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【カマタマーレ讃岐】2023年シーズン開幕前に書いたことの振り返りと2024年シーズンに期待すること



こちら→(2023年シーズンの予想フォーメーションとか期待することとか )を読んで頂いてる前提ですので、
よろしくどうぞ。


○2023年シーズンを振り返ってみて○
開幕前に書いた期待に対して、
「数字としては物足りなく、内容としてはまずまず」という結果だったな、と思っています。

数字を伴って書いたのは
「1桁順位でシーズンを終えることが出来たならば十分に成功」という
順位についてのみだったんですけど、
自分の期待に対しては未達の(20チーム中)16位という結果となりました。

シーズン中に何度か言及していたんですけど、
ベンチの采配で引き分けられた、勝てたと思える試合が幾つかあって、
(2024年シーズンのサポーターズミーティングで竹内強化部長が触れた
 「紙一重」の試合はこれに含まれないと自分は考えています)
そこで落とした勝点を加味すると
1桁順位というのは十分に達成出来たものだと思っているので、
(9位の松本山雅とは勝点差10)
その意味ではとても残念です。

ただ、同時に、
米山監督に
「シーズン序盤はなりふり構わず(フォーメーションを大きく動かしてでも)勝点を拾いに行っていた」
「シーズン半ば以降、降格圏がチラついて来た時にはより現実的なサッカーをする」
という傾向があったことも踏まえる必要があると思っていて、
この視点に立つと、
「ベンチの采配で引き分けられた、勝てた」試合は
「そういう助けが無くても引き分けられる、勝てるチームになるんだよ」という
メッセージとして捉えることが出来るし
(結果としてまだそういうチームにはなれないでシーズンが終わった)
2024年シーズンは、
2年目の采配ということでより昇格への期待がかかる2024年シーズンこそは、
拮抗した試合においてベンチからピッチ内を助ける動きが見られるのではないかなと思っています。


まずまずと評した内容について。

選手のもうひと伸びで、あるいは采配で、
勝点を積み重ねられた惜しい試合を、
モノにすれば十分に上位を伺える数だけ演じられた
…というシーズン全体の視点からも、
守備の構築や崩しにかかる場面の完成度
…という試合単位での出来不出来という視点からも、
及第点をつけられるのではないかな、と。

開幕前の米山監督の言葉からは
もう少しカウンターの鋭さやオートマティズムを重視したチームが作られるのかなと思っていて、
その意味ではキーワード的に挙げられていた「機能美」という言葉からは
やや離れているなという印象。
ただ、シーズン序盤に勝点を拾うために繰り出していたフォーメーションの多彩さと
選手の個性を落とし込みながら構築した基本フォーメーションの4−4−2は
組織を意識しているからこそのもの。

この4−4−2が「機能美」に昇華した時が、
「紙一重」をモノに出来るチームへの進化ということになるのでしょう。




○2024年シーズンに期待すること○
米山体制2年目ということで、
2023年に築いたもののブラッシュアップが為されることは大前提。
不足を感じた箇所の補強したハズだし、
宝山湖ボールパーク及びレクザム・カマタマーレ讃岐・クラブハウスという環境も整い、
言い訳は出来ない状況。

とは言え。

「紙一重」を乗り越えるのって容易に出来ることではないわけで、
よっっっぽど上手くコトが回らない限りは
優勝争いに絡んでいくことは難しいのではないかと考えています。

もちろん、一足飛びにチームが伸びていく可能性がないわけではないですし、
そうした実例は世界各国のリーグで幾つもあるのでしょうけど、
2024年の讃岐が2023年からの着実な進歩の先に辿り着く場所としては
PO圏内への進出、それも5位6位に僅差で滑り込む…辺りが
現実的ではないかな、と。

というワケで。

順位としては6位(とPOを勝ち抜いての昇格)を。
集客に寄与するという部分で
ホームにおける高い勝率と
すべてを出し尽くして勝敗に関わらず初めて観た人でも応援したくなるような戦いとを、
期待しています。


















○完全なる戯言○
J3はやっぱり走り勝つことの重要性が高いリーグだと思うので、
(これは「FW・赤星」には非常に申し訳ない提案であるのは間違いないんだけど、
 2023年シーズンに見せた彼の貢献を評価しているからこそのものであることも理解して欲しい)
スタメンFW赤星で彼へのロングボールや彼のチェイスを活かしたハイプレスで相手の消耗を誘い
65分〜70分には間延びしてしまうような試合展開に持ち込み、
そこで川西やフレッシュな選手を投入してスペースを謳歌、創造性を発揮してもらったり、
左で吉田のドリブルや右サイドでの下川/森を中心としたコンビネーションで相手を切り裂いたり……で、
終盤の決勝点で勝つというのがパターンになるといいなぁ、と。

理に適った勝ち方の1つだと思うし、
終盤の1点が決勝点になるにはまずもって堅い守備で同点で推移しなくてはならないわけで、
これは簡単に負けないチームになるという米山監督の言葉とも一致するベクトル。
更には、ドラマチックさ、劇場度が高まるので、集客にもいい影響があると思うんだよね。



up date(this page):24/02/20



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