menu>football>match
C大阪 4−0 新潟
J1/第14節
(17/06/04:金鳥)
DAZN
C大阪スタメン
________杉本________
柿谷______山村______水沼
_____ソウザ__山口______
丸橋____山下__マテイ___田中
________キム________
新潟スタメン
________山崎________
鈴木___T・ガリャルド____ホニ
______小泉__原_______
堀米____ソン__富澤____川口
________守田________
好調をキープしているC大阪と、
低迷が続き監督交代となってからリーグ戦3試合目の新潟。
その「現状」がありありと出た試合となった。
前半はボールを握って攻めるC大阪に対し
新潟が耐えてカウンターを狙うという構図で推移。
ボクシングのラウンド判定で表せば10−8ないしは10−7でC大阪といった感じで、
このまま行けば90分が終わった時に1−0か2−0でC大阪かなと思われたが、
後半開始と同時に様相が一変。
前からの圧力を強めた新潟に対し、C大阪の足がまったく動かない。
好機を演出出来たとは言い難いものの新潟が押し込む時間が続き、
前半終了時の結果予想が疑わしくなったのだが、
C大阪の左CK時にソン・ジュフンがまさかのPK献上。
これを柿谷が落ち着いて決めて、C大阪が先制に成功。
同時に、試合が決まってしまった。
まったく流れが掴めなかったにも関わらずゴールしたことで
幾らかは活発化した(前半の出来からすれば70%くらいだけどね)C大阪と、
そんなC大阪とは正反対に崩れていく新潟。
そのさまは、スコアにハッキリと表れてしまった…。
あのPKが無ければ、新潟は勝ち点1は持ち帰れたかも知れない後半だっただけに、
悔やまれるねぇ。
…なお、新潟が失点後に崩れなかったとしても、
あの攻撃では勝ち点3を持ち帰ることは難しかったと思う。
C大阪。
柿谷と水沼で幅を、杉本と山村で深さを、しっかりと取り、
どこからでも崩して行けるよ、という攻撃陣。
気の利いたポジショニングとボール落としマンとしての能力を発揮していた山村…。
話に聞いてはいたけど、ホントに見事にフィットしていた。
何で今まで後ろの選手だったんだ。
そしてこのポジションに据えたユン・ジョンファンの有能さ…。
柿谷と丸橋の左サイドは強烈。
チームとして押し込むこと以外には、この2人を抑えるのは難しいかも知れない。
ソウザは、もっと自由に動き回っちゃう選手だったと思うんだけど、
今日は居るべきところに居た印象。
ユン・ジョンファンが手懐けたといったところか…。
,a href="http://kanata0954.nobody.jp/football/match/170304.html" target="blank">第2節、アウェイでの浦和戦では「アリバイ」と評した杉本と柿谷の守備だけど、
杉本は少し、柿谷は(サイドに移ったということもあってだろう)だいぶ改善されていた。
新潟がイマイチだったことを差し引いても、
46分〜65分くらいの悪い時間帯でも失点しそうな雰囲気は無かったし、
好調であることがよくわかる試合でした。
新潟。
失点後に崩壊してしまったこともそうなんだけど、
全般的に、ポジティブに感じられる要素が無かった。
見るからにカウンター狙いの布陣ではあるんだけど、
まずもって全体が低く構えているので相手ゴールまでが遠いし、
しかも前4枚のカウンターへと飛び出す一歩が速くなく、
サポートやボールの預け方についても整理されている感が無かった。
遅攻についても確立されたものが無い…のは就任間もないから仕方ないのかも知れないけど、
こういうやり方で行こうというものも見えなかった。
チアゴ・ガリャルドは前目に待たせておくよりも自由に動かした方がいいと思うのだが。
後半の半ば以降、原がCB間に降りて組み立てようとするも
顔を出すよう盛んにゼスチャーを見せているのに
中盤に応える動きが見られなかったのは切なかった。
ビハインド時の選択肢も含め、第4節、アウェイでの横浜FM戦の時のような、
チアゴ・ガリャルドを中心にボールを握る方向性の方がいいと思うけど…。
menu>football>match