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町田 1−0 シャバーブ・アル・アハリ
ACLE/SF
(26/04/21:プリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル(サウジアラビア))
DAZN



町田スタメン

_______イェンギ_______
____相馬______エリキ___
林____ラヴィ___前____中村
____中山__岡村__昌子____
_________谷________






ボールを保持して攻め立てるシャバーブとこれを受ける町田の構図で試合は推移。
立ち上がりに抜け目なく先制した町田が堅守でしのぎきり見事なウノゼロ勝利で決勝に駒を進めた。





町田。
・2シャドーで相手2CBを牽制、CFはボランチを消す前線守備を基本として、
 ハイプレスは「行けるなら行く」。
・この「行けるなら行く」で相手の緩さを見逃さずに奪取からゴールまで結びつけた相馬の能力の高さよ。
・相手の2+2(4)ビルドアップに対して、相手SBにはWBが縦スライドして対応する形になるわけだが、
 左の林が相手右SBにいち早く寄せる意識がめちゃめちゃ高かったのは、
 ここでボールを突付いて相馬の前に転がして、相馬のの独力でショートカウンター完結だ!という狙いだったように感じる。
・しかし、林の縦スライドはやはり紙一重で、
 彼の背中に流し込まれる→中山が対応するために外に出る→中央で2対2が生まれてミドルまで持ち込まれる
 …という形が特に前半は何度も見られ、肝を冷やした。
(後半になると町田の守備開始位置が前半よりも低くなったことでバイタル付近での囲い込みが間に合う場面が増えたため、
 前半に比べればフリーに近い状態からパンチのあるミドルが飛んでくる回数は減ったように思う)
・3−4−2−1が基本フォーメーションのチームはディフェンシブサード近くまで運ばれると迅速に5−4−1化するのが基本と言えると思うのだが、
 この試合の町田はギリギリまでカウンターの出足を残しておきたい意識からか、
 5−2−3のまま下がっていくことが多く、
 その結果、「2」の脇に上手く起点を作られることが多かった。
・早々の先制ゴールも手伝ってか、ある程度雑なクリアでもオッケーということになっていたようだが、
 これはイェンギとエリキがどうにか収めてくれるとの信頼が大きいようにも思う。
・相手の前4枚の攻撃能力を鑑みると、「苦しいから雑にクリア」もやむなしだったかな。
・1回目のゴール取り消し(オフサイド)は、チーム全体で「必ず、少しでもラインを上げる」意識の賜物。
 素晴らしかった。
・2回目のゴール取り消しについては、
 交代選手がピッチに入る前に試合を再開した相手に非があるのは間違いないけど、
 VARが介入していいのかという部分で基本的には駄目らしい。
 が。
 個人的にはあのボールの流れを見れば「得点に直結するプレー」だから介入も正当ではないかと思うのだが、
 識者とかまったくの第三者から見た時にはどう映るのだろう。
 とにかく、「助かった…」と安堵したよね。
・おそらくは決勝もこういう試合になるだろう。
 根性で無失点に抑えるのは前提で、どうやって点を奪うかにかかってるんじゃないかな。






シャバーブ・アル・アハリ。
4−2−3−1も使うようだけど、この試合では4−4−2で大部分の時間を過ごし、
ビハインドを追いつく必要のある最終盤だけDHを1枚削って4−1−4−1or4−1−3−2にしていた。


前4枚はどの選手も技術、パワー、迫力があり、
特にリスタートを担当していた左利きの右SH10(町田DHの脇に立って起点になっていた)と
2回ネットを揺するも共に取り消しとなった左SH77は脅威だった。
(2回目の右足カットインミドルは登録名「バラ」(弾丸の意)に相応しい一撃だった…)

また、立ち上がりこそゆるゆるだった最後尾保持からの前進も、
(結果として致命傷になってしまった)相馬の一撃を食らってからは不用意さが消え、
左CB13の左足から度々良いロングフィードが繰り出されていた。
その一方でDHはあまり経由地として考えていないようで、
彼らの仕事はSHやSBの仕掛けのサポート、ロスト時の即時奪回にあるようだった。

戦術的変更及び選手交代に伴い左右のSBを何度も行き来していた31も一発のある選手だったな。


この強いチームが西地区のGLでは6位通過だったということで、
開催地や直前の会場変更といった中東の振る舞いを含めて、
この大会についてはやはり色々考えてしまうな…。




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