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【カマタマーレ讃岐】2025年シーズンオフの動きと雑感
今年もこの季節がやって参りました。
各種契約のリリースについて、この記事で雑感と共にまとめていきます。
最終的にはだいぶ長い記事になりますので、
「起きた動きだけ確認したい」という方は、こちらをどうぞ
(2025/12/02:和泉彼方)
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25/12/01【契約満了】ANGUA(エムシーファッション株式会社)(ユニフォーム)
2023年シーズンより続いていた、ANGUAをシンボルとした協働プロジェクトの契約が満了とのリリース。
サポーターの立場でのみ言えば、
オーセンティックユニフォームでの低価格化を実現してくれた
有り難いプロジェクトでしたが、
始まりがあれば終わりもあるということですね…。
3シーズンに渡り、ありがとうございました。
25/12/02【退任】金鍾成(監督)
J3退会(JFLへの降格)が現実味を帯びてきたシーズン半ば、
残留に向けて監督に就任し、そのミッションを完遂してくれた金監督でしたが、
契約満了に伴い退任という運びになりました。
難しい仕事を引き受けてくれたこと、そして成功させてくれたことに対し感謝の念に堪えません。
半年にも満たない短い間でしたが、本当にありがとうございました。
25/12/03【契約満了】丹羽詩温(FW)
左右に流れて起点になる動きからボックス内で勝負強さを見せるストライカーが契約満了に。
単年契約だったことが予想外で、びっくりしました。
今季は早々に長期離脱を余儀なくされる負傷があったため、
当人も不完全燃焼の一言でしょう…。
次のクラブで、魂燃やしてゴールを量産してくれることを祈念します。
「カマタマーレ讃岐は死んでいない」は残留へ向けて必死だったシーズン最終盤のサポーターに
滅茶苦茶響いてました。
25/12/03【契約満了】宮市剛(DF)
高さ、速さ、強さというフィジカル要素でサイド、前線、最終ラインと
どのポジションでも存在感を見せられるDFが契約満了。
彼も単年契約だったとは…。
丹羽詩温と宮市剛が単年契約だったことから、
クラブが25年シーズンを勝負の年と捉えていたことを改めて感じますし、
満了リリースとなりそうな選手として想像する名前が増えています。
戦力としての彼は、
負傷離脱から復帰のタイミングが監督が代わっていたことや置かれていた順位もあって、
讃岐が声をかけた時にしたであろう話からは異なる流れになっていたのでは?と推察されます。
その意味では、彼も不完全燃焼だったと言えそう…。
次のクラブでは岩手の頃のような通年の活躍を。
25/12/03【契約満了】小松拓幹(DF)
大卒ルーキーとして加入、6年間を過ごしたハイタワーが契約満了に。
24年4月に負ったシーズンを棒に振る大怪我から満を持して復帰というシーズンでしたが、
蓋を開けてみたら3バックには本職CBではない選手が起用され、
彼のベンチ入り/試合出場は負傷者が出ての「繰り上がり」だったということもあり、
チーム内での評価が高くはないのであろうとは思っていました。
残念ですが、仕方ないですね…。
次のクラブでは今季以上にサッカーへの飢えを表現して、
当該クラブのサポに「小松がいれば大丈夫」と思わせるプレーを見せてください。
25/12/03香川県立丸亀競技場ネーミングライツ取得に関するお知らせ(PDF)
四国化成ホールディングス株式会社より嬉しいリリース。
STNetとの契約が終了して空白状態となっていた、
カマタマーレ讃岐のホームスタジアムである香川県律丸亀競技場のネーミングライツを
四国化成ホールディングス株式会社が取得したとのこと。
これにより、2026年1月1日から2030年12月31日の期間は
四国化成MEGLIO(メグリオ)スタジアムとの呼称になることとなりました。
施設の維持・修繕に関してネーミングライツ契約の有無は大きな問題ですし、
丸亀競技j……四国化成MEGLIOスタジアムの環境は、
そのままカマタマーレ讃岐のJリーグスタジアム基準に関係してくるので、
ほぼほぼ直接、クラブへ影響するニュースと言ってよいでしょう。
四国化成ホールディングスさま、ありがとうございます!
25/12/04【契約満了】澤田将(DF)
10代をスペインで過ごし前所属がポルティモネンセU-23という面白い経歴を持つ右SBが約半年の契約を満了。
クラブ公式Twitterを見る限りではポジティブな雰囲気を伝播させられるタイプの選手のようで
そうした側面でも期待していたのですが、
残念ながら試合でプレーを観る機会が無いままとなってしまいました。
次のクラブでは、ピッチ上での笑顔が見られますように。
25/12/04【契約満了】エドゥアルド(MF)
初の海外挑戦に香川の地を選んでくれたブラジリアンが契約満了に。
「クラブのために常に自分のすべてを出してきました」というコメントに偽りが無いことが
伝わってくるプレーぶりでしたが、
契約更改には至らず。
どの国、クラブに行っても、その真面目さ誠実さで頑張って!
