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【カマタマーレ讃岐】事前に書いて没にしたやつを供養する記事


○前書き○

これは、5月29日の夜中に書き上げ、6月15日に一旦は没にすると決めた、
「超過密日程の20年シーズンは『2チーム+ユーティリティー』で乗り切れ!」という記事の供養です。

5月29日から6月15日まではでこんなことを考えていた…という記録ですので、
サイトに上げた今(6月27日夜中)読んでも
まったく何の意味も無いのですが、
6月27日に再開したJ2の試合について
サッカークラスタがツイートしている内容を見て、
「強度とコンディションを保ち続けること」が
ディビジョンを問わず今季のJリーグにおいては重要そうだな、
という考えを改めて強くしたので、
没にするのをやめて(笑)
「その考え方、最初から持ってたからね!」という主張のために(笑)
他の方にも読んで貰える場所に出しておくことにしました。
(いや、まぁ、再開前に上げてない時点でやっぱり後出しなんですけどね)


よろしければ、後書きまで含めて、どうぞ。


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(ここから、「超過密日程の20年シーズンは『2チーム+ユーティリティー』で乗り切れ!」)




新型コロナウイルスの煽りを受けてシーズンが止まっていた20年シーズンのJリーグ。
その不安が完全に払拭出来たわけではなく、
観客の収容等、各種問題に最新の注意を払いながらではありますが、
本日(6月15日)、ようやくシーズンの日程が発表されました。
(カマタマーレ讃岐の日程はこちらでご確認を)

本来であればどのディビジョンも3月には開幕しているわけで、
それが6月末から開幕(J1とJ2は第2節から再開)ということで
日程が超過密になってしまうのは致し方ないこと…。

活動休止を経てのコンディション調整といきなりの夏場開催、そして超過密日程。
このシチュエーションで懸念されるのは、選手の怪我。
不幸中の幸いで軽傷で済んだとしても、
通常の日程よりも出場させられない試合が増えてしまいます。
誰が怪我をしても、それはチームにとって大きな痛手。
このリスクを可能な限り下げるにはどうしたらいいか…。






以下、「THE・机上の空論」で
実行したらJリーグからはちょっと目をつけられるかも知れない内容ですが、
悪くないアイデアだよなぁ……と自分では思うものです。





超過密日程による怪我のリスクを下げる。
そのためには、いわゆるターンオーバーを大胆に行うのがいいのでは、と思います。

週2ペースの試合が続く中、
チームを2つに分け、
それぞれを「ミッドウィークの試合」「ウィークエンドの試合」に専念させる。
サッカー選手のシーズン中の基本的なルーティンである1週間のリズムを保ち、
常にフレッシュな状態で試合に臨む。
これが、最大の怪我の予防になると思います。

一般的にターンオーバーと言えば、
ベストメンバーの11人から試合を追うごとにスタメンを3〜5人程度入れ替えることを指しますが、
怪我の予防という観点を除いても、
下記4点の理由により
20年シーズンの讃岐においてはチームを2つに分けてしまうのが良いのでは、と考えています。

1)今季の讃岐は監督が代わり、選手も大幅に入れ替わったため、公式戦を通じてのベストメンバーが定まっていない
2)11人を固定してしまった方が試合を追うごとにそれぞれの11人の成熟度が高まる(シーズン後半で優位性が強まる)
3)極端な過密日程においてはバリエーションを幾つか持つよりも、
  形は1つだとしても常にフレッシュな状態を保つ方が優位性があるのでは…という推察
4)固定した11人を様々に補えるユーティリティーな選手が揃っている

先述したように、一般的なターンオーバーというのは
ベストメンバー11人が最初に決まっていて、
その11人の疲労に応じてスタメンを変えていきます。
「100点のメンバーが決まっていて、なるべく点数を落とさないようにしていく」という形です。
無論、どの試合でも100点に近いスタメンが組めるように運用するとは思いますが、
巡り合わせによっては70点のスタメンなんていうことも有り得るでしょう。
それでも勝つのが強いチームということなんですけど、
讃岐は「新生」と言ってよい状態で、
そもそもベストメンバーが定まっていないですし、強い弱いという話をする前の段階です。
そんなチームが、
巡り合わせによってはチームの総合点が大きく上下する可能性が生じるやり方を採用するのは
賢くないんじゃないかと思うのです。

