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東京V 3−3 讃岐
J2/第24節
(17/07/22:味スタ)
DAZN


東京Vスタメン
______マルティネス______
____梶川______ピニエィロ_
安在____渡辺__中後____安西
_____平__永田__井林____
________柴崎________



讃岐スタメン
_____木島徹__仲間______
_____永田____渡邉_____
長澤______山本______武田
____中島__岡村__李_____
________清水________



前半は対東京V仕様の守備を敷いた讃岐が、ボールを持たせて試合を支配。
後半は、半ば過ぎから間延びしてくる中での打ち合い。
選手を代え、配置を変えてリズムと好機を生み出した東京Vと、
両ゴール前を行き来する展開であれば迫力が出てくる讃岐とが
互いに相手ゴールへと詰め寄るも、
ドローでフィニッシュとなった。



東京V。
前半はいいところがまったくナシ。
ビルドアップはもはやしっかりと研究されており、
何かしらの変化が必要だろうね。
DHが積極的に降りるカタチが有効だとは思うけど、
ロティーナ監督はそれを嫌っているようなので、
どういう手を打ってくるか。
前半と後半でWBを入れ替えて「逆足」にしたのは大当たり。
安西(と安西が躍動するまでは高木善)の左サイドから
ファーでピニエィロがフィニッシュのカタチは良かった。
5月のアウェー讃岐戦ではスタートから逆足WBだったけど、
こうまでカタチは出来ていなかった。
熟成してきたということだろうね。
今後も、この「逆足WB」は強力なオプションになりそう。
一方、この試合では前線からの守備が終始良くなかったと言えると思う。
特別秀でているわけではない讃岐のビルドアップを
(しかも今日は東京V仕様の3バック+アンカーという特殊なカタチである)
殆ど阻害出来ていなかった。
新加入のマルティネスがCFで連携がまだまだなことを差し引いても、
ここをしっかりしないと後ろがしんどい思いをするし、
高い位置で奪えればピニエィロや高木善なんかはショートカウンターで
もっとゴールが増えるハズ。



讃岐。
前半終了間際のイージーな1失点目が勿体なさ過ぎるのと、
千葉戦でも面白いようにやられた左サイド浅い位置からファーへのクロスに対し、
まっっったく対応出来ていないことの2点に尽きるかな…。
クロサーをもっと制限しなくてはいけないし、
右CB、右SB(WB)は、外(背後)から入ってくる選手が捕まえづらいのはわかるけど、
試合中に修正していかなくちゃならない。
(と言うか、千葉戦でさんざやられてるのに練習はしてないのだろうか?)

これまでベンチ入りすらなかったのにいきなりのスタメンとなった長澤は、
悪くなかったと思う。
今日観た限りでは取り立てて速さも上手さも無いけれど、
球際と身体の強さはまずまずで、走り切ることは出来ていた。
アレックス加入もあるし定着するかはわからないけど
こういう選手が出てくるのは大歓迎。

中島は、千葉戦のラリベイに続き、
今日はピニエィロに手を焼いていたな…。
スピードでちぎられるというよりも、
駆け引きの中で背後を取られていたのが気になった。
ピニエィロのスピードを気にして、駆け引きで後手を踏んだのかなぁ…。
2つの失点シーンでボールに被っていたのも印象が良くない。
エブソンが怪我で離脱している今、チャンスなんだから、しっかり糧にして欲しいね。



6試合ぶりの勝ち点か。
3ポイント欲しかったし、それは高望みではない展開だったけどなぁ…。
3−3にされた後については「よく踏みとどまった」と思うけど、
そもそも2−3にした後に3−3にされちゃいかんのだし、
もっと言えば前半終了間際の1−2になった失点が悪かったよな。
点差と残り時間とキモチってのが作用するのは、
自分たちが先の山口戦で感じてたハズで、
だから0−2で前半を折り返して欲しかったんだけど。

しゃーない。
「あの勝ち点1が効いたわ」と、シーズン終了時に言えるように頑張ろう。




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