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今治(J2) 1-2 讃岐(J3)
J2・J3百年構想/第17節
(26/05/17:里山)
DAZN



今治スタメン

______古山__ジュニオ____
久保______________加藤
_____ゴメス__梶浦______
笹_____竹内__丸山____梅木
________伊藤________



讃岐スタメン

______村上__後藤______
____淺田______佐野____
上野______禹相皓_____左合
____宮﨑___岡__林田____
________今村________



前半の戦い方に「らしさ」を感じず、後半の変化もちぐはぐさがあった今治と、
戦い方の徹底とそれを支える走力で逆転勝利を手繰り寄せた讃岐。



今治。
この百年構想リーグ中に監督が交代となり、どのようなサッカーになっているのかが注目点だった。

前半は「岡田メソッド的にこれでいいのか?」というロングボールを中心としたサッカー。
187cmの左利きという「ロマン」なDFゴメスをボランチ起用してのこのサッカーは、
彼を的として機能させつつ、
やはりロングボール中心の讃岐に対してDFライン前での防波堤としての役割もあり、
彼にのみ注視するならば合理的であったとは思うが、
左SHのドリブラー・久保や突破力とクロスに良いものがある右SB梅木、
ボール保持の中でアクセントをつけることが出来る梶浦の能力を死蔵させるものであったとも思う。

前半に繰り広げた讃岐とのロングボールの蹴り合いの中で優位性を見いだせなかったからか、
はたまたテストの一環なのか、
後半になって最後尾から地上での繋ぎに色気を見せたり、
右SHに林を投入して彼を新たな的にしたりという変化をつけてきたが、
いずれもちぐはぐな印象を強く残した。

前者においては、
どのように繋ぐかが未整備なのが露呈してしまっていた。
それほど足元に特徴があると思えない2CBと、
やはり足元が優れているわけでもない上にDHとしての振る舞いに不慣れなゴメスとで運ぼうとしていること、
そしてSBが予めDH(梶浦)の高さに位置することで讃岐のWB/シャドーに自ら捕まりやすなっていたことがく
大きな疑問点。
2CBを助けに下がるのはゴメスより梶浦の方が適役だろうし、
SBのポジショニングは「運べてないしこれはマズイ」と梅木は中に入ったり下がったりしたものの
2CBにはこれを使う余裕が無かったし、
笹はそうした工夫が出来ていなかった。
この運べなさの解消が目的なのかはわからないが(そうだとしたら86分での決断は遅過ぎる)
竹内に代えて佐藤を投入、佐藤DHでゴメスを左CBに下げる交代も疑問符がついた。
佐藤がどういう選手なのか詳細には知らないがおそらくゴメスよりはDHとして振る舞える選手なのだろう。
その意味で地上から運ぶために彼を投入したのは(その時間があまりにも遅いけど)わかる。
しかし、残すのがイエローカード持ちのゴメスというのはギャンブルだよなぁと感じた。
リスタートにおける高さを重視したのだと思うけど、
ビハインドで前掛からなきゃいけない状況で最後尾にイエローカード持ちがいると、
被カウンターでもう1枚もらって退場の流れもあるわけで…。

後者においては、
主にゴールキックの際に的にしていたんだけど、
サイドに的を置いたことでボールが長くなると即、相手のスローインになってしまうことがひとつ。
後半から入ったGK立川のキックがスタメンGK伊藤のそれよりも精度が低かったのがもうひとつ。
結果として、自分たちのゴールキックを簡単に讃岐のスローインに変えてしまっていた。
前半同様にゴメスを的に蹴っていた方が攻撃の回数を確保出来ていただろう。


こうしたちぐはぐさにより機能不全が加速し、
上手く行ってないなというメンタルに繋がり、
最終的に讃岐に走力で押し切られる流れになったのだと思う。






讃岐。
大嶽監督の掲げる「讃岐らしさ」を体現するにはやはりコンディションが重要であることを、
前節との対比で改めて強く認識させられる試合となった。

前半から一貫してロングボールがファーストチョイスの前進、攻撃で、
村上、後藤の2トップにはそれを収めることはさほど期待しておらず、
一発でウラ抜け出来ればラッキー、
相手CBに跳ね返されたボールを2トップとIHで回収するところからすべてが始まる…というイメージ。

攻守両面でとにかく走ることで球際勝負に持ち込み、
そこでどうにか上回ったボールの処理が拙い部分はまた走力で補う。

1点目の佐野と後藤や、3回ほど見せた左HV宮﨑からのサイドチェンジなど
技術を感じさせる場面が単発的にはあったものの、
やはりこのチームは「走ってナンボ」である。


今治のサッカーにちぐはぐさを感じる部分が多々あったのは間違いないが、
自分たちのサッカーを再確認しながらカテゴリが上の相手に逆転勝利まで持っていけたのは
自信に繋がると思うし、
26/27シーズンに向けて繋げないといけない。




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