25/12/06【契約満了】岩岸宗志(FW)
今季後半はSH起用で新境地を切り開きつつあったFWがクラブを離れることに。
身体のバネを感じさせる走り、跳躍は期待を寄せるに十分な選手だったのですが、
数字に残らない部分での貢献も大きいタイプではないFWとしては、
やはり得点数が物足りなかったか…。
讃岐での経験を、是非とも次のステージで活かして欲しいですね。
25/12/07【契約満了】ノ スンギ(MF)
夏の市場で加入した若きボランチとの契約が満了というリリース。
短い在籍期間の中でもベンチ入り、試合出場の機会をしっかり掴みはしたものの、
立場を確立するまでには至らなかったということでしょう。
琉球での金監督との仕事もあったので、
金監督が来季も指揮ということであれば話が違ったのかも知れませんが、
巡り合わせというやつですね…。
これからのキャリアが良いものとなりますように。
25/12/08【就任】大嶽直人(監督)
2022年、2023年の鹿児島で中盤の構成力と前線の個の力を活かしたサッカーでそれぞれ3位、2位。
2024年、2025年8月までのF大阪で堅守速攻とサイド攻撃のハイブリッドなサッカーでそれぞれ6位、4位(退任時)と、
J3をよく知り、結果も残している人材を監督として迎え入れることに成功。
これは百年構想リーグ、26/27シーズンに向けて期待が大きく高まるリリースですね…。
競技力と順位の向上のため、選手たちをよろしくお願いします!
25/12/09【契約更新】森勇人(MF)
捌いて良し仕掛けて良しのアタッカーが早々の契約更新。
負傷離脱があったわけでもない中、加入以来ダントツで数字が残せなかったシーズン。
巻き返しを期す新シーズンにはもちろん、
良い「チームの文化や風土」を作っていく上で、責任感の強い彼が必要だと思います。
「森はやってんのか」への答えに期待!
25/12/10【新加入】辻岡招真(DF)
地元出身且つ高松大学所属のDFの加入内定リリース。
ええと、気になる要素が多過ぎる(笑)
リリースによると「守備的なポジションをマルチでこなせる、ポリバレントな選手」とのことだけど、
現在、高松大学では右CBでプレーしているそうで、
176cmでのCB起用は跳躍力等のフィジカルに秀でてるとみていいのでしょうか。
また、DFでありながら四国大学リーグ得点王なのも凄い…。
リスタートのターゲットとして優秀なのかと思いきや
TLの讃岐サポが直接FKを叩き込んでる映像を早速掘り起こして来てるし、
そもそも今年、讃岐トップチーム及びU-18との練習試合で、どちらの試合でもゴールしている…。
そして、本稿執筆時点で北九州に所属の、辻岡佑真の実弟…。
ともかく。
色々な方面で期待をかけたくなるリリースでした。
ようこそ、カマタマーレ讃岐へ!
25/12/10【契約満了】高橋尚紀(MF)
FC刈谷へ期限付き移籍をしていたサイドアタッカーが契約満了に。
自ら「怪我に苦しんだ」というコメントを残していますが、
これは「コンディションさえ整っていれば」という自信の裏返しかなとも思います。
(もちろん、そこまで含めてのプロでしょうということは前提で)
いわゆる「全社」でゴールを決めてもいますし、
次のチームではコンスタントな活躍を。
(なお、FC刈谷からは期限付き移籍期間満了のリリースが出ています)
25/12/10【契約満了】竹村俊二(MF)
FC延岡AGATへ期限付き移籍をしていた左利きのボランチが契約満了に。
怪我人などのチーム状況を踏まえれば今季序盤はチャンスがありそうな感じでしたが、
残念ながら立場を確立出来ずに夏の市場での下位カテゴリへの期限付き移籍ということで
予想されたリリースとなってしまいました。
「またどこかでお会いしましょう!」がJのピッチで果たされることを願っています。
(なお、FC延岡AGATAからは期限付き移籍期間満了のリリースが出ています)
◯まとめ◯
【退任】
金鍾成(監督)
【契約満了】
丹羽詩温(FW)
宮市剛(DF)
小松拓幹(DF)
澤田将(DF)
エドゥアルド(MF)
岩岸宗志(FW)
ノ スンギ(MF)
高橋尚紀(MF)
竹村俊二(MF)
【新加入】
辻岡招真(DF)(高松大→)
【就任】
大嶽直人(監督)
【契約更新】
森勇人(MF)
last edit(this page):25/12/11
up date(this page):25/12/02
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