っ掛けるよという姿勢に終始していた。
(前半に幾つか得た好機はこの「中盤での引っ掛け」が実ってのショートカウンター)
そういう意味では、
自分たちのやりたいことがやれないにも関わらず、
相手のやり方を見極めた上で自分たちがやれることを
90分間集中して続けることが出来ていた試合であり、
これが昇格争いに絡んでいる相手との試合であったならば
大いに評価されていい内容だっただろう。
そして、残留争いの只中で苦しむ讃岐を相手にこの内容になってしまったことが、
現在の順位(この試合を終えて暫定13位でPO圏へも全勝が前提で上位がコケるの待ち)であることの
証左かなと思う。
GK高麗には毎試合3点くらい阻まれてる印象がある…。
彼が憎い…(苦笑)
menu>football>match