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【カマタマーレ讃岐】2023シーズン新体制発表会を観て、雑感



3年ぶりに有観客で行われた新体制発表会。
今回もYouTubeでのLIVE配信が行われたので千葉県在住の自分も観ることが出来ました。
ありがたや。
2月4日に行われたこちらの会について、
気になったところを書き留めておこうかと思います。


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カマタマーレ讃岐2023シーズン新体制発表会・サポーターミーティング(該当の動画へ飛びます)
LIVE配信された動画のアーカイブはこちら。


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【新体制発表会パート】(動画の13:18〜1:44:05)


・三豊市の山下市長の口から出た
 「三豊市の殆どの中学校にはサッカー部が無い」というのは
 なかなかに重みがあるな…、と。
 サッカーに限らずだけど、
 少子化と教員の不足によりこういったことは恐らく何処ででも起こっていて、
 クラブチーム、とりわけ該当地域にプロクラブが存在するのであれば
 その存在意義はこうした部分のフォローにもあるのだろうなと感じました。
・香川県サッカー協会の嶋会長が口にした
 「地元にJクラブがあることのありがたさ」も重たい。
 2010年から2018年まで指揮を執った北野誠氏も常々口にしていたけど、
 やはりこの火は灯し続けなければいけない。
・出来ればショウとして発表会そのものをもう少し華美に出来ればと思うけど、
 予算や準備の関係でそれは叶わないとして、
 それでも抑えるべきポイントはしっかり抑えて欲しいところ。
 選手、スタッフが客席脇の通路を通って登壇するという発想は悪くなかったけど、
 それは選手、スタッフの顔と名前を覚えてもらうことよりも優先されるべきことなのか?
 名前が読み上げられステージ上のスクリーンに表示されてから
 実際に選手が登壇して客席を向くまでにラグがあり、
 「今、前を向いた選手が誰なのか」が、
 予めその選手の顔と名前を把握しいなければ理解出来ないというのは、
 自分は、紹介として「失敗」だと思う。
(去年は配信向けの演出としてもっと上手くやりなよ的なことを書いたけど、
 今年は現地向けのそれとしてもよろしくなかったと言える)
・赤星のマイクの持ち方が、
 少女漫画で背景に薔薇を背負って登場するキャラクタ、
 もしくは、
 毎年ディナーショウを開催するクラスの歌手の、それだった(笑)
・去年も書いたけど、
 転換や繋ぎで流れてる曲について
 テロップでも動画の概要欄でも紹介が無かったのは残念。
 サポーターミーティングの後の本多春奈さんコーナー(コーナー?)で
 本多春奈さんの
 「飲食やってる身としては(フードパートナーの協力店について)もっと告知して欲しい」
 という言葉に
 スタッフの三宅さんが「足りませんか?」と答えていたけど、
 ここはちょっと強い言葉で言わせてもらいたい。
 全然足りてないですよ。
 現状で足りてると思ってるのであれば相当マズいです。
 クラブのあらゆる発露のタイミングがすべての告知のチャンスだし
 (だから曲についても曲名とアーティスト名は最低限テロップで出して
  配信サイトへのリンクを動画の概要に貼るくらいのことは当たり前にするべきだと思ってる))
 発露した時にちょっとでも関連する内容があれば強引に告知に繋げる意識を持たないといけないと思います。
 トレーニングフードパートナーについて言えば、
 公式サイトにトレーニングフードパートナーをまとめたページが無い時点で落第点です。
 店名、アクセス、営業時間、おすすめメニュー等の写真なんかを添えた記事を協力して頂いてるお店ごとに作って、
 それらをまとめてトップページに常時リンクを張っておくのは最低限じゃないですかね。
 ツイート含めて情報というのはWebで一旦発表したところで、
 すぐに押し流されて見つけづらくなっていくものです。
 それを少しでも押し留めるのはマストな作業ですよ。
 シーズンを終えてから選手の移籍情報まとめをトップページに貼ってるのだから
 そうした認識はあるのだと思うのですけど、
 スポンサード、協力してくださっている企業やお店に対してその意識は持てないのでしょうか。
 各種情報へのアクセスが容易であることはコアサポにも新たに興味を持ってくれた人にも大事だし、
 その情報がスポンサードや協力して頂いてる企業やお店のものであれば広告価値の維持にも繋がります。
 県外サポなので(和泉彼方は千葉県在住)Web周りには特に注視してますけど、
 県内でも地域が離れていれば情報収集はWebを活用するでしょう。
 「事務所が高松、スタジアムが丸亀、練習拠点が三豊と分散しているのはどうなんだ?」と
 サポーターミーティングで質問があったように、
 日本で一番面積の小さい香川県での高松、丸亀、三豊の距離感ですら「離れてる」と認識されています。
 そうしたことを踏まえて、情報入手への手間を極力省き、物理的な距離感を心理的には縮めるだけの告知が打てているのか。
 また、自分は香川県内に在住の讃岐サポをTwitterで多数フォローしていますけど、
 「街でカマタマーレについてこんなことがあった」みたいなツイートの数から推察するに、
 (ここは推察に過ぎないので強くは言いません/言えませんが)
 リアルに触れることの出来る告知も足りてないのだろうなと思います。



