menufootballmatch




讃岐(J3) 0-3 新潟(J2)
J2・J3百年構想/第3節
(26/02/22:MEGLIO)
DAZN



讃岐スタメン

______前川__村上______
_____森______有田____
上野______禹相皓_____國分
____宮﨑__高嶋__左合____
________今村________



新潟スタメン

________若月________
モラエス____奥村 _____森璃
______白井__笠井______
佐藤____舩木__ゲリア__藤原奏
_______バウマン_______



両ゴール前の質の差が如実にスコアに反映された試合となったが、
内容について言えば讃岐はよくやれていたと思うし、
新潟はサッパリだったように思う。
(この雑感は、全般、新潟サポには申し訳ない内容になります)



讃岐。
前節、富山に見事に粉砕されたこと、
今週は練習をずっと非公開にしていたことを鑑みて
何かしらの変化は加えてくると予想されたが、
その内容は満を持して登場の前川、森を含む人選と
フォーメーションの変更だった。

新潟の出方をどこまで読んでこの並びになったのかはわからないが、
禹相皓をアンカーに置いてセカンドボールの回収やインターセプトに専念させる狙いは
一定以上の効果があり、
風上であったことも手伝って前半はペースを握ることに成功した。

また、森と前川はそれぞれ自分の1列後ろを助けながら、
第1節、第2節で後藤が担っていた役割を2人で上手く分担してこなしていたように思う。

187cmのギサンに代わり176cmの宮﨑が組み込まれた3バックは、
新潟の前線の選手に高さが無いことと前半は風上であったこともあって、
ハイボールを跳ね返すことは出来ており、
ピンチになっていたのは地上戦での駆け引きや相手のパス回しに対する守り方の部分だったが、
これに関しても全体をコンパクトにして守れていた60分辺りまでは
及第点を与えても良いのではないか。


前述のように森と前川の気の利き方もあって、
前半はロングボールからセカンド回収やロングカウンターで度々好機を作れており、
新潟がまだまだコンディションが仕上がってないであろうことを差し引いても
ポジティブな評価をして良い内容だった。

(若月が見事だったとはいえ)後半立ち上がりの失点と、
禹相皓にボールが入った際に狙われ出した時の周囲の顔出しの少なさ、
何より0-3敗戦という結果は残念だったけど、
下を向いたり自虐的になる必要は無い。



村上。
好機に絡んでいく能力、ゴール前での嗅覚があることを見せることは出来た。
あとは、いちばん大事な「決めきる」ことになるね。
28分辺りにあったフリーでのヘディングは仕留めておきたかった…。


宮﨑。
非常に良かった。
遠くも近くも見えていて、且つ、そこを狙える胆力と技術があることや、
禹相皓に代わって岩本が入ってからの、
相手から逃れる岩本の動きを見ながら列を上がったり中に入ったりとポジショニングする知性は
大いに評価したい。






新潟。
キックオフ時は上図のような4-2-3-1で、
5-3-2化して守る讃岐に対して
白井の気の利いたポジショニング(讃岐の「3」の右の有田から届かない場所)を起点にしながらの
左サイド前進からクロスへと至る攻撃で良い形を作っていたのに、
10分~15分辺りからかな?
奥村が左に出てモラエスが中に入っての4-4-2に変化してそのまま固定。
後方からのロングボールを前線に当てる形がメインになっていたのは不可解だった。
讃岐の3バックに高さが無かったのは確かだが、
風下で、若月170cmとモラエス176cmの2トップでやるサッカーではないでしょう…。
しかも、構造的に2トップの下に選手がいないので、
讃岐に「3バックで競り勝っては禹相皓で回収」という余裕ある守りをされてしまっていた。

船越優蔵新監督を迎えて、
「アルベル監督時代から築いてきたパスサッカーに
 縦に速いスタイルを組み込んでいく」
みたいな話は開幕前から聞こえて来てはいたけど、
相手とのフォーメーションのズレを突いて素早く前にボールを着けるとか、
縦パスを入れた時に受けた選手を追い越していく動きを増やすといった手段ではなく、
ただただロングボールを蹴っているのには悪い意味で驚かされた。

前半の内容は後半への布石で、
何かしらの変化を加えて「縦に速い」を表現するのかなとも思っていたのだけど、
後半も基本的には同じ。
早々に0-2に出来たことで讃岐が前掛かりになり、
且つ、時間の経過と共に運動量も落ちてスペースが生まれたので、
70分くらいからはカウンターの際に縦に速くパスを刺しての前進が出来るようになったけど、
これは、どのチームであってもこのスコア状況であれば出来ることなんだよね…。


守備面でも、
4-4-2セットで構える中で
讃岐相手に中盤の突破を許す場面も多く、
(パスで相手守備陣の2列目を越えていく回数で言えば新潟と讃岐でほぼ差は無かったのでは)
新潟に帰れないでいる難しさがあるにせよ、
ゴール前で見せた質以外は不甲斐ない部分が多かったと思うし、
U-20を指揮していた時にも感じたのだけど、
船越監督、監督としての能力はどうなんだろう…。

これは編成も含めての問題になるけど、
やろうとしてるサッカーに向いてる選手が全然見当たらない…。

「縦に速い」サッカーへの意識を植え付けるために、
今は一旦内容も度外視してとにかくやるんだ、
意識付けが済んだら従来の新潟のサッカーとのバランスを取りながらやるよ。
…ということであり、それが為せるのであればいいのだけど。




menufootballmatch