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イングランド 0−1 日本
国際親善試合
(26/03/31:ウェンブリー(イングランド))
Eテレ



日本スタメン

________上田________
_____三笘_____伊東____
中村____鎌田__佐野海___堂安
____伊藤__谷口__渡辺____
________鈴木彩_______





今回の招集メンバーでは紛れもなくベストで、
且つ、攻撃力特化と見ることも出来るメンバーで
決してベストとは言えないながらもイングランドを相手に、
彼らのホームで、
守勢の時間は長いながらも許容と想定の範囲内で試合を進め、
そして、勝ってしまった。





日本。
・組織されたハイプレスで試合に入り、開始10分を過ごせたことがまず良かった。
 「受けに回らないぞ」という姿勢を自分たちにも相手にも観客にも示し、
 バスケットボールで言うところの「トーンセット」に成功。
・右DH4アンダーソンがアンカー気味になっての「2+1」スタートのイングランドに対し、
 CF上田がアンダーソンを消し、2シャドーが相手2CBへ圧力、両WBが相手両SBへの縦スライドで
 簡単に繋がせはしないぞ、という形。
・それでもイングランドが保持しながらじわじわとハーフウェーラインに迫れるようになると、
 5−2−3のミドルブロックへと移行。
・2DHと2列目の3人を中心にしたボールの出し入れに動かされながらも、
 3ラインをコンパクトに保ち大きな破綻には至らず。
・前半も終盤になってくると徐々にサイド〜HSでウラ取りを狙ってくるようになったイングランドに対しても
 ズルズルと後ろに下がることなく対応を続けた。
・リードして迎えた後半はスコア状況とイングランドの強度維持もあって
 前半よりも押し込まれる時間が長くなり、ボール奪取位置も低くなってはいたが、
 おそらく2CBからの配球を制限したい狙いでの5−3−2(CF+左シャドー)と
 ディフェンシブサードにまで下がっての5−4−1とを自然に使い分けながら
 陣形は保ち続け、
 危険な状況に陥る回数は許容範囲に収めることが出来た。
・WBを務めた堂安と中村の対人守備が「攻撃重視人選」のそれではなく、
 もう文句なしにスタメンというものだったことに
 二人の素晴らしい成長を感じる。
・こちらも強度維持のために最終的には7人の交代を行ったものの、
 それでいて組織が乱れなかったのも素晴らしい。
・さんざ言っていた「三笘のシャドー起用は諦めて欲しい」は撤回します。
 森保さん、ごめんなさい。
・これまでは「押し込んでいるもののこじ開けられない中で最後の打開の手段として」の
 三笘シャドーという形だったので、
 「それ、有効じゃないでしょ。もっとその役割に合った選手がいるハズ」ということで
 諦めて欲しいと言ってたんですけど、
 彼をシャドーに置く意味が、この試合での先制にして決勝のゴールに思い切り表れてましたね…。
・要は、カウンターに出る時に一人で運べる選手を並べておきたい、と。
・地力をつけ、強豪国相手にまぐれとは言わせない勝ち方を出来るようになったとはいえ、
 まだまだ相手にボールを握られ自陣での守備の時間が長くなるという力関係を覆すには至らない中、
 (リスクを極力掛けない=)少人数でカウンターを完結させるためには
 一人で運べる選手を多く並べることだということだったんですね…。
・それにしても、鮮やかなゴールだった…。
 三笘のプレスバックで相手ボールを突付き、鎌田、上田とワンタッチ2つで相手のネガトラを剥がし三笘に預け、
 三笘が中央を運んで左に展開、
 上がってきていた中村が短く運んでからグラウンダーのラストパス、
 上田が先に飛び込んでDFを引き付けた背中を通過したボールに、
 遅れて入ってきていた三笘がファーで合わせて丁寧な流し込み…。
・そりゃブライトンの公式日本語アカウントも絶叫するわ(笑)
・それにしても、ウェンブリーでイングランドに勝つとか、凄いもの観せてもらった。
 より彼らを信じて、W杯へ向かえるよ。






イングランド。
今回のインターナショナルマッチウィークは35人を招集するもこの試合までに8人が離脱。
欧州トップクラブで重要な試合を控えてる選手たちの何人もがそもそも不参加ということだったようだけど、
まぁ、普通に強かったよね…。

基本は4−2−3ー1で、
日本のところで書いたように2CB+右DH4の「2+1」でビルドアップ開始。
内側に絞り気味のSHと右へ流れがちのトップ下7を中心に中央3レーンでのボールの出し入れや
高い位置に上がってきたSBと2列目のコンビネーションによるサイド突破からのクロスといった形で
日本ゴールに迫ってきた。

特にハーフウェーライン付近でのボールの出し入れは、
日本の5−2−3の距離感が変に広くて通し放題みたいなわけでもないのに、
簡単に「3」の三笘と上田の間、上田と伊東の間を(特に前者)通して、
三笘(伊東)に短く戻る守備、細かな位置修正を強いていた。

あれを通させないように三笘と伊東がもっと中央に締めてしまうと
今度はDH(CB)から高い位置にポジショニングしているSBに直接通されちゃうんだよなぁ…。


終盤の、高さのある選手を投入した状況でのCK連発も迫力十分。
17をマークする瀬古が、
Bリーグにおいて
「ミスマッチ作られて外国籍センターを見張らなきゃいけない日本人ガード」にしか見えなかった(笑)


今回のメンバーでこれということは、
トゥヘル監督が本当に呼びたい招集メンバーが揃った時には
もっと凄いわけでしょ?

森保監督の「イングランドはW杯優勝の本命」はお世辞じゃないよなぁ。




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