そこで、ベストメンバーが定まっていないことを逆手に取ってしまおう、と。

「100点(と思われる)のメンバーを軸になるべく点数を落とさない」のではなく、
「80点(と思われる)のチームを2つ作って両方を育てる」というやり方。

「新生」状態であるゆえに同等の総合点を持つ2つのチームを作りやすいし、
(チームの総合点は選手の個の足し算で決まるわけではないので
 既に決まっているベストメンバーを解体して2チームにするのは
 新たな組み合わせの模索が生じて手間になる)
ベストメンバー+αによる巡り合わせで生まれる70点のチームとは違って
固定メンバーによる80点の2チームには、試合を追うごとの成熟も見込めます
(巡り合わせで生まれる70点のチームが再び編成されることは巡り合わせゆえに殆ど無いし、
 仮に再び揃ったとて前回の巡り合わせから期間が空いているだろうから上積みは望みづらい。
 一方で、80点のチームを週1の試合で固定すれば練習で成熟させる時間も取れる)

更に、讃岐はユーティリティーな選手を多数抱えているので、
「80点をなるべく落とさない」采配が可能です。
2チームを作る(固定の11人は必ず休みとする)ことで
戦術的な幅や変化はもたらしづらくなるものの、
どの試合、どの時間帯でも80点はほぼ担保出来るぞ、と。



この考え方を踏まえて、2チームを作ってみましょう。
(組み合わせは私の主観です)
(Aチーム/Bチームという呼称だと実力差があるように感じられるので、
 今季の主将である竹内と副主将の西野の名前を用いました)



【チーム竹内】

____重松__栗田____
下川__________渡辺
____岩本__林_____
薩川__竹内__小松__武下
______服部______



【チーム西野】

____神谷__ブラウン__
中村__________池谷
____澤田__長谷川___
杉山__松本__西野__柳田
______清水______



【共通SUB】
浅沼(GK)、ホヨン(CB)、高木(左SBと中盤すべて)、
永田(CBと中盤すべて)、森川(GKとCBを除くすべて)、
サネ(中盤すべて)、川ア(両SHとFW)
※佐々木(復帰すれば右SBと中盤のすべて)



どうでしょう?
試合中にどのポジションの選手がしんどくなってきても、
このSUBメンバーで確実に補えると思いませんか?

SUBメンバーは週2試合固定なのかという話になると、
出場時間が短くても疲労は溜まっていくハズなので
チーム竹内/チーム西野から数試合ごとに1人〜2人は入れ替えるとしても、
(重松、中村、林辺りに少し無理をしてもらうことになるかな…)
毎試合フレッシュな状態を保ちながら、
チーム力を落とすことなく
(大きく戦い方を変えるのは難しいとは思うけど)
超過密日程を戦い抜くことが出来そうじゃないですかね?



(共通SUBに入ってもらう選手には
「2チーム+ユーティリティー」という考え方の中で
 必要があってベンチスタートであることを
 受け入れてもらわないといけないのが、
 唯一、ツラいところ…。
 選手は誰だってスタートから90分出たいですもんね)






(ここまで、「超過密日程の20年シーズンは『2チーム+ユーティリティー』で乗り切れ!」)


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○後書き○

一旦没にした理由は、
「言うほど過密日程じゃないから
 ここまで極端な考え方をしなくても乗り切れる」
と、発表された日程を見て感じたことでした。

F東京U-23が会場確保が困難であることを理由に
今季のJ3への参加を辞退したこともあって、
「週に2試合が行われた翌週は必ず週に1試合」で、
しかもこの「2週で3試合」がルーティンとして続くわけではない日程は、
そこまでタフなものではないと思います。

一旦はトレーニングも覚束なくなり、
新たにコンディションを作り直して迎える開幕直後こそは
コンディション面の懸念と怪我の心配は高まったままですが、
そこさえ乗り切れれば、
当初懸念していたほどには不安を抱かなくても大丈夫だろう、と。

J3を戦うにあたっては、
コンディション面や怪我への不安が軽減されたと思うのですが、
一方で、(FIFAの決定に従い)Jリーグが設定した
「交代枠5人(交代回数はハーフタイムを除き3回まで)」というルールは残るので、
試合中の強度担保や大胆な戦術変更(予め数人のユニットとそれを活かす戦い方を決めておく)において
「2チームを作る」という
「超過密日程の20年シーズンは『2チーム+ユーティリティー』で乗り切れ!」の考え方は
活かせる部分があるように思います。
(同じような2チームを作るのではなく、特徴的なユニットを用意するということにはなりますが)
(J2の第2節:愛媛−徳島において、
 愛媛が前半0−3からハーフタイムの3枚替えという大胆な動きもあって逆転、
 4−3での勝利を収めたというのは、
 おおいに参考にすべき事象だと言えるでしょう)



話が記事の供養から膨らんできたので(笑)
まとまってないけど締めます(笑)

5月29日時点でこういう記事を書いて、上げる準備だけはしていたよ……という話でした。


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