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【カマタマーレ讃岐】2024シーズン・サポーターズミーティング【感想】



今回は初の試みとして新体制発表会とは別開催となったサポーターズミーティング。
YouTubeで当日の模様が配信されたので、
(現地参加が現実的でない千葉県在住マンとしてはありがたい限りっス)
早速チェックしました。
2月11日に行われたこちらの会について、
気になったところを書き出して行きたいと思います。


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カマタマーレ讃岐サポーターミーティング2024(配布資料は説明欄よりご覧ください)(該当の動画へ飛びます)


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経営状況について
思ってたよりは全然踏み留まれている印象。
何よりもコロナがありましたからね…。

収入増の施策として、グッズのPR強化やトークン(フィナンシェ)という話
うーん…。
細々と(これでも我慢して時折という頻度にしつつ)Twitterで指摘してますけど、
正直な話、発信が全っ然足りてないんですよね…。
少なくともWebにおいてはその質も低いと言わざるを得ないですし…。
フィナンシェなんかは
専任のスタッフを置いて得点者予想と月間MVPくらいしか企画が無いって、
自分の常識からするとちょっと信じられないレベルなんですよね…。
讃岐を追いかけ始めてからずっとこの状況が続いてることを鑑みると、
宣伝や企画について専門の人間を連れてくることもなく向上するとは思い難いですし、
スタッフの増員を考えてるようには見られないので、
そうなると来季も…。
個人的には、選手一人減らしてでも、
Webかデザイン(出来れば両方欲しい)に強いスタッフを入れるべきだと思ってます。

収入増の施策として、大口スポンサー獲得への動き、小口スポンサーの掘り起こし、東京での活動という話
コロナにおいても経営がどうにか踏み留まれているという印象が
営業努力においてもたらされてるのだとしたら、
大口スポンサーの芽もゼロではない…のかな。
この点は正直わからないです。
小口スポンサーの掘り起こしについては、
大口スポンサー獲得よりもむしろ芽が薄いような気がしていて、
メリットが極めて少ないというのがその理由です。
頻度、手段といった発信力、企業間を繋ぐハブとしての企画力が
讃岐からは殆ど感じることが出来ず、
スポンサードに対する見返りに乏しいと言わざるを得ないのが現状だと思います。
そうした中で、小口の、自社の規模に対する負担が大口のそれよりも大きい会社が、
果たしてスポンサードに踏み切ってくれるのか。
一方で、東京に拠点を設けて県外スポンサーの獲得を目指す流れはとてもいいと思います。
メインターゲットに香川県を含む会社、
香川県出身者が創業した会社というのは
県外にもあるでしょうから、
小口スポンサー獲得への懸念が同様にありつつも
成果に繋がり易いのではと感じます。
この流れの延長線上に、県外サポも少し意識してもらえれば…(ボソッ

8/25のvs福島に1万人集客を掲げた件
池内社長が口にした時に会場が一瞬ざわついたけど、そりゃざわつきますよね…。
23年シーズンの8/19vs今治での5000人達成を受けての構想のようだけど、
あの5000人だってギリギリのギリでどうにか達成出来たもの。
それを倍の人数、しかもアウェイサポの集客は今治より遥かに望みづらい福島を相手に
掲げるってのはかなりのチャレンジ精神だよなぁ…。
今のところ具体的な集客アイデアは無く、
「今治の時は6月くらいから動き始めたが今回は3月からもう動く」というだけでは、
いかにサポと言えども、達成出来そう!という雰囲気は生まれないと思う。
多くの集客が叶ったとしても、
駐車場やボランティアの不足による運営の問題が
現状よりも深刻なものになって当日にのしかかってくるわけで、
その解決策も同時に考えておかねばならない。
せっかく新たに来てくれたお客さんがいたとして、
試合の勝敗以外で不快な思いをして帰路につかせてしまっては
「次」に繋がらないどころか
今後に向けてのマイナスになりかねない。
どうするんですかね、その辺。
クラブが抱えてる問題各種について思うことなんですけど、
特にこの件に関しては、
途中経過の報告をしながら
アイデアを募るようなことをしてもいいんじゃないですかねぇ…。

ボランティアスタッフの方の意見がいちいちもっともで、しかし心強かった件
動画の44:47〜の、ボランティアスタッフの方の言葉は必聴レベルでしょう。
これだけ深く、熱く、真剣に向き合ってくれてる方がいるのだから、
クラブは同等以上の深さ、熱さ、真剣さで応えなければいけないと思うし、
気持ちだけではどうにもならない部分(リソースの限界や専門性を持つ人材の必要性)があるのだから、
その部分については現状とは異なる対応を模索していくべきじゃないかと思う。