【サポーターズミーティングパート】(動画の2:13:23〜3:52:08)

昨年同様に、サポーターから事前に募った質問を進行役であるDJ HYROが代読。
池内社長と竹内強化部長兼地域連携リーダーが答えるという形式で進行。

19年からサポーターズミーティングを観てきていますが、
今回も前年までと重複した質問内容、要望が多かったですね。
特に行政との連携が重要になるものに集中している感じで、
これは恐らくですけど、
クラブの事業規模が大きくなって
「必要な費用は(その大部分を)クラブが負担しますので、どうにか」と
行政に言えるようにならない限りは
劇的に改善されることは無さそうな印象を受けています。
殆どが毎試合Pikaraスタジアムに足を運んでいるような人からの質問・要望であるので
(内容的にそう捉えて間違いないでしょう)
それらに改善が望めそうにないというのは非常にしんどいですけどね…。
そうした中で、
まったく別の質問への回答ではありますが
「クラブの事業費が上がることでチームが強くなるのか、
 チームが強くなることでクラブの事業費が上がっていくのか、
 あくまで私見だが今は後者の方が速いと感じている」
(要旨)
との言葉が竹内強化部長兼地域連携リーダーからありました。
チームの成績が向上することで集客と営業に好影響が及ぶ未来の方が
現状では確かに想像し易いですよね。
そしてそのわかり易い例は、やはりJ2昇格でしょう。

編成関係の質問については、
竹内強化部長兼地域連携リーダーの、
J1で優勝した際の経験談が非常に説得力がありました。
米山監督も口にしている「一体感」を「作ろうとしている」のは
そういうチームに近づくための資質を持った選手を念頭に
編成したことからも伺えます。

最後に。
佐々木匠についてと結城友奈は勇者であるについての人は
佐々木匠を獲得するまで、結城友奈は勇者であるとコラボするまで
来年以降も同じ質問をしてくると思うんですけど、
もう無視でいいんじゃないですかね。
あるいは、冒頭か質問の募集段階かで
「他クラブ所属の選手や特定案件を指すコラボレーションについての質問は
 名前が挙がる方々に対してもいい影響が無いので回答を控えさせて頂きます」
といった宣言をするか。
サポーターを自称するのであれば、
クラブに悪い影響が出るかどうかは考えて欲しいなと思います。
(おもてなしについては一つの意見としてアリな範囲だと思いますけど、
 個人的には池内社長の意見に賛成です。
 何事にも地域色があり、誰かを腐したり貶めたりするものでなければ尊重されていいでしょう。
 全国各地にJクラブがある意義のひとつであると考えます)
(多分昨年と同じ人からの質問だったと思うんですけど、
 昨年の酷かった点を脱却出来ていたのはとても良かったと思います)
(上から目線で申し訳ないけど、昨年のおもてなし関連の質問は本当に酷かったのでね…)



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