「地域連携リーダー」という肩書について
くだけた感じで動きやすくするためのもので、そこに拘りはない(竹内彬)との考え方はわかりましたし、
当人に肩書云々でなく動く気があるなら十分だとも思うのですが、
一方で、地域と組んでの動きがあった際に
「メディアに取り上げられていなくて(サポとの)共有が出来てない面がある」という旨のコメントは
聞き捨てならなかったです。
何のために公式サイト、YouTube、Twitter、Instagramを抱えているんですか?
(メディアほど広範囲に届かなくとも)発信の手段があるのに
メディアに取り上げられることを待っていてどうするんですか?
各種発信が全然足りておらず、その質も低い理由が
このコメントに詰まっていると思いました。
また、仮にメディアが取り上げてくれたとして、彼らが扱うのはその一瞬だけですよ。
日に幾つもあるニュース、トピックスの1つとして流れて行っておしまい。
クラブが積極的に発信して、記録に残して、成果としてアピールしないと駄目でしょう。
公式サイトに「地域連携活動記録」みたいなコンテンツを作る気は無いんですかね?
ふとした時に、
さして讃岐に興味を持ってなかった人の目に止まる、興味を引くためのものを
些細なものでもいいから用意しておく必要があるんじゃないですかね?
地域連携ということで言えば
「あ、カマタマーレって地元の人たちとこんなことしてるんだ。じゃあ応援してみようかな」
と思ってもらうためのきっかけになり得るのに、
メディアに取り上げられるのを待っているだけでは
それを自分たちの怠惰で捨ててることになるんじゃないですかね?
(念のために書いておきますけど、
 竹内彬強化部長兼地域連携リーダーに対して怒ってるんじゃないですよ。
 今回の彼のコメントから透けて見えるクラブの姿勢に怒ってるんです)

ファンクラブの運営について
こうした「◯◯するという話だったが現時点でされていない」という話を、
年に3件くらいは見聞きしますね…。
非常に残念です。
グレード別に対する充実度みたいな部分でも満足する声は聞いたことが無いですし、
(Pikaraスタジアムに足繁く通う人の間で、Webには乗らない形で高評価があったりするんですかね?)うーん…。

総合的に
毎年言われてるようなことについて今年も言われてるなという印象があり、
当たり前のことを当たり前に出来てない現状は依然としてあるのだなと感じます。
特別な資質が必要なわけではなく細かなことの積み重ねでしかないので、
頑張ってもらいたいです。
人を育てるという話をしていた年があったと思うんですけど、
定着率はどうなったのか、
継続して務めている人は相応に伸びているのか。
その結果としての現状なら、また考え直しが必要になるでしょう。
(増員が多くの部分を解決するのではという意見を書き添えておきます)
また、やかんさん(@yakan3101)がツイートされてましたけど、
3年計画とかどうなったの?進捗に触れたり振り返りをしないのは不誠実なんじゃないの?という意見も、
大まかな流れとしては首を傾げる部分の多かった今回のサポーターズミーティングでぶつけておきたいですね。
別に讃岐の話に限らないことなんですけど、
出来てないことや不満点ばかりに目を向けるのはこちらとしてもしんどいので、
宝山湖ボールパーク及びレクザム・カマタマーレ讃岐・クラブハウス完成のような
素っ晴らしいものに限らず、
(これを成し遂げたことでクラブ史に確実に、それもポジティブな印象で、名前が残る!)
「こういう取り組みをしたよ」「こういう成果があったよ」というのを
小さなものでも(それこそ[◯◯の件、今日発送しました!」みたいなものでも)どんどん発信して欲しいです。
地域連携の話でも触れたことですが、
発信してくれなきゃこちらとしては知りようが無いわけで、
知らないことには触れられないんですよ。
発信(≒コミュニケーション)の重要性について、もっと考えて欲しいです。
ポジティブの増幅、ネガティブの軽減、諸々を繋ぎ止める効果…。
発信(≒コミュニケーション)の重要性について、もっと考えて欲しいです。
(大事なことなので2回言った)

おまけ
今回は会議室の長机ということで足元が見えてしまってましたけど、
次回は隠れるもので行うのがいいと思いますよ、社長